フィットネス紀行「ピラティス・ボール(60分)-2」
ピラティス・ボール(60分)
やはり平日の夜の6時40分から始まるクラスで、「ジム・ボール」のクラスと同様に、女性が圧倒的に多く、男性は私含めて5,6名といったところであった。
クラスが始まる時点では、壁のボールの3分の1くらいが残っていたが、始まってからもぽろぽろと人が入ってきて、結局、ほとんどのボールはなくなっているような状態となった。
ボールの下にヨガで使用するようなマットを敷いて、滑り止めにしている人もいたので、「私も」と思いマットを探したが、すでに品切れ状態となっていた。この時点でマットがない人が4分の1くらいいたので「同志、同志」とさほどマットがないことが気になったわけでもなかったが、マットを使用している人をよくよく見ると、2枚使っている人もいる。
「まったく」くらいに思っていると、西洋人の男性が私に近づいて来て、「2枚使っている人もいるので、借りたら。」とアドバイスしてくれたが、いずれにしても全員に足りるわけではなかったので、「大丈夫だよ。どうも。」とお礼を言った。
スタジオの外で数人が立って中をのぞいている。受付の女の子となにやら話している様子。「受けたいんだったら、まだボールは余っているから入ってくればいいのに…」などと思っていると、受付の女の子がスタジオの中に入って来てインストラクターとなにやら話を始めた。
タイ語での会話だから、ほとんどチンプンカンプンだったが、その中でも「必要ない。」「大丈夫。」くらいの会話は聞き取ることができた。その受付の女の子がスタジオから出て行くと、スタジオの外で立っていた人たちが中に入って来て、壁のボールを手に取り、空いているスペースを探した。
その後、レッスンは開始されたが、後から参加する人も何人かいた。すると、男性のスタッフが両手にマットをたくさん抱えて持ってきてくれたが、後から参加者が増えた分、私含めて、まだ3、4人分が足りない。
「いいよ、いいよ。」と思っていたのだが、またマットが追加され、私は最後の2枚のうち1枚を取った。すると横にいたオバちゃんが、残った一枚のマットを指差してタイ語で何かしきりに話しかけてきているのだが、意味がさっぱり分からない。「タイ語は話せない。」とタイ語で言おうとしたところ、インストラクターを指差すので、インストラクターのほうを見ると、マットがないではなか。
私は、「うん、うん。」とうなずき、残ったマットをインストラクターに手渡し、これで全員にマットが行き渡ったことになった。
レッスン自体は「ピラティス」ということもあり、体幹(コア)を鍛えるエクササイズが中心となった。どっと汗をかくような内容のものではなかったが、ジワッと心地よい汗が出てきた。
⇒<a href="http://www.i-l-fitness-jp.com/yomoyama/index.html">フィットネス紀行のトップページへ</a>