散歩日記XX

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冬の小樽(4)市民ギャラリー他

2023-02-25 16:55:11 | 美術・アート
■市立小樽美術館市民ギャラリー「小樽運河の輝き 加藤貢と横山文代」。
加藤貢「はしけ船」:100号を超える(紙を接いでいると思う)精密な鉛筆画。手前の草むらから船、そして運河、倉庫、山、空と広がる風景。これは見に来てよかったと思う。
加藤貢「小屋のあるはしけ」:水面の精妙さと、空が暗いために中央部に光がさしているかのような描き方が素晴らしい。
横山文代「初夏*小樽」:他の作家にはない、青く明るい小樽の風景。

これ以外に角江重一、金丸直衛、伊藤正、小竹義夫、鈴木傳の作品が展示されていた。



■市立小樽文学館「『伊藤整日記』と曽根博義の仕事展」。伊藤整、読んだことないからなあ。

「1954年5月28日 十一時宿を出、和歌の浦半島を車でまわり、海亭にて昼食のスシ。」



「1956年12月23日 九時から仙八にて飲み、十一時、近くのヤリトリキャバレという所へ行き、酔って十二時帰る。」



楽しそうで何よりである。なお「伊藤整日記」も販売していたのだが、1冊4000円超ということで怯む。早く文庫落ちしないものか。



■市立小樽文学館「伊藤整 雪明かりの路 ミニ展示 2023「伊藤整と通学列車」」。伊藤整が乗ったと推定される列車の模型があった。



ミュージアムショップが元文学館長室の所にオープン。



この建物を出る時に見ようと思っていたら、16時頃すでに閉店となっていた。



時間配分を誤り、ものすごく時間が余るため、文学館のカフェでコーヒーを飲みつつ読書。それでも時間があまり、日本銀行旧小樽支店金融資料館へ。展示が変わらないので、あまり時間をつぶせない。

「もしも、これがすべて1万円札だったら・・ 全部で一千億円!!」。使いきれんな。



「インフレになりそうなときはお金の量を減らし、金利を引き上げる」。政府の皆さん(バカ)、日銀の総裁(バカ)、こう書いてあるけど知ってる?



小樽運河プラザにて、「ひな人形 七段飾り(昭和45年度)」。これが置ける部屋があるだけでスゴイよな。



これでも時間がつぶせず、商店街を歩いて、一旦長崎屋の地下へと向かう。

途中、アーケード街にあった酒バル。2020年にオープンしたらしいが、初めて気が付いた。



甘味処では冬のシーズンだけ出すであろう鍋焼うどんの模型が出ていた。ちょっと食べてみたいね。


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