散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20201128最近読んだ本

2020-11-28 23:16:44 | 読書
■「人工知能で10億ゲットする完全犯罪マニュアル」竹田人造
AIを駆使したコンゲームといった感じ。程々に面白い。

■「永遠の戦士ブル ペリーローダン629」フランシス、エーヴェルス
ブルのピンぼけっぷりがなあ~。何しろ3千年以上生きているからしょうがないか。

■「九度目の十八歳を迎えた君と」浅倉秋成
かつての同級生は18歳のままの姿をしていた。いったい何がそうさせているのか?

■「ヴィンダウス・エンジン」十三不塔
動くものしか見えなくなる奇病が発生。しかし、それが緩解すると人間の高度な能力が発現するのだ。うーん、理論不足の所が痛い。

■「仏像破壊の日本史」古川順弘
神仏分離を発端にして廃仏毀釈が起きたのだが、具体的に命令があったというよりも、神道ブームと忖度のなせるわざだった模様。今の日本人からして、そういうことがあっても全く驚かないね。

■「飛ぶ孔雀」山尾悠子
幻想小説はツラい。

■「世界最終戦争の夢」H・G・ウェルズ
まだSFの舞台が地球上だったころのお話。
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20201128ギャラリー巡り

2020-11-28 15:54:56 | 美術・アート
本日は創→紀伊国屋→大丸→三越→大通→道新→近美の7か所。

■ギャラリー創「木を見て、森を見て、」。森迫暁夫と藤沢レオが書簡の往復による意見交換を行い、その中から抽出した10のキーワードに対して作品を作成し、展示した展覧会である。さすがにこのギャラリーは企画がちゃんとしている。

森迫暁夫「おっきなひとつぶ」:キーワードは「ハチドリ」。彼の作風が消しゴムハンコでカラフルに作り出されている。
藤沢レオ「静かな日・ピンクのドア」:キーワードは「おにはうち(鬼は内)」。鉄のフレームで出来たシンプルな家に、ピンクのドアが光る。

今日は雪が降ったりやんだり。次の写真は中島公園を北側から見たところである。



■大通美術館「国の重要文化財建物 建造物 建築写真展」。北海道内には重要文化財である建造物が30か所、70棟あるのだ。私が見たことがあるのは、14か所の模様である。

■北海道立近代美術館「近美コレクション 日本の美」。何となく、休館になる可能性を少しずつ感じるため、早めの観覧である。但し、こちらは浮世絵が3期、日本画が2期にわかれて展示替えをする模様。

岩橋英遠「石」:確かに日本の美っぽいね。



片岡球子「阿波風景」:踊る人、渦を巻く海、瀬戸内の島と船、さらには虹がかかっているという破天荒にして能天気な風景。自由でいいなあ。



江戸時代から明治時代にかけてのガラス器。ライティングもいい。



岩田藤七「茶碗・銀河」「水指」など:こちらは現代作家の作品。



家住利男「V.010702」:このガラスの厚みと形がいいんだよなあ。



「日本の美」といえばそうだが、何となくコレクションを並べた展覧会に見える。浮世絵もオーソドックスと言えばそうだが、今どき「雪月花」をテーマに作品を並べるかね? 最後の「この1点を見てほしい。」ではシャガールの「パリの空に花」が特集されていた。よく見る作品なので「また、これか」と思ったが、解説を読むと今まで聞いたことのない解釈だったので、なかなか面白かった。



コレクション展の観覧者も10名いなかったが、「諸星大二郎展」の方は人がいる気配がほとんど感じられない。相当空いていると思うので、興味のある方はぜひ。私は後期展示になったら、もう一度行こうと思っている。


→諸星大二郎展の最後にある文献コーナー。私も何か読んでみないとな。
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昼に贅沢をする-贅沢な昼食(2)

2020-11-28 12:18:39 | 食べ歩き
11月は4月以来のお金を使わない月であった。菊水勤務になってからすすきのには足が遠のき、菊水での新規開拓も1軒にとどまっている。また、テレワークが多いので、琴似近辺の店に行く機会も少なくなっているのだ。

しかしながら、どこかでお金を使わなければ良くないような気がする。ということで、先週も贅沢な昼食だったが(カニ)、今週は札幌駅近くの焼肉「P」へ。時間が早いせいもあるが、ほぼ客がいない。

注文は悩んだものの、今月のスペシャルランチというのを注文。肉は牛たん、道産ミスジ、鶏せせり、道産豚肩ロースの4種盛り合わせになっている。もっと贅沢なセットっぽいものもあるんだけど、肉の脂が多すぎるように見えて頼む気がしないのだ。

ということで、まずはエビス黒小瓶でのどを潤す。客単価を上げるには飲み物が手っ取り早い。



さほど待たずにランチが到着。ご飯(麦飯・少な目)、ワカメスープ、キムチ、ナムル(量少ないな)、サラダがセットになっている。



肉の部分をアップで。焼き野菜は玉ねぎ、ナス、カボチャがそれぞれ1切れづつである。



早速焼いて行こう。焼く場面は写真が小さくなるが、何しろ一人焼肉は網の上がみすぼらしいからである。



私はどうも焼肉の牛たんってあまりピンとこないんだよな。牛たん専門店のは美味い気がするんだけれども。ミスジはまあ見た感じ通りの味、鶏せせりは歯ごたえと味の変化をつけるうえでは重要な一品だ。そして、一番美味いように感じたのは豚肩ロースであった。

と、ここまでは良かったのだが、お茶を出して頂き、食器を下げる時に手が交錯して、ビールグラスを割ってしまった。老化のせいなのか何なのか、全く不甲斐ない限りである。とても対応の良かった店のお姉さんに詫びることしきりの私であった。



客は3~4組だったかな。少し高いものを頼んで貢献しようと思っていたのだが、ちょっと落ち込んで、書店へと向かう。
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