散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20231216ギャラリー巡り

2023-12-16 16:15:25 | 美術・アート
本日はオマージュ→富士フイルム→大通→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→SCARTS→ニューオータニ→大丸→資料館の11か所。

寒い中を出発。今日はどのくらい歩けるのか。



■らいらっく・ぎゃらりぃ「河口真哉『僕の居場所。』」。無機的な箱が展示されており、取りつくしまのない感じがする。



■スカイホール「札幌大谷高等学校美術科第35回卒業制作展」。なかなかいいじゃない。特に造形作品に目が行った。
桜庭源太「Cute and unruly guys!」:ラプトルだろうか、小型恐竜をモチーフにした像。かなり立派、すごい力作である。
中本成「静寂に飛び込んで」:天から急降下してくるカワガラスの作品。
寺崎斗真「mind」:石膏像のような色彩で、いろいろと人の顔が浮き出る悩ましい青春作品。
川崎陸徒「奮闘」:どことなくピカソやビュフェの黒い作品が立体したかのような「ヌー」の像。センスいい。

人も多くて立体作品は撮影できず、エレベータホールにあった対照的な2点を撮影。
山本千恵「かわいいって大変。」:うん、多分、苦労が多いと思う。



竹内優希「子供のままで」:こちらは伝統的なマジメ高校生タイプだな。



さいとうギャラリー「オトナプリンツ」もにぎやかで良かった。昼食を終えてからSCARTSへ。4階で「しまじろうコンサート」をやるせいか、怖いぐらい親子連れが多い。新型コロナはさておき、インフルエンザとか怖くないのかしら。私がここに行ったのは「北海道鉄道文化博覧会」のためだったのだが、こちらも人が多すぎて断念。まあ、私は「鉄」じゃないからね。図書コーナーでゆっくり椅子に座って休憩。

一度撮影したはずだが、SCARTSでかつてこの地に立っていた「旧王子サーモン館」のレンガを撮影。一応建物の記憶はあるのだが、本当にここに立っていたか、正直なところよく思い出せない。



■ニューオータニイン「河口真由美展-日常の解像度-」。やっとこの展覧会も見に来ることができた、場所が大通と札幌駅の中間にあるため、ここに来るためには地下鉄一駅分歩かねばならず、しばらくその気力が出なかったのである。今日は何とか普通に歩いてこれた。

「しょうぶをしかけてきた!」:作品タイトルを含めて、ちょっと面白系統の作品がある。



「淀んだ瞳の兎」:これも面白系統かな。



「いつのまにかすみか」:そしてもう一つは純粋な抽象画系統の作品。



ホテルから出ると、雪が降り続いている。これはいよいよ根雪かな。



ホテルの前にある、流政之「なんもさストーブ」。普段からよく見ている作品だが、通常、自分の姿が写り込んでしまうため、撮影を避けていたのである。今日は雪が程よくかぶさっているせいか、写り込みが無いようなので、一枚撮影。



札幌駅方面へ。



本を大量購入してから、西11丁目で一杯やり、札幌市資料館へ。



■札幌市資料館「chance meeting」。韓国の方の絵画・インスタレーション展示で、どことなく異国の味わいがあって、素敵な展覧会だった。



この辺から猛烈に足腰が痛くなり、帰宅。
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静かなる店

2023-12-16 15:54:59 | 飲み歩き・札幌市内
さっぽろ駅から西11丁目に移動して、久々の居酒屋「O」へ。開店から数分過ぎていたので、もう先客がいるかなと思って行ったのだが、私が一番の客になった。今日の寒さから、小鹿(芋焼酎)をお湯割りにしてもらおう。



つまみはアサリの佃煮、マカロニサラダ、里イモと鶏肉の煮物3点盛り合せで300円という、相変わらず驚異のおつまみだ。



まずは温かい煮物を食べ、生姜の効いたアサリをつまむ。これは焼酎のお湯割りに合うねえ。

続いて、カツオたたきを注文。皿は小さいがちょっと端っこの所も含めて、カツオの身が6切れ乗っている。たっぷりの薬味も相性が良い。



次は天乃鶴亀をお湯割りでもらおう。



マカロニサラダをつまみにしてもう一品を考える。十勝マッシュルーム天ぷら、イワシフライ、ニシンいずしも良いが、何となくちくわ磯部揚げだな。最近テレビでケンドーコバヤシがビジネスホテルに泊まって近くの飲み屋に繰り出すという下らない番組を見ているのだが(←妙に面白いです)、彼がすごいちくわ好きなのよね。メニューにあると必ず頼んでいる姿を見て、今日の私も食べたくなった次第である。



そのまま食べて良しの磯部揚げだが、取っておいたアサリ佃煮を調味料代わりにちょいと乗せて食べるのも美味い。

次の客が来るまで持たなかったが、今日はこの辺で勘定をしてもらうことにしよう。もっと本腰を据えて飲みに来たい店である。

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それはそっちの問題でしょ

2023-12-16 12:38:29 | 食べ歩き
今日は何しろ寒い。昼食に何を食べようかと思い、良く拝見しているブログの影響で「鍋焼きうどんか、鍋焼き蕎麦か」と思いつつ、とりあえず蕎麦屋の「AH」に行くことにした。開店と同時に来た人は食べ終わる頃になっており、席にも余裕がある。

とりあえず瓶ビールを注文し、何を食べるかで迷う。



急に「冬のメニューは鍋焼きうどんだけじゃないな」ということで、最後まで迷ったカレー南蛮を振り払い、かき蕎麦を注文。しばし待つ。



ほう、この店で酒のつまみに焼かきを時々頼むのだが、あれは牡蠣が2個出てくる。かき蕎麦はなんと4個も付いてくるのか。まずは牡蠣を1つ食べると、ちょうど良い火の通し加減で膨らんだ牡蠣が美味い。そして柚子の香りも効いている。また、中央部にある海苔は上手い具合に汁に溶け出して、海の風味をだしているのだ。

それで何が問題だったかというと、この店のメニューには「かき蕎麦」と「かき天蕎麦」というのがあったのだ。で、私は天ぷらはちょっと重いよねと思って「かき蕎麦を」と注文したのだが、店の人が「焼きですね」というのである。いや、手元のメニューにも壁に貼ってあるメニューにも「焼き」の文字はどこにもないのである。

こういう時に言葉の定義に緩やかな態度を取る人なら「かき天じゃないから、焼き牡蠣なんだな」と思うのかもしれないが、どこにも「焼き」の文字がないため、私はそれを素直に首肯できない。何と答えて良いものか困惑していると、店の人が「○○円の方ですね」(値段が違うのだ)というので、そっちの方ですということで、注文が確認できたのである。

しかし、これは納得できないよな。「かき蕎麦」と「かき天蕎麦」の注文を間違う人がいて、はっきり区別を付けたいのかもしれないけれども、それであれば、メニュー名を「焼かき蕎麦」と識別できるようにすればよいではないか。それを怠って客を困惑させるなど、全くなってない話である(というほどでもないか)。

勘定をしてもらい、受け取ったレシートには「焼牡蠣そば」と書いてあった。じゃあ、店内メニューもそうせんかい!



と言いつつ、そんなに怒っているわけでもなく、多少融通の利かない老舗の雰囲気と冬の焼牡蠣そばで温まった私である。おやおや、予報通りに雪が降って来たよ。

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