散歩日記XX

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北海道の恐竜展

2021-02-20 10:20:05 | 美術・アート
今日は一番最初の構想では、北海道博物館→セラミックアートセンター→苫小牧美術博物館に行こうとしていたのだが、前日になって迷いが生じた。朝の天気があまり良くなさそうなのと、苫小牧到着が閉館50分前くらいになるため、タクシーで行こうとしていたのだが、そこまでして行くべきか疑問になってきたのである。

苫小牧はパスすることにしたのだが、それならば地下鉄(ドニチカきっぷ)で新さっぽろに行くべきだった。頭が切り替わらずに、JR琴似駅から森林公園駅へ。





バスまで時間があり、間が持てない。スーパーマーケットに行き、本を読んで時間をつぶし、バスで博物館へ。



■北海道博物館「北海道の恐竜」。事前予約が必要なのだが、入場無料ということもあって、かなり大人気の模様。今日は当然空きがないし、土日は3月中旬までもう満杯らしい。私はたまたまこの展覧会のことを知ったときに予約を入れたら、土曜日の1番(9:30~11:00)が確保できたのである。

まずは「アンモナイト」。



そして二枚貝の仲間だという「イノセラムス」。北海道で見つかる二枚貝としては最大なのだそうだが、食べられるんですかね?



穂別で発見された「ホベツアラキリュウ」(発見者が荒木さんだそう)。レプリカだそうだ。



樺太で発見された「ニッポノサウルス・サハリネンシス」。実物なのである。

上半身。



腰から両足と尻尾。



尻尾。



そしてむかわ町穂別で発見された「カムイサウルス・ジャポニクス」。体全体の80%の骨が見つかっているのだそうだ。



カムイサウルス・ジャポニクスの全身復元骨格(レプリカ)。なかなかいいですな。



そして、カナダで見つかった「ティラノサウルス・レックス」のレプリカ。デカい、怖い。



アメリカで発見された「プテラノドン・ロンギセプス」のレプリカ。北海道ではプテラノドンの仲間の化石も見つかっているそうだ。



なかなかの大迫力だが、見るのに1時間半もかからない。時間帯の最初は混雑するので、開始から30分後くらいに行くのが良いのではなかろうか(開始から1時間まで入場可能)。

■同「常設展」。
「1839(天保10)年の京都豊年踊りについて書いてある文書」:クローズアップ展示の「近世文書を読む⑥近藤家文書」より。「おとるあほうに見るあほう、とてもあほなら、おとるがかちじや、まけるなまけるな」と、日頃の不満を晴らすとともに、米価の低下と収穫を祈ったそうである。



■吉田初三郎「北海道旭川市周辺を描いた作品」:こちらもクローズアップ展示。



■吉田初三郎「大雪山と旭橋」:「行幸記念 北海道十景 絵はがき」の原画だが、これも北海道らしい。



■「北海道拓殖銀行が配った貯金箱」:私の年代の人なら知っているであろう。たくちゃんの貯金箱である。



残念だったのは、「北海道のお酒とジュースのラベルあれこれ」展示が終わってしまっていたことだ。これ、見に来るべきだったなあ。

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