散歩日記XX

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2021年のアート(展覧会部門)

2021-12-31 08:16:27 | 美術・アート
さて、恒例の1年を振り返るアート関係の記事。まずは2021年で気になった展覧会を列挙する。5行ごとの空行は単に少し見やすくするためのものである。また、順番は上の方が時期が後になっているはず。

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札幌芸術の森美術館「佐藤武」
さいとうギャラリー「みもと個展 ちいさな循環」
ギャラリーレタラ「阿部典英「15歳の君へ」」
スカイホール「伎の輪12人の版表現」
本郷新記念札幌彫刻美術館「高橋喜代史展 言葉は橋をかける」

コンチネンタルギャラリー「CROSS WAVE 2021」
サントリー美術館「聖徳太子 日出づるところの天子」
パナソニック汐留美術館「ブダペスト国立工芸美術館名品展」
ギャルリーためなが「荻須高徳展」
東京国立博物館「イスラーム王朝とムスリムの世界」

東京国立博物館「最澄と天台宗のすべて」
東京ステーションギャラリー「小早川秋聲-旅する画家の鎮魂歌」
札幌市民ギャラリー「nor-hay展」
札幌市資料館「中島純夫 天体写真展」
札幌市資料館「懐かしの札幌駅前通り風景画展」

北海道文学館「小説挿絵の魅力」
HOKUBU記念絵画館「ベン・シャーンと野田英夫」
三岸好太郎美術館「北海道銀行コレクション」
北海道立近代美術館「正倉院宝物 再現模造にみる天平の技」
コンチネンタルギャラリー「写真展 町景」

富士フイルム「MARCO写真展 あつあつ! おでんカルテット」
北海道立近代美術館「へそまがり日本美術」
札幌市資料館「継グ人達展」
札幌市資料館「ニッコールクラブ道央支部前支部長 住友照明 遺作展」
500m美術館「楢原武正 大地開墾2021」

木田金次郎美術館「北海道銀行カレンダーと木田金次郎」
木田金次郎美術館「しりべしミュージアムロード共同展20回記念展 ザ・ベスト【旅へ出よう!】」
西村計雄記念美術館「しりべしミュージアムロード共同展20回記念展 ザ・ベスト【復刻版! 5W1H】」
小樽市総合博物館「鉄道資料展~山田建典氏コレクション~」
市立小樽美術館多目的ギャラリー「心の原風景 北海製罐第3倉庫展」

ギャラリーエッセ「田川基成 見果てぬ海」
北海道文学館「天災地変人禍に抗して 北海道の災害と文学」
札幌芸術の森美術館「アート×コミュニケーション=キース・ヘリング展」
江別市セラミックアートセンター「花光コレクション」
ギャラリーエッセ「北村哲朗彫刻展」

三岸好太郎美術館「貝殻旅行 三岸好太郎・節子展」
ギャラリーミヤシタ「ミクニキョウコ展 あたたかくて、すこし遠い」
ギャラリーレタラ「西田陽二展」
市民ギャラリー「第48回北海道抽象派作家協会展」
ギャラリーエッセ「増田寿志展」

新さっぽろギャラリー「Last One」
札幌芸術の森美術館「札幌美術展 アフターダーク」
北海道立近代美術館「一原有徳展」
江別市セラミックアートセンター「瀬戸焼」
北海道博物館「北海道の恐竜」

市立小樽美術館「没後10年 生誕110年 再体験・一原有徳」
小樽市総合博物館本館「あの日に帰りたい ノスタルジア・ヲタル」
北海道立函館美術館「色もよう心もよう」
北海道大学水産学部水産博物館分館「常設展」
大通美術館「楢原武正展」

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その中で、今年見た展覧会ベスト5をあげてみる。今年も旅行は余りできず、函館に1回、東京に1回しか行けなかった。旅先での鑑賞はインパクトが強く、その辺を交えつつのベスト5となってくる。

■札幌芸術の森美術館「佐藤武」
12月28日にギリギリ訪問。昔から好きであり、非常に着目している画家だが、若いころの作品から始まって、近作まで堪能することができた大規模個展だった。この先、どこまで行くのか見届けたくもなった。



■サントリー美術館「聖徳太子 日出づるところの天子」
東京で月曜日に開いている美術館といえばここという、やや消去法的な選択で行ったのだが、思った以上に収穫のある展覧会だった。



■東京ステーションギャラリー「小早川秋聲-旅する画家の鎮魂歌」
小早川の人となりに触れた思いがする展覧会だった。



■北海道立近代美術館「へそまがり日本美術」
「ヘタウマ」「ヘタヘタ」の文脈で見られがちな展覧会だが、日本美術のある一面を伝えているのは間違いないと思う。何点か異常に上手い作品があったのも事実で、楽しさ・奇妙さとともに、そこを見落として欲しくない。



■北海道大学水産学部水産科学館分館「常設展」
初めて訪問した北大水産学部の分館。本館の建物は観覧中止、その後に整備されたとはいえ古い分館を見学させていただいた。かなり行きにくい場所にあるし、開館日も週3日と制約が多いが今のうちにぜひ観覧を(但し、ランクインは博物館の先生に個人的な案内を受けた点が加算ポイントになっている)。


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