去年の今頃は、出産を前にドキドキしながら病院のベッドで眠りについた。
ああ、あの日から1年経ったのだ。
tamaが生まれた日のことは、陣痛に苦しみながらも、不思議とはっきりと覚えている。
付き添ってくれたhideと母の顔、交わした会話まで鮮明に思い出される。
生まれたばかりのtamaの顔は、脳裏に焼きつきはなれない。
明日はtamaの1歳の誕生日。
想像を超えた痛みと闘い、必死に生んだあの日のことを思い出した。
子どもの誕生日は、母のためにあるのかもしれない。
子どもを生んだ日のことを思い出すために。
ibuki
2/8~2/22 作品展開催
ぎゃらりぃ 千づ