情報の価値化・知識化技術ワークショップなるものにでています(単に聴講).
「情報の価値化」なんてテーマでパネルをしているわけですが...
さすが辻井先生はわかっていらっしゃる.何が重要かというと,とにかく情報が公開されたこと,さらにどんどんその粒度が細かくなっていること,だから頭の中のプロセスが共有されるようになれば,何十倍の効率的な研究ができるようになるなどと.
前の記事に書いたように,この10年は恐るべき変化だったわけです.どんどん情報が公開,共有されるようになったわけです.それはどんどん進むだろう.とくにセンサーからどんどん情報が提供されるようになって,さらに一段と情報が増えるでしょう.
我々はビットとアトムの両方の世界に住んでいる(MIT石井先生).それは次の5年,10年でより明らかになるでしょう.
だから「情報の価値化」というテーマはなんとなくピントをはずしている.我々はすでに情報の世界に住んでいる.すんでいる世界の価値を問うというのはよくわからないよね.
情報の世界の構造とは何か,を問うことが第一だろう.我々の周囲はどういう形をとるだろうか.社会はどんな構造となるのだろうか.
今はその構造は比較的簡単である.いわばGoogleがあれば事足りるぐらい簡単な構造なわけです.しかし,センサー情報などが流入されてくれば,そうは言っていられない.きっともっと複雑な世界になるでしょう.
あとで振り合えって見れば,2000年代はシンプルな世界でよかったなあ,と回顧するかもしれない :-)
「情報の価値化」なんてテーマでパネルをしているわけですが...
さすが辻井先生はわかっていらっしゃる.何が重要かというと,とにかく情報が公開されたこと,さらにどんどんその粒度が細かくなっていること,だから頭の中のプロセスが共有されるようになれば,何十倍の効率的な研究ができるようになるなどと.
前の記事に書いたように,この10年は恐るべき変化だったわけです.どんどん情報が公開,共有されるようになったわけです.それはどんどん進むだろう.とくにセンサーからどんどん情報が提供されるようになって,さらに一段と情報が増えるでしょう.
我々はビットとアトムの両方の世界に住んでいる(MIT石井先生).それは次の5年,10年でより明らかになるでしょう.
だから「情報の価値化」というテーマはなんとなくピントをはずしている.我々はすでに情報の世界に住んでいる.すんでいる世界の価値を問うというのはよくわからないよね.
情報の世界の構造とは何か,を問うことが第一だろう.我々の周囲はどういう形をとるだろうか.社会はどんな構造となるのだろうか.
今はその構造は比較的簡単である.いわばGoogleがあれば事足りるぐらい簡単な構造なわけです.しかし,センサー情報などが流入されてくれば,そうは言っていられない.きっともっと複雑な世界になるでしょう.
あとで振り合えって見れば,2000年代はシンプルな世界でよかったなあ,と回顧するかもしれない :-)