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ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2022-67 文学座の「ガラスの動物園」観劇

2022年06月17日 | 日記
15日、ついに東北地方も梅雨入りにはいった。
梅雨時は農作業をしても1時間で汗がジッと出てくる。

さて文学座が29年ぶりの上演が「ガラスの動物園」だった。
作者は「欲望という名の電車」で知られるテネシー・ウイルアムズだ。
過去には長岡輝子、江守徹、高橋悦史などそうそうたる方々で上演されていた。

時代背景は1930年代のアメリカ。喧騒と混乱の時代。
父親が家を出て、母子家庭として暮らしている。
かつては上流社会にいた記憶から逃れられない母アマンダ。
不自由な足を気にして引きこもり、ガラス細工の動物たちだけに心を許す姉のローラ。
現実と乖離した母と姉をすて去れず、一家を支えるためこの街で働くトム。
そんな出口の見えない生活がジムという青年の来訪により変化していく。
それは家族に希望の光に見えた。
しかしガラス細工の動物たちが永遠の存在でないことを証明する光でもあったのだ。・・

観劇してラストの終わり方が暗く悲劇的だ。
生きるものたちへ希望の光があったら救われるだろうに。・・
作者テネシー・ウイルアムズの自叙伝ともいわれるが。
ラストシーン、何を象徴しているのか。考ええてしまった。・・




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