散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20240323ギャラリー巡り

2024-03-23 14:48:37 | 美術・アート
本日は近美→資料館→大丸→三越→スカイホール→さいとう→オマージュ→富士フイルム→大通→北翔の10か所。

少し暖かくなってきたので、今年初の薄めコートで出発。道路の雪はかなりとけてきた。



公園は雪捨て場になっていたため、まだ残雪が多い。



■北海道立近代美術館「第90回記念独立展北海道展」。画の上手い人はこの世に沢山いるなあという展覧会。
輪島進一「水の惑星を救え(怒り)」:獣人の顔のブレは輪島スタイルである。



田口貴大「Greeting the butterflies」:立体感のある美しい庭園画。



宮地明人「Origin」:人物画や静物画に定評のある作家による「人類のOrigin=海」というテーマの作品だろうか。北海道在住作家の作品が多く見られたが、普段とは違うモチーフを描いたりして、かなり興味深い。



井上達也「旅立ち」:私好みのスーパーリアルタイプ。



佐々木ゆか「Persona~虚実を壊して~」:近年、私が着目している作家の作品。協会賞受賞だそうだ。



市川光鶴「Daydream」:ちょっとメルヘンに流れている気もしたが、異世界を描いているようでもあり目を引く。



佃彰一郎「海の向こう」:様々な問題を想起させるような、単なる観光地の人を描いたような。



高澤哲明「かんのん会議」;よく見ると怖いものが描かれていたりして、世界観を考えたくなる作品。



児玉沙矢華「雲鳥を放つ」:天使画をベースにした作品か。



堀一浩「pieta」:タイトルを見てなるほどという感じだが、後ろの一見してモフモフした兎のような、実は奇怪な蜘蛛のようなものは何だろうか。



教育文化会館の前を通ると、大分改修工事も進展した感じだったが、再開館は9月末なのだそうだ。まだまだではないか。



■大丸美術画廊「サッポロ! アートパレード」。北海道出身・在住の若手作家による展示。期待感がある。

■三越ギャラリー「‐風の中へ‐ 増田 寿志 絵画展」。撮影可能だったので、あえて地味なやつを撮影する。
「スズメ」:一時期スズメを見かけなくなったという話があったが、最近は結構見るような気がする。



■スカイホール「菱野史彦個展「Shape my compass」」。全体的に何か物理現象を巻き起こすメカニックのようなイメージがステキ。
「巡る」:これはタイムトンネルを思い浮かべるよね。
「Seed」:種の中心部に入ると、コールドスリープができそう。
「風の塊と空の色」:大きな作品で、球体の外殻が分かれながら広がっていくかのように見える。これSFだったら、中から超巨大戦艦が出てくるはずだ(宇宙戦艦ヤマトの見すぎ)。
「Soul Pilot」:複雑なジャイロコンパスを想起させる、今年の新作。

■スカイホール「春陽会100回記念 北海道研究会版画部展」。
澁谷美求「Good moon」:エレベータホールに展示されている作品を撮影。



■大通美術館「MARI アブストラクトペインティング展」。かなり抽象度の高い作品。こういうの嫌いじゃないね。作品タイトルはいずれも番号だけなので、あまり意味は無さそう。









■北翔大学札幌円山キャンパスギャラリー「WORK IN PROGRESS 11 2024」。
川上りえ「Under the moon」シリーズ:ちゃぶ台のような形を月の光の下で見るという構想なのかな。私の頭の中にはすぐさま星一徹が登場したが(ちゃぶ台がひっくり返ったような形の作品があるため。なお、アニメ「巨人の星」の作品中では、星一徹は故意にちゃぶ台をひっくり返したことが無いとかいう話はよく分からないので検索してください)。

コメント    この記事についてブログを書く
« 最後に行ってきた | トップ | 今週は土曜日の早い時間で »

コメントを投稿