goo blog サービス終了のお知らせ 

ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2012-112 井上一郎の国語学習会から

2012年09月23日 | 日記
9月22日1時30分~5時まで 井上一郎の国語学習会
サンセールにて、参加者約70人(うちT学校関係者を除くと50人) 参加費3000円

肩書きはかつて文科省調査官で国研であり、
いつもの国語教育の目標から・・・授業の指導は
とのおきまりコースかと思ったら、そうではなかった。

言語活動を通して知識技能を定着させる。
これは先だっての阿部氏にも共通することを指摘している。

しかし今日、あまりにも単位時間の目標より、
言語活動ばかりが浮き上がって活動主義になっている欠陥授業が多い。
どんな力がついたのか見えてこないのであるが。

内容は討論のくみたてが中心。
グループ学習 そして学級内討論の進行の仕方なのであった。
さて45分の授業でこの方式を取り入れると(私たちはこれを二重討論という)
討論ではなくて発表会におちいりなかなか核心に迫れないのである。

それをどう打破するか 
「一人一人いわない。一斉にノートで把握。
また全体では 一人の意見に同じか付けたしなど瞬時に判断しからませる。

またはカードに書いてはり出すなど。具体的に音楽の鑑賞で行う。
参加者の中にはとても参考になった。と感じた人もいたようだ。

この方法は30数年前から現場、サークルでやっていた実践でもある。
つまり現場で具体的方法が欠除し、ひきつがれていないのかとも感じた。

井上氏は調査官としてかって、現場に改革を指導した立場でもある。
しかし多くの授業をみながら、現場の弱点の克服をせざるをえないのかとも思った。
前日の音読指導での指摘と同様に
私自身、現場の授業を見て以前から危惧し指摘しておりダブった内容でもあった。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする