散歩日記XX

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2021年のアート(作品部門)

2021-12-31 08:39:42 | 美術・アート
さて、展覧会部門に続いて、2021年で気になった作品を列挙する。5行ごとの空行は単に少し見やすくするためのものである。また、順番は上の方が見た時期が後になっているはず。

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大橋英児「Roadside Lights」
高橋喜代史「10万年をせおう」
伝・聖徳太子所有「七星剣」
深大寺「慈恵大師(良源)坐像」
小早川秋聲「御旗」

二宮千都子「potlait of my father」
浩而魅諭「SubRosa~eyes~」
西村司「Lionの森」
武田憲宗「火山」
伊藤廉「花」

高畠達四郎「樹木」
いなべみのり「境界の向こう」
仙厓義梵「竹虎図」
伊藤若冲「鯉図」
萬鉄五郎「仁丹とガス灯」

鈴木彰悟「若年ヘルニア入院記」
ギャラリーレタラ「A woman with two dragons」
藤原千成「太陽のふね」

ベスト5は以下。
■大橋英児「Roadside Lights」
写真の美しさとテーマ(私も自動販売機好きなのだ)が素晴らしい作品。改めて大きなサイズ(絵画でいう100号くらい)の作品を見て、その美しさにしびれた。



■伝・聖徳太子所有「七星剣」
直刀なのでちょっと色気は無いのだが、古(いにしえ)から伝わる「聖剣」感が漂ってくる。国宝。

■小早川秋聲「御旗」
いわゆる戦争画でありながら、小早川の死生観やリリシズム爆発の作品。いろいろ辛かったんだと思う。

■伊藤若冲「鯉図」
展覧会「へそまがり日本美術」の中で、上手さ随一と言っても良いのでは? 墨一色でここまでできるのだ。

■藤原千成「太陽のふね」
木をくりぬき、いろいろな材を組み合わせて作った迫力のある作品。暗闇の中に木の香りを漂わせる展示も良かった。


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