散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

ちょい小樽(4)

2022-08-13 15:59:08 | 旅日記
立ち飲み屋さんから小樽駅方面へ。例の鶏半身空揚げの店はお盆とあって混雑している様子。どっちかというとテイクアウトの人が多いのかな。

その商店街の青果店で仁木町産のプルーンを購入。さて、美味しいと良いのだが。



小樽駅前に戻り、紀伊国屋さんへ。8月10日以来停止していた新規入荷が今日はされているようだった。喜んで本を4冊購入し、バスターミナルへ。



帰りのバスはそこそこ混雑しており、ここがちょっと嫌だった。移動のことを考えると、徒歩かよほど空いている路線かということになるのだが…。立ち飲みのウイスキーが効いてきて、ウトウトしながら札幌に戻る。

以上で「ちょい小樽」は終わり。
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ちょい小樽(3)

2022-08-13 15:21:01 | 飲み歩き・北海道内
小樽市総合博物館からバスで戻り、稲穂4丁目のバス停で降りる。少しぶらぶら歩く間もなく、立ち飲みの「IG」へ。何人か客の姿も見えたが、ここまで来たら突入である。



店内カウンターに先客が4名。先客の注文を待って、グレープフルーツ酎ハイを注文。小樽は札幌よりは気温が低いようだったが、少し湿度が高い。酸味があって、炭酸入りのものが飲みたい。



席料100円(立ち飲みですが…)でアーモンドが付く模様。



ここで落ち着いて辺りを見ると、壁に掲示されている酒の種類はなかなか豊富である。特に隣の客の注文を見ていると、日本酒のちょっと珍しいものが入っているようだ。そして、昼食がこなれていない私は手が出なかったのだが、簡単なつまみ類に面白そうなものが多かった。いわゆる有名どころの珍味もあるし、50円くらいでミニサラミ、魚肉ソーセージなどもある。



後は古い建物と古いものを生かしているようで、何点か絵画作品も展示されていた。次の写真の「ひまわり」なんかはゴッホの亜流のようでもあるが、絵心が無くはないような気もする。



さて、私の2杯目はスーパーニッカをストレートで。


→キャッシュオンデリバリ方式なので、小銭が置いてある。

ウイスキーは60mlということで、有難いがなかなか昼から飲むには多い量である。これを何とか飲み干して、勘定をしてもらった。さて、今日はちょっと散歩に出て来ただけなので、帰るとするか。

立ち飲み屋さんの建物は表通りに面した商店部とその後ろに2階建ての住宅部があり、さらにその後ろに平屋部があるという何ともスゴイ作りなのであった。

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ちょい小樽(2)

2022-08-13 14:29:38 | 美術・アート
今日の小樽での活動は、小樽芸術村→小樽総合博物館運河館→同本館の3か所へ。

■小樽芸術村「浮世絵コレクション展2022 後期 こわい浮世絵、ゆかいな浮世絵」。
歌川国芳「木曽街道六十九次之内 大井 斧定九郎」:登場人物が「おーい!」と呼び掛けているという恐ろしいオヤジダジャレを浮世絵にしたもの。
歌川国芳「木曽街道六十九次之内 今須 曽我兄弟」:こちらは曽我兄弟が仇を見つけて「ここにイマス!」というダジャレ。

月岡芳年「清玄堕落之図」:僧侶清玄が桜姫を慕うあまり、その着物を抱きしめて妄想にふけるというストーカーの図。
月岡芳年「平清盛炎焼病之図」:平清盛が高熱を発し、閻魔大王や鬼に囲まれて狂乱する図。まあ、付け上がり過ぎていたから恨まれていただろうしね。それより恐ろしいのは看病している側の人たちが、祈ってこそいるものの、いたって冷淡に描かれていることである。そう、死んだ(これからすぐ死ぬ)権力者なんて、もうお役御免だよね。



それにしても小樽にぶらりと出かけて500円で企画展を見ることができたころは良かった。建物には何度も来たことがあるため、ここで1000円払うのはお得感が無くなったなあ。

■小樽市総合博物館運河館「鵙目日誌を通して見えるもの」。明治初期に小樽に暮らした教育者、鵙目貫一郎の日誌を紹介する展示である。仕事関連以外にも天候や小樽の様子を書いている貴重な記録だそうだ。しかしこの人、小樽郡教育所教授になっても月給が4円(現在の約16万円)にしか上がらず、困窮の末に37歳で早世したそうだ。なんかちょっと酷いのかも。

当時の小樽市の中心街は今でいう南小樽の辺りだったらしい。小樽の鉄道駅名も確か結構な変遷があったよな。





バスで博物館の本館へ。



■小樽市総合博物館本館「百年の礎 北海道の心臓と呼ばれたまち」。札幌市も今年市制100年だが、函館、小樽、室蘭、旭川、釧路も同じく市制100年なのである。ちなみに当時の人口は多い順に、函館14万、札幌12万、小樽11万、旭川6万、室蘭5万、釧路4万弱である。



北海道以外では、もっと人口の少ない場所が「市」になっていたのだが、明治政府が「北海道は未だ自治が発達せず」などと、たわけたことを抜かしていたため、市制がひかれるのが遅かったのである。

そして小樽と言えば運河。運河が100%残っていたとしたら、今の小樽はどうなっていたであろうか。しかし、当時の「運河のために道路拡張ができない」という問題も切実ではあったはずで、今更そういうことを言ってもしょうがないのかも。



小樽の懐かしい写真「稲穂湯」。



そして「ニューギンザ」。





企画展の観覧を終えて外に出ると、アイアンホース号の運行準備がされているようであった。



今日はなかなか天気も良く、まずまずの人出だった。



さて、博物館の手宮口を抜けて、バスで戻ることにしよう。近くに蒸気機関車を模した水飲台を発見。



帰りは手宮ターミナルからバスに乗ろうと思ったのだが、記憶違いなのか待合所が見つからない。右往左往していたが、結局ターミナルの待合所は老朽化のため最近取り壊されたらしいのだ。いや、驚いちゃったよ。

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ちょい小樽(1)

2022-08-13 12:33:35 | 食べ歩き
今日は日中だけの軽い散歩のような感じで小樽に行こう。11時前に家を出て、図書室で本を返してから小樽行きの高速バスに乗り込む。幸いなことに、席にはゆとりがあり、中でも人の少なめな後方の席に座る。途中、ちょっと渋滞かなと思ったが、北海道だけあって大したことはなく、少し遅れて小樽到着。今日は駅前まで行かずに、市役所通りのバス停で下車する。

ちょうど昼時なので、まずは昼食を取ろうと思う。しかし、割と良く行く料理店は開いてはいたものの「8時まで予約のみの営業」と書いてあり、断念。じゃあ、ランチの気軽な店に行くかと思い店まで行くと、お盆期間はランチ休みとのこと。これはこれで、客が少なくて良いかもしれないなんて自動ドアを開けてみると、カウンター席に客がびっしり。驚いてきびすを返す。

うーむ、困ったな。どちらかというと海鮮気分で喫茶店とかじゃないんだよな…。そういえばということで、バス停から降りてすぐのところで見かけた、ランチメニューの看板が出ていた店に行こう。しかし、中が見えないから恐ろしいな。大混雑でも嫌だし、あまり空いているのも嫌だし、思い切って踏み込んでみると、空いてるな。これは大丈夫なのか?

ランチメニューの看板には寿司のセットと生ちらしのセットがあったので、生ちらしというと「もう売り切れです」とのこと。おい嘘だろうと思いながらも、個室に団体客がいるような音がするので、そっちで出てしまったのかもしれない。ま、ここは寿司セットでよいです。

カウンターには先客1名で、あまりパッとしない雰囲気が漂っている。テレビでやっている台風のニュースを見ながら待っていると、寿司が出てきた。ほう、そんなに悪くないじゃないか。寿司は奥の右からサーモン、しめ鯖、エビ、イカ、マグロ、手前はいくら、とびっこ、ニシン(甘タレ)、カズノコの9貫。



それに味噌汁、トマトとキュウリのサラダ、茶わん蒸しが付く。



寿司はマグロが割といい感じでしっとりとしている。後は大体見た通りだが、カズノコは滅多に食べないので、こういう機会にちょっとだけ食べられるのは嬉しいね。握り方が相当以上に柔らかく、かなり持ちづらかったのだが、これも食べた時のご飯のほどけ具合という意味では悪くなかった。

という感じで昼食終了。後で看板をよく見るとコーヒーがついてきたのかもしれないが、先もあるためそそくさと出てきてしまった。休みだし、昼酒も悪くはないと思ったのだが、ちょっと踏み切れなかったな。

 
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