初めて写真なしの記事です。
何だかそれだけのことでドキドキします。
最近、ようやく自分の作るうつわをギャラリーのオーナーさんに見て頂く機会がでてきました。
それで思うことを少し書かせて頂きます。
そりゃぁ勿論、現時点での「自分なりのいいうつわ」。
使いやすさという点では、例えば持ち易さや重なり具合、適度な重さ、料理の盛り易さ など
見た目のよさは、自分の個性がきっちり現れているか など
さまざまなポイントがあるとは思うけれど、
「持ち易さ」ひとつとっても、自分ではそうしたつもりであっても見る人が見ればまだまだ「持ちにくいうつわ」でしかない。
自分の「つもり」は結局、その人の考える領域を超えない。
自分のいいうつわが、他の人から見てもいいうつわと言えることは本当に稀なことじゃないだろうか?という気になる。
でもアドバイスしてくれる人の言うことを聞き入れ過ぎると、もうそれは自分のものではなくなってしまう。
自分の主張との曖昧な境界線の見極めというか、バランスが難しい。
でもアドバイスを頂けることに感謝し、またつくる。
自分では使わないスパイスをちょっと利かすことによって、新しいうつわに生まれ変わるような瞬間を味わえる。
これもまた新しい発見だし、楽しい。
微妙な境界線がうっすら見えてきたような気になる。
褒めて頂くのは勿論嬉しいことですが、はっきり意見して下さる人の存在を凄く大切に感じています。
2年ぐらい前、私もそんなジレンマを感じたことがあります。
福祉係の仕事をしていると「自己満足」に終わってしまうことが多いような気がします。
相手があってこそのこの仕事。
人の手助けをしてお金をいただき、そして感謝までしてもらえる。
なんともありがたい話です…。
でも本当に相手にとって良い支援って本人にしか感じとれないことで、支援する側はこれがいいだろうと想像することぐらいしかできません。
話せる人なら感じたことを言ってくれるけど、そうじゃない人も多いし。
そういう意味では全ての支援が「自己満足」やなぁ、と思ってしまいます。
そんな中、最近私が目標にしていることが「一生アマチュア」です。
別の言葉で言うと「初心忘れるべからず」
自分はプロだと言う人に限って、人から見ると自己満足なことが多くって、おこがましいことしてる。
駆け出しの頃はそれこそ無我夢中で「これでいいのか!?」と常に自分に問いかけ、支援を振り返り、反省できてるけど、ある程度自信がついてくると「これでいい」と当たり前のようにおこがましいことをしてしまう。
ので、「一生アマチュア」でい続けたいと思います!!
以上、24歳の誓いでした。
ようこも大人になったねぇ。
24歳でその域に達するとは!
素晴らしい
たとえ仕事の内容が違っても、
大切にしなければならない共通した考え方ってあるものですよね。
若い頃に立てたその目標をいつまでも持ち続けて欲しいです。
持続することが一番難しいかもしれないですからね。
頑張ろう
個展が決まったのですね、おめでとうございます。
いつか東京でもやってくださいね。
自分のつくるものにはっきりと意見してくれる人の存在は本当に貴重で、大切ですよね。
すべてを聞くことはないけれど、
そういう意見があるということを頭のどこかにおいておくと、
思わぬところでいきてくることもあるかもしれません。
ものづくりとして仕事をしていくのであれば、
自己満足だけではいけないけれど、
自分の世界観も大切にしていかないと、
相手に喜んでもらうことは難しい気もします。
その境界ってすごく微妙でむずかしいですよね。
お互いがんばりましょ。
コメントありがとうございます。
fumiさんとは年も近くて、いつも親近感を持ってブログ読ませてもらってます。
本当にものづくりは難しいのですが、
やっぱり楽しくてたまらないですね
個展の成功目指して頑張ります!
あたまを両手に抱えて「うぅぅぅ~ん!うぉぉぉ~!」って悩んでる姿が想像できるわ。
でもさ、人の意見をいい感じに取り入れたり、自分らしさを通したりする、その「バランス感覚」は、
自信もっていいんじゃないかなぁ~?と感じるよ。
だから、いろんな人の意見を沢山沢山きいても、「自分のセンス」を信じていれば、それを糧にウマーク生かしてしていけるんじゃないかな~。
なんて私が言っても、アマリ説得力ないか!
( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
応援してるよ~!頑張ってねぇぇぇ!(⌒^⌒)b
いつもありがとう!
勿論、「自分のセンス」みたいなものは貫いていくし、根拠のない自信のようなものは持っています。
っと言うか、それがないと
一般に言うところの作家
つまり、何も無いところからものを生み出していく仕事は出来ないと思う。
ただ、きれいに作るだけなら機械でも出来るから。
うつわは毎日使うもの。
だから見た目が良くても使いにくいと、
人は正直なもので、いつの間にか食器棚の奥に・・・なんて事になりかねない。
そこが難しくもあり、楽しい所でもある。
苦悩しながら、楽しみながら、
頑張りマース
私はhideさんの作品は好きですよ。漆塗りってのもいいです。私は作品に使いやすさとかは求めないかな。。。勿体無くって使えない!ってのが本音です。前にブログで作品の一部を見せていただきました!飾っておきたいです☆木って良いですよね。一つとして同じものが無いんですから!私はどっちかと言うと木目重視ですかね(^Q^;)それをどう生かすかは、職人さんの腕ですよね!
父の作品是非見ていただきたいのですが、ブログなど立ち上げてないので(;。;)
もし、また県美展などで展示する事があれば是非見に行ってあげてください。やはりたくさんの人に見てほしいですし♪
私も郷を離れているので、予定が組めれば父を連れて個展に行けたら良いな・・・って思っています。
またもやコメントありがとうございます!
どんどん遊びに来て下さい
そうなんですよね、漆器っていうともったいなくて使えない!なんてよく耳にしますよね。
僕も使う立場の時はそうでした。
でも作る立場になって、やっぱり使うものだから、
できれば毎日使って欲しい!と思います。
だから、毎日使いたくなるようなうつわを目指して制作に励んでいます。
お父様の作品が見られる機会があれば是非とも教えて下さいね!