11月30日-12月1日にInternatioal Digital Library R&D Meetingなるものに参加してきました。スタンフォード大学の図書館および学術情報資源部門の長であるMichael Keller氏が企画したもので、オープンな会議ではなく招待ベースのクローズドな会議です。
このミーティングには各国を代表する公共図書館およびアメリカのDigital Libraryが盛んな大学から人が参加していました。参加した各国の公共図書館は以下の通りです。Bibliotheca Alexandrina(エジプト)、National Library of Sweden(スエーデン)、Deutsche Nationalbibliothek(ドイツ)、Bibliothèque national de France(フランス)、The British Library(英国)、Det Kongelige Bibliotek(デンマーク)、The European Library & Europeana(EU), National Library of China(中国)、Koninklijke Bibliotheek(オランダ)、National Library of Norway(ノルウエー)。大学関係はUniversity of Minnesota、University of Michigan、Johns Hopkins University、University of Illinois at Urbana-Champaign、Emory University、Bryn Mawr College、University of Michigan、University of Virginia、California Digital Library(米)、Universidad de Alicante(スペイン)、Tan Tao University(ベトナム)、Alexandria University(エジプト)。日本からNIIの学術コンテンツサービス研究開発センターから私とi2k氏、連想情報学研究開発センターからは高野氏ほか2名が参加しました。国立国会図書館から参加がないのが寂しいところです。全体で60人、24機関だそうです。
こんだけの人々を集めて何をしたかといういうと、基本的にブレインストーミングです。会議は会議マネージメントの会社の人が仕切っていました。これがSilicon Vally 流だそうです。World Cafeという方式だそうです。World Cafeの説明はこんあところです。日本でも翻訳本があるようですね。
まずは参加者が提出した概要からキーワードのリストがつくられいてその中からいくつかのトピックスを「どのように私たちがこれをできるだろうか」といった疑問をつくり、数人でテーブルを囲んで議論をするというものです。疑問としては「どのようにcollective curationをサポートできるか」「どのように協調を技術的にサポートする仕組みをどうつくるか」など。
さらに2日目は道具を使って間が手いることを表現するといったことを行った。
特に結論らしいものはありません。最終レポートはでています。興味のあるかたはご覧下さい。
12/2はStanford Digital Libraryを推進しているTom Cramer氏を訪問して、Stanford Digital Libraryの方針と現状についての議論を行った。とくにSDLではDeposit & Management, Preservation, Discovery & Deliveryという3つの構成要素から書籍から科学データまで多様なデジタルリソースに対するサービスを統合的に組み立てていることが興味深かったです。NIIでもサービスをこういう風にrestructuringできるといいですけどね。
Stanfordはとても寒かったです。摂氏4,5度というあの辺としてはありえない寒さで、実際に歴史的寒さ(過去最低気温に近い)だったようです。
このミーティングには各国を代表する公共図書館およびアメリカのDigital Libraryが盛んな大学から人が参加していました。参加した各国の公共図書館は以下の通りです。Bibliotheca Alexandrina(エジプト)、National Library of Sweden(スエーデン)、Deutsche Nationalbibliothek(ドイツ)、Bibliothèque national de France(フランス)、The British Library(英国)、Det Kongelige Bibliotek(デンマーク)、The European Library & Europeana(EU), National Library of China(中国)、Koninklijke Bibliotheek(オランダ)、National Library of Norway(ノルウエー)。大学関係はUniversity of Minnesota、University of Michigan、Johns Hopkins University、University of Illinois at Urbana-Champaign、Emory University、Bryn Mawr College、University of Michigan、University of Virginia、California Digital Library(米)、Universidad de Alicante(スペイン)、Tan Tao University(ベトナム)、Alexandria University(エジプト)。日本からNIIの学術コンテンツサービス研究開発センターから私とi2k氏、連想情報学研究開発センターからは高野氏ほか2名が参加しました。国立国会図書館から参加がないのが寂しいところです。全体で60人、24機関だそうです。
こんだけの人々を集めて何をしたかといういうと、基本的にブレインストーミングです。会議は会議マネージメントの会社の人が仕切っていました。これがSilicon Vally 流だそうです。World Cafeという方式だそうです。World Cafeの説明はこんあところです。日本でも翻訳本があるようですね。
まずは参加者が提出した概要からキーワードのリストがつくられいてその中からいくつかのトピックスを「どのように私たちがこれをできるだろうか」といった疑問をつくり、数人でテーブルを囲んで議論をするというものです。疑問としては「どのようにcollective curationをサポートできるか」「どのように協調を技術的にサポートする仕組みをどうつくるか」など。
さらに2日目は道具を使って間が手いることを表現するといったことを行った。
特に結論らしいものはありません。最終レポートはでています。興味のあるかたはご覧下さい。
12/2はStanford Digital Libraryを推進しているTom Cramer氏を訪問して、Stanford Digital Libraryの方針と現状についての議論を行った。とくにSDLではDeposit & Management, Preservation, Discovery & Deliveryという3つの構成要素から書籍から科学データまで多様なデジタルリソースに対するサービスを統合的に組み立てていることが興味深かったです。NIIでもサービスをこういう風にrestructuringできるといいですけどね。
Stanfordはとても寒かったです。摂氏4,5度というあの辺としてはありえない寒さで、実際に歴史的寒さ(過去最低気温に近い)だったようです。