散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

はしごが楽

2022-06-04 20:10:09 | 飲み歩き・すすきの周辺
今日は最終的に23,671歩、18キロ歩いたので、店のはしごが楽だと助かる。1軒目の店の隣にあるバー「N」へ行くだけなので、簡単な話だ。先客はまだ3名で定位置が空いていた。

1杯目は久々のアクアビットモスコミュール。酒屋さんに行ってもアクアビットがなかなか無いという話をすると、Nさんが電話をしてくれたが、やっぱりないとのこと。個人には売らなくてもバー用には取ってあるんじゃないかと思っていたが、どうも下種の勘繰りだったようだ。



2杯目はジン+イエーガーマイスター+パッソア+GFJのカクテル。フルーティーな飲み口で後味が苦く、なかなか素晴らしいカクテルになった。これは美味しいと思う。



3杯目は新入荷のウイスキーからグレンドロナック10年カスクストレングス・ハートブラザー。グレンドロナックは間違いなく美味しいからね。



というところで、締めのウイスキーが強力だったのと、1軒目の冷酒も効いてきて帰ることにする。そうだ、その前に酒屋さんで自宅用のウイスキーを仕入れなくては。



今日はグレンファークラス12年を購入して、元ラフィラの工事の様子を見ながら、久々に地下鉄すすきの駅から帰宅。



まだまだ時間は早いが、酔っぱらった。
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迷走の果て

2022-06-04 18:40:12 | 飲み歩き・すすきの周辺
いつも迷走している私だが、今日の行く先は決まっていた。ギャラリー創から北上し、すすきの方面へ。先日もこの道を歩いていたところ、程よくクラシックな居酒屋を発見し、その店構えが気になっていたのである。

到着すると開店10分前でまだ店がやっていない。この辺はあまり何もないところで、時間をつぶそうと周辺の街区をぐるっと回ったら、ラブホテル街だった。呼び込みの人などはいないので、風俗街ほど面倒な感じにはならないが、歩いていてそう楽しくはない。やっと開店時間になり店の前に到着。うっ、どうも今日は開店しそうな雰囲気が無いな。

店の外面は荒れているわけではないので、閉店してしばらくたつということでもなさそうだ。となると、臨時休業か、土曜日は営業しなくなったのか、開店時間がネットの情報と違うのか。または、つい先日閉店したということもあるのかもしれない。店の周りで時間をつぶすところも見当たらなかったので、あきらめてすすきの方面へ向かう。

しかし困った。私は事前調査が裏切られた時に対応にめっぽう弱い。臨機応変ということができないタイプなのである。どこか良いところが無いかと考えながら進むが、最近はすすきのの南側に来たことも無く思いつかない。結局、36号線まで出て、一度は行ってみようと思っていた店に行くことにした。私がいつも行くバーの隣が居酒屋というか、小料理屋さんなのだよね。

まだ誰もいないようなので、初めての店ながら安心して入る。カウンター隅の席に座り、燗酒(吉乃川本醸造)を注文。店の方が「今日は涼しいですものね」と声をかけてくれる。若いが人懐っこい感じの店主だ。酒と一緒に鰹節佃煮のようなものが出てくるが、さらにこれとは別の通しが出てくるらしい。それを待ちつつ、ちょうど良い温度の燗酒でスタートだ。



通しは肉団子と蕪のスープ煮・黒コショウ風味(写真なし)で、今日は温かいものがありがたい。ここは料理のメニューがなかなか工夫があって眺めているだけでも楽しい。つい、料理名に惹かれて、夏向きのメニューである夏野菜のゼリー寄せを注文する。



おお、素敵じゃない。野菜もヤングコーン、オクラ、ニンジン、アスパラ、パプリカとそれぞれの味が残っていて美味しいのだ。次の飲み物は吉乃川杜氏の晩酌というのを冷やでもらう。片口プラスアルファでコップの方にも少し入れてくれるらしいが、それが思ったよりも多く入り、なかなかの量になってしまった。



何か食べ物をもう一つということで、活ダコの50度仕立てを注文。これは薄切りにしたタコを50度のお湯にくぐらせて出すのかと思ったら、足一本の状態で50度、30分ゆでる低温調理をしたものだそうだ。



なるほど、生ならず、茹でダコならずということで、ちょうど食べやすい仕上がりである。

というところで、2杯目の日本酒の多さもあって、まずはこのくらいにしておくか。なかなか感じの良い店主と店の雰囲気、料理メニューにもまだまだ気になるものがあるので、ここはまたいずれ来ることにしよう。



さあ、客が来始めていたのが気になる隣へ。
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20220604ギャラリー巡り

2022-06-04 17:20:31 | 美術・アート
本日はHOKUBU→エッセ→大丸→レタラ→NHK→富士フイルム→オマージュ→三越→さいとう→DO-BOX→ニューオータニ→創の12か所。

■HOKUBU記念絵画館「今井喬裕展」。リアル美人画ということで楽しみにしていた展覧会。
「dominus」:ゴシックロリータ風の服装をした女性。トランプやお茶から「不思議の国のアリス」を思い起こさせる。



「Private Detective」:探偵らしき女性。この作品もフェルメールを思わせるところもあり、クラシックだ。



「ゆらめき」:と言っても古典的なテーマだけではなく、現代の女性と思われる人物画もある。



「湖畔」:いずれの女性も割と無表情で意識的にそう描いているのかと思っていた。しかし、人間とは一人でいるときにそんなに笑った顔や怒った顔はしない。それを考えると、作品のテーマは「美人画」ではなくて、「一人でいる人」なのかもしれない。次の作品だけ人物の表情が見えないのだが、はたしてこの少女、無表情なのか、自分の描いた画に満足げな表情をしているのか。



感想をメモに書いて美術館に提出すると、限定100名にかなり立派な小冊子が配布される。私もつい感想を書いて提出してしまった。それからちょうど観覧中に作家が来ていたのだが、美術館の人よ、作家を紹介しようとするのはやめて下さい。対人スイッチが切れている時、知らない人と話をするのは相当難しいのです。

最後にいつものコーヒー休憩。今日の茶菓は冷蔵が必要なプリンどら焼きということで、館の人を呼んで持って来てもらわねばならなかったので、パスすることにした。

外に出ると、朝はあまり天気が良くなかったが、11時頃にはすっかり晴れているのであった。



■ギャラリーエッセ「絵を描かなくても食べていけます4」。
藤井七海「導く先につれてって」:先達との不思議な会話ストーリー付きの作品。
渡辺万里子「黒い木陰」:絵画として好きなタイプの作品。

■ギャラリーレタラ「會田千夏展 ちいさなせかい」。
「ちいさなせかい-4」:色彩がステキだなと思ったのはこの作品だ。



■NHK札幌放送局「自然を見る 8K×道内作家で紡ぐ北海道の”美”」。手島圭三郎の作品は撮影不可だったが、大きなパネルになったものは撮影可能であった。いずれも見たことのある作品だったが、広い会場(一部通路は狭かった)で見やすい。



嶋田忠の道内の鳥を撮影した写真と、「ヤマセミ ヤマメを捕らえる」という撮影プロセスを番組のようにした映像作品(ニュースで見たが、NHKの番組らしい)が流れていた。画面は大きく、映像は美しいが、ビールが効いてきた私は少々うとうとと…。



■ニューオータニイン札幌「中村まり子展-廻るあな-」。パステル色でふんわりした作品を描く人だが、良く見ると描かれている子供たちには自意識が無さそうで、人間がサンゴや植物の群体のようになってしまった未来のような不気味さもある。

「戴きもの」:2022年の最新作かな。何となく宗教的なイメージもある。

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高いつまみ

2022-06-04 12:01:43 | 飲み歩き・札幌駅周辺
学園前からさっぽろ駅に移動し、まだ時間が早いので空いているであろうビアホール「L」へ。スムーズにテーブル席に案内され、まず最初の一杯はエーデルピルスにした。苦みが強くて、良い味である。



今日のつまみは何となくミスジのカットステーキだな。まだそこまで腹が減り切っていないので、あまりボリュームが多くないだろうと思われるものにしてみたのだ。



ふむ、肉は柔らかく食べやすく、予想通りボリュームはそれほどではない。これをつまみに、パーフェクト黒ラベルを追加する。



エーデルピルスの後だとパンチが弱い。頼むのが逆順だったか、2杯目を琥珀エビスにすれば良かったか。ほろ酔いになったところで、ギャラリー巡りを続けよう。
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閉店322

2022-06-04 11:00:11 | いろいろ写真館
HOKUBU記念絵画館に行く途中にあるパチンコ屋さんが、今年の4月に閉店していた。





私が思うに、まあ中毒患者を生むような業種が閉店してしまうというのだから、大変な不況なのではあるまいか。
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