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讃州菴

讃岐善通寺周辺のちょっと昔を探検してみよう。
善通寺・旧陸軍十一師団・琴平参宮電鉄など。

宇多津町(昭和33年地図)

2014-04-25 | 地図・看板


宇多津町は綾歌郡の中にありながら周りを坂出市と丸亀市に囲まれ、飛び地のような感じだ。

平成の大合併の際、
綾歌郡の内、飯山町は、丸亀市へ
国分寺町は、高松市へ、それぞれ編入され、

綾南町と綾上町は、合併して綾川町となった。

宇多津町は、孤軍奮闘、雄藩とでも言おうか。


宇多津町は、町制施行が明治31年(1898年)と古く、当時はまだ鵜足郡だった。
町制施行して100年を超える現役町は、香川県では、宇多津町と琴平町(明治23年町制施行)のみ。

宇多津町と琴平町ともに町制施行してのち、面積の増減少なく、現在に至っている。




地図の上部には、国鉄の路線が描かれ、その下に国道11号(現、県道33号)が、そしてその下に琴平参宮電鉄の路線が描かれている。




地図は、『香川年鑑1958』(四国新聞社)綾歌郡地図の内、宇多津町拡大。



昭和11年の香川県鉄道事情(琴平参宮電鉄)
郷照寺 他の見所【宇多津町】
観音寺市(昭和33年地図)
「地図・看板」





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郷照寺 他の見所【宇多津町】

2014-04-18 | 町並(宇多津町)


郷照寺から帰って気付いたのだが、郷照寺には、まだまだ多くの見所があった。

「池泉廻游式の庭園」や樹齢400年を誇る「日本一大きいホルトの木」や「地下洞の万体観音」があろうとは。


次回行った時には、行くべし。



平成26年3月撮影。



宇多津町(昭和33年地図)
郷照寺の石垣【宇多津町】



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郷照寺の石垣【宇多津町】

2014-04-14 | 町並(宇多津町)




郷照寺駐車場より境内を見上げる。
城郭の石垣風に見える。

「宇多津」という街とそこに横たわる歴史が、いろんな想像をかきたたせてくれる。



平成26年3月撮影。



郷照寺 他の見所【宇多津町】
郷照寺からの風景【宇多津町】~宇多津の塩田



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郷照寺からの風景【宇多津町】~宇多津の塩田

2014-04-11 | 町並(宇多津町)


厄除けで有名な郷照寺。
その郷照寺より眺めた風景だ。
はるか遠方に瀬戸大橋が見える。

その瀬戸大橋方面に広がっていたのが、角ウ浜だ。
今では、住宅等が建っていて判らないが、昭和47年1月迄、塩田が広がっていた。
想像してほしい。


参照:宇多津町の塩田(昭和23年地図より)




平成26年3月撮影。



郷照寺の石垣【宇多津町】
郷照寺鐘楼【宇多津町】~川津の銅鏡



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郷照寺鐘楼【宇多津町】~川津の銅鏡

2014-04-09 | 近代建築物(宇多津町)


宇多津町にある「厄除けうたづ大師郷照寺」の鐘楼だ。
江戸時代に釣鐘が割れて鳴らなくなったので、鐘の材料として富熊村の庄屋さんとあるお爺さんが川津の山にあるたくさんの銅鏡を運んでくれたという。お爺さんにお礼を言おうとした時にはその姿なく、銅鏡が川津にあった事から、きっとお爺さんは、春日の明神様の化身だったのだろうと噂したという。その銅鏡を材料に鐘を鋳造したところ、鐘の音は遠く本州迄聞こえたという。


川津とは、現在の坂出市川津町で、常山に春日神社が鎮座する。そしてその近くに川津茶臼山古墳があり、三角縁神獣鏡(魏鏡)が出土している。川津の山にあったというたくさんの銅鏡とは…?



郷照寺の鐘は、歴史的価値ありとの事で、戦時供出されずに現在も音を響かせている。



平成26年3月撮影。



郷照寺からの風景【宇多津町】~宇多津の塩田
郷照寺庚申堂【宇多津町】~庚申信仰



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郷照寺庚申堂【宇多津町】~庚申信仰

2014-04-06 | 近代建築物(宇多津町)


宇多津町にある四国霊場第七十八番札所、郷照寺にある庚申堂(こうしんどう)だ。

庚申とは「かのえさる」の事で60日周期でやってくる。その庚申の日の夜に寝ると体の中に住む三尸(さんし:三匹の虫)がその人の罪を天帝に細かく報告するのだという。60日ごとに天帝に報告されて寿命が短くならないように庚申の日は、寝ないというもの。
寝なければ、三尸が体外に出て天帝に報告できないからだ。

その礼拝対象は、青面金剛(しょうめんこんごう)であり、青面金剛(庚申尊)の前で身を浄め、念仏を唱えて夜を過ごした。病魔から身を守る為、室町時代以降、庚申講として一般庶民に広まった。

そんなお堂がここにある。



平成26年3月撮影。



郷照寺鐘楼【宇多津町】~川津の銅鏡
郷照寺【宇多津町】~折敷に三文字紋



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郷照寺【宇多津町】~折敷に三文字紋

2014-04-04 | 近代建築物(宇多津町)






宇多津町にある郷照寺は、時宗開祖一遍上人ゆかりの寺だ。
一遍上人は、伊予の河野氏である。
その為、時宗の寺紋として河野氏の家紋である「折敷に三文字紋(おしきにさんもんじもん」が使われている。

折敷とは、桧の片木(へぎ)等で作った盆で神事用に用いる盆で形はまさしく写真の如しである。「三」は、大三島に鎮座まします大山祇神社(大三島神社)の「三」だ。

折敷に三文字紋は、河野水軍十八家(今岡・富岡・土居・得能・重見・森山・平岡・南・新居・来島・高市・今井・大井・徳永・石川・石井・久米・桜井)をはじめ、江戸大名家では、河野氏族の一柳家や稲葉家で使われている。

以上、『苗字名前家紋の基礎知識』(新人物往来社、平成4年)参考。




平成26年3月撮影。



郷照寺庚申堂【宇多津町】~庚申信仰
郷照寺本堂【宇多津町】~沿革



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