goo blog サービス終了のお知らせ 

讃州菴

讃岐善通寺周辺のちょっと昔を探検してみよう。
善通寺・旧陸軍十一師団・琴平参宮電鉄など。

郷照寺 他の見所【宇多津町】

2014-04-18 | 町並(宇多津町)


郷照寺から帰って気付いたのだが、郷照寺には、まだまだ多くの見所があった。

「池泉廻游式の庭園」や樹齢400年を誇る「日本一大きいホルトの木」や「地下洞の万体観音」があろうとは。


次回行った時には、行くべし。



平成26年3月撮影。



宇多津町(昭和33年地図)
郷照寺の石垣【宇多津町】



お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

郷照寺の石垣【宇多津町】

2014-04-14 | 町並(宇多津町)




郷照寺駐車場より境内を見上げる。
城郭の石垣風に見える。

「宇多津」という街とそこに横たわる歴史が、いろんな想像をかきたたせてくれる。



平成26年3月撮影。



郷照寺 他の見所【宇多津町】
郷照寺からの風景【宇多津町】~宇多津の塩田



お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

郷照寺からの風景【宇多津町】~宇多津の塩田

2014-04-11 | 町並(宇多津町)


厄除けで有名な郷照寺。
その郷照寺より眺めた風景だ。
はるか遠方に瀬戸大橋が見える。

その瀬戸大橋方面に広がっていたのが、角ウ浜だ。
今では、住宅等が建っていて判らないが、昭和47年1月迄、塩田が広がっていた。
想像してほしい。


参照:宇多津町の塩田(昭和23年地図より)




平成26年3月撮影。



郷照寺の石垣【宇多津町】
郷照寺鐘楼【宇多津町】~川津の銅鏡



お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

塩竈神社参道【宇多津町】~三大塩業会社 1

2012-04-22 | 町並(宇多津町)
塩竈神社参道

宇夫階神社末社である塩竈神社の参道だ。
写真右奥方向に宇夫階神社社務所及び齋殿、右手前方向に宇夫階神社本殿が位置する。


前掲にて、塩竈神社が享保20年(1735年)に勧請されたと記した。
と、いうことは、享保20年当時、既に塩田があった事を意味する。


かつて、坂出・宇多津地区の塩田は、国内塩の生産高日本一を誇り、国内塩生産の支柱であった。

ここに、昭和8年出版の『勝地讃岐の其産業陣営』よりその陣営を紹介したい。


三大塩業会社~その1 宇多津塩田(株)

宇多津産業界に於いて、その創立最も古く且つ、多量採塩で知られた会社が、宇多津塩田(株)である。
高松藩経営の塩田を高松の揚行蔵氏が落札し、それを経営していた。その後、その塩田を譲り受け、株式組織としたのが、明治23年である。

設立以来3回の増資を敢行し、堅実なる基礎と好績を誇っている。
常に製塩施設に改良を加え、能率と品質の向上には特に意を注いでいる。(前掲書より)


参照:宇多津町の塩田(昭和23年地図より)
参照:宇多津塩田(株)HP



平成23年6月撮影。

国登録有形文化財 宇夫階神社末社塩竈神社拝殿及び幣殿【宇多津町】~三大塩業会社2
塩竈神社鳥居【宇多津町】

お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

宇夫階神社と万葉集~網之浦【宇多津町】

2012-04-03 | 町並(宇多津町)
宇夫階神社本殿

宇夫階神社と万葉集、実はかなり深い関係がある。

万葉集第一巻の5首目、6首目に
讃岐國安益郡にいでましし時軍王、山を見て作れる歌

霞立つ 長き春日の 暮れにける わづきも知らず むらきもの
心を痛み ぬえこ鳥 うら泣け居れば 玉だすき
懸けの宜しく 遠つ神 我が大君の 行幸の 山越す風の ひとり居る
我が衣手に 朝夕に 返らひぬれば 大夫と 思へる我れも 草枕
旅にしあれば 思ひ遣る たづきを知らに
網の浦の 海人娘子らが 焼く塩の 思ひぞ焼くる 我が下心

反歌
山越しの 風を時じみ寝る夜おちず 家なる妹を 懸けて偲ひつ

右、日本書紀を検すに 讃岐國に幸ししこと無し。 亦た軍王未だ詳らかならず。
但し、山上憶良大夫の類聚歌林に曰く、記に曰く 天皇十一年、己亥冬十二月己巳朔壬午伊与の温湯宮に幸す云々 一書に この時に 宮の前に 二つの樹木あり。 この二つの樹に斑鳩と比米との二つの鳥いたく集けり。 時に勅してさわに稲穂をかけてこれを養はしめたまふ。すなわち作れる歌云々。けだし、疑はく、ここよりすなはち幸ししかと疑ふ。

伊予の温湯宮に行幸された天皇は、舒明天皇だ。(舒明紀)
となると、網の浦に行幸された大君もまた、舒明天皇と考えられる。(日本書紀を基本と考えての話だが…)

網の浦ってどこ?そう、宇夫階神社のすぐ東隣接地。

即ち、舒明天皇は、宇夫階神社に参拝された可能性大ということにならないか。

神社の社伝では、津之郷からの遷座とあるが、津之郷は、鵜足郡8郷の一つで、現在の宇多津、丸亀市土器町に比定されている。今も「津ノ郷」として名を残し、現鎮座地も8郷の一つの「津之郷」であり、もとからこの場所にあったのでは?と思いたくなる。万葉の昔から「津ノ郷」が生きているって凄い!

加茂真淵、本居宣長らが、万葉集の「網の浦」は、「綱の浦」で、「ツナ=ツノ郷」に通ずると述べているが、本当に「網の浦」があろうとは思わなかったに違いない。

「網の浦」が、加茂真淵、本居宣長によって論じられているのも何だか嬉しい。


宇夫階神社、網の浦、津之郷…。悠久の歴史を感じるなあ。



平成23年6月撮影。

国登録有形文化財 宇夫階神社社務所【宇多津町】
国登録有形文化財 宇夫階神社本殿【宇多津町】

お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

国登録有形文化財 宇夫階神社本殿【宇多津町】

2012-03-31 | 町並(宇多津町)
宇夫階神社本殿

石段を昇ると、宇夫階神社本殿が見えてくる。国登録有形文化財に指定されている。

宇夫階神社は、日本武尊の皇子武殻王が讃岐国阿野郡(あや)に封を受け、巡幸中、暴風雨に遭い困惑していると、小烏が飛来し道案内してくれたという。小烏が泊島に飛び去ったので泊島(本島泊浦)に祠を建て、向かいの浜(津之郷)に遥拝所を設けたという。「小烏大明神」という。地元の人は、それを「宇夫階神社」と称した。祭神は大己貴命。

宝亀10年(779年)社殿を再興し、大同2年(807年)現在地に遷座した。永禄11年(1567年)地震により社殿が損壊するも、生駒氏が再興。

昭和48年(1973年)不慮の火災により、社殿全焼。昭和52年(1977年)伊勢神宮外宮第一別宮多賀宮の旧正殿古材を賜り再興。豊受皇大神を合祀した。


平成23年6月撮影。

宇夫階神社と万葉集~網之浦【宇多津町】
宇夫階神社参道【宇多津町】

お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

宇夫階神社参道【宇多津町】

2012-03-28 | 町並(宇多津町)
宇夫階神社石段

久し振りに宇夫階神社に戻ってきました!

昔の写真を見ると、この石段の最下段の両脇に狛犬が見える。
平成の大鳥居が出来た時に狛犬を移動させたのだろう。


関連記事:宇夫階神社狛犬【宇多津町】


平成23年6月撮影。

国登録有形文化財 宇夫階神社本殿【宇多津町】
讃岐うどん味めぐりバス(琴参バス)
宇夫階神社鳥居2【宇多津町】

お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

宇夫階神社鳥居2【宇多津町】

2012-03-17 | 町並(宇多津町)
宇夫階神社鳥居 宇多津町

宇夫階神社鳥居 宇多津町

香川県綾歌郡宇多津町に鎮座する宇夫階神社。
この鳥居は、昭和14年に丸亀市松屋町の森喜平氏により建てられた。

昭和8年発行の『勝地讃岐と其産業陣営』によれば、松屋町の隣町の米屋町に森喜平氏が砂糖・小麦粉問屋として掲載され、明治製菓の県下に於ける総代理店として、高松・坂出に支店を置き、岡山方面にも進出し、一大飛躍中、と記されている。

おそらく同一人物だろう。


平成23年6月撮影。

第2回かがわバスまつり(サンポ-ト高松)
宇夫階神社参道【宇多津町】
宇夫階神社狛犬【宇多津町】

お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

宇夫階神社玉垣【宇多津町】

2012-03-10 | 町並(宇多津町)
宇夫階神社玉垣 宇多津町

中世の四国の表玄関、宇多津。
室町幕府管領である細川氏の守護所が宇多津に開かれ、名実共に讃岐国に於ける政治・経済・文化の中心として栄えた。

生駒親正が高松城を築城し、聖通寺山城が廃城になる迄、讃岐の中心であり続けた。


平成23年6月撮影。

宇夫階神社狛犬【宇多津町】
宇夫階神社鳥居【宇多津町】

お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ

宇夫階神社鳥居【宇多津町】

2012-03-07 | 町並(宇多津町)
宇夫階神社鳥居 宇多津町

香川県綾歌郡宇多津町に宇夫階(うぶしな)神社はある。
香川県の中でも最古級の寺社の一つだ。

今日から暫く宇夫階神社を見ていきたい。

手前の鳥居は平成3年、奥の鳥居は昭和14年に建てられた。


平成23年6月撮影。

宇夫階神社玉垣【宇多津町】
善通寺警察署に免許更新施設!(平成27年度)

お読み下さり、ありがとうございます。ブログランキングに参加しています。
下のボタンのどれか一つ押して下さればとても嬉しいです。

人気ブログランキングへにほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 香川 その他の街情報へにほんブログ村 歴史ブログ 近代 明治・大正・戦前へにほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 香川情報へ