散歩日記XX

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20201103ギャラリー巡り

2020-11-03 21:14:42 | 美術・アート
ギャラリー巡りと言っても一か所である。

■本郷新記念札幌彫刻美術館「本郷新・全部展」。なかなか見ごたえあり。本館は絵画中心、記念館は彫刻中心の構成だそうだ。
「泉の像」:こんなにふんわりしたスケッチを書いているとは意外である。



「不死鳥」(2点とも):私はどうもこの像を見ると「不死鳥」ではなく「焼き鳥」というタイトルが思い浮かんでしまうのだが、不謹慎だろうか。この鳥たちはここから蘇り、羽ばたくのだろうか。



「志賀高原」:道外の風景が新鮮だったので。



「鮭」:これは絵画としてもなかなかのレベルに達していると思う(と、偉そうに言う)。



続いて記念館の前に行って、例の彫刻を撮影。



コンクリート造の「鳥の碑」が2018年に倒壊し、ブロンズ像として蘇ったものである。どういう形で設置をするかについては「現コンクリート作品の再設置」「ブロンズ鋳造作品の新設置」「コンクリート成形作品の新設置」「FRP成形作品の新設置」「3Dスキャン・3Dプリンター成形作品の新設置」「石膏原形の展示」の6案を「作品再現性」「展示の妥当性」「作品の耐久性」「作業のスムーズさ」「設置後のメンテナンス」「展示環境」「設置後の美観」「来館者の安全性」「作品への影響」「想定される市民感情」「利活用の汎用性」の11項目で評価した結果、決まったものである。

それでは元のコンクリート作品がどうなったかというと、記念館の一番奥の片隅で厳重に監禁されているのであった。というのは悪い冗談で、安全管理上、きちんと保管しなければならないのであろう。



この足と台座の境目がポッキリといったらしい。



記念館の窓側では「哭」(石膏像2点、木造1点)が展示されていた。これはなかなか重々しい精神的な作品なのだが、三体並んでいると、少しユーモラスな感じもしてくるではないか。



今日は文化の日であるため「サンクスデー」として観覧が無料であり、普段より多くの人がここを訪れていた。私は年間パスを持っているため、無料の日は人が多くてありがたくないのだが、それでも多くの人が足を運んだことを喜ぶべきであろう。



なお、今日は記念品として絵葉書をいただけるのであった。

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二転三転

2020-11-03 13:30:08 | 食べ歩き
彫刻美術館から帰る途中で昼食を取ることにしよう。1軒目、営業していない(今調べたら火曜休だった)。2軒目「ちょうどご飯切れで、炊きあがるのに20分くらいかかります」→断念。

3軒目は「テーブル片づけ次第、ご案内できます」ということで待つことにした。私の後には短い間に3組の客が来るのでどうなることかと思ったが、待ち行列の先頭だった私は何とか10分待ちくらいで席に着くことができた。但し、席そのものはゆとりがあり、隣との距離はかなり空いている。



慌ただしくメニューを選び、最初にサラダが出てくるのを食べる。



思ったほど待たずにメインの海老のアラビアータが到着。やれやれ良かった。見ていると、料理そのものはあまり待たせずに他のテーブルにも出ているようで、今日の混雑もだいぶ解消されてきたようだ。



ここのパスタはちゃんとしたもので、具の海老とマッシュルームがたっぷり入っており、ソースは程よくピリ辛だったので、飽きることなく食べることができた。食後のコーヒーは口の所は小さいが、中間がふくらんでいるコーヒーカップで出てきて、それなりに量があった。



まだ待っている客もいるようなので、早めに出ることにしよう。休みの日は13時くらい、少し遅めの時間が込むのかな。

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