Takeda's Report

備忘録的に研究の個人的メモなどをおくようにしています.どんどん忘れやすくなっているので.

ISWC2006参加報告

2006年11月26日 | 会議参加記
ずいぶんと遅くなりましたが11月5-9日にあったISWC2006の参加報告です.
全体の印象としては研究分野としては確立しつつあるという感じです.傾向はよ
り実用システムの構築にシフトしており,研究は動くシステムがあるのは当たり
前というようです.会議の情報をメタデータしてそれを各自のシステムで提供
るという試みが行われており,それが10以上あるというのは脅威です.
会議参加者は550人ぐらいで,アメリカから200人,ヨーロッパから200以上で,アメリカで開催しているのにヨーロッパからのほう多く,やはりSWはヨーロッパ主導の印象です.それ以外からは日本からが28人,来年開催する韓国から24人といったぐあいです.
実は研究会で会議参加報告をしてしまったので会議の中身をそちらを参照しても
らったほうが詳しいです.
むしろ会議外のもろもろをここで.
会議の開かれた場所はAthensというところです.ちょっと英語を知っている人な
らAthensといえば英語名のアテネのことであるを知っていますね.でもここはア
メリカのGeorgia州の小さな町です.実際,直前までギリシャにいくと思い込ん
でいた人もいました(チケットの予約まで:-)).地図を見るとちかくにはRomeと
いう町もありました.アメリカはややこしい.ちなみにGeorgiaといえばグルジ
アのことでもありますが,さすがにグルジア行きのチケットを予約したひとはい
なかったようです :-).
会議はジョージア大学の中の会議場で行われました.カープのマークとガッチャ
マンのマークをあわせたそんなマークの大学です.数万人規模の大学でかなり大
きく町もいわゆる大学町です.
とくにソーシャルイベントはなかったので(Conference Dinnerもただ食事を食
べるだけ),勝手にソーシャルイベントでConference Dinner後,ライブハウス
のようなところに行きました.Athensは知る人ぞ知るバンドの町だそうで,その
夜も来日経験のあるバンドが演奏していました.そばにいた兄ちゃんと仲良くなっ
てビールをもらったりして,まあ大学町らしい体験でした.