理想的な定食

ああ、３日間も外に出ないと息が詰まりそうだ。対人関係は苦手な私だが、引きこもりというわけではなくて、外に出るのは結構好きなんだよな。と、もやもやしていたが、今日は仕事終わりとオンライン会合（仕事にあらず）の間に時間があるから、外で夕食を食べてはどうだろうか。

これに気が付いて、仕事が終わるや否や外に出て、山の手の名定食屋さん「Ｈ」へ。急いできたので、幸いなことに一番乗りだ。本日のおすすめメニューを眺めて（これがいろいろあるのだ）、マグロフライ定食というちょっと珍しいものを注文。

丁寧な仕事ぶりで客がかぶると時間がかかることで評判の店だが、今回は一番客であるため、10分少々で注文の品が出てきた。やはり相変わらず素晴らしい出来栄えではなかろうか。



ご飯、沢庵、みそ汁（玉ねぎ）、マグロフライ５切れにはキャベツ・パセリ添え、別皿でタルタルソース。そしていつも素晴らしい小鉢３種は、大根と昆布の酢の物、水菜のおひたし、卯の花と申し分のない布陣だ。

早速みそ汁から行くと、これは薄くスライスした生の玉ねぎに熱くしたみそ汁を入れたものだな。歯触りと熱さがいい。マグロフライはちょうど食べやすいサイズ、途中でソースか醤油をもらおうかと思ったが（多分、感染対策でテーブル上に出していない）、少し甘めのタルタルソースが飽きさせず、最後までこれで食べ切ってしまった。小鉢は久しぶりに食べる卯の花が嬉しいね。

これで登場した食材は、ご飯、味噌、玉ねぎ、マグロ、キャベツ、パセリ、マヨネーズ・タルタル、沢庵、昆布、大根２種（白いのと紫？のが）、キュウリ、水菜、パプリカ（赤、黄）、おから、枝豆、ヒジキ、ニンジンで20種類ほどはあろうか。何から何までケチをつけるところがない。

今日は私の後に客が２名。まあぼちぼちといったところだろうか。これですっかり満足して、家に戻る。結構、腹もいっぱいで、この後の打ち合わせが面倒になってきたが、今日は私がしゃべる日なのでちゃんと出席しなくては。