と決めて食べたのですが、そうめんの食べ方に少々疑問があるのです。
大きなガラスの器にそうめんを氷水と一緒に盛り付ける。そしてこれもガラスの小さな器のだしにつけては食べる・・・
一見、涼しげでいかにも夏の風物といった感じですが、水分を多量に含んだそうめんによってつけだしはどんどん薄くなってゆく・・・ ということで、そばやうどんのように、ぶっかけで食べようと思ったわけです。ゆがいた後のそうめんをできるだけしっかり水を切り、適当な具をのせて市販の麺つゆをぶっかけるだけ。言うまでもないことですが、おろししょうがだけは忘れてはいけません!
ここでよーやく登場!浅鉢です。(ここまでくるのが長かった) ご飯物ならどんぶりでも良いのですが、麺類はやや大きめの浅い鉢がいい!というのがうつわ好きの主張です。盛り付けたものが器のふちより高くなるのでバランスがいい!そして何より、おいしく見える!
夏はガラスと言われますが、漆の器で頂くのもなかなか風流です。 この浅鉢はhideが始めて作った漆の器です。もう3年ほど使っているのですが、漆の特質である『艶と透明感を増す経時変化』によってだいぶいい感じになってきました。
ということで、一人満足顔でそうめんをほおばるhideでありました。