室蘭市議会の白鳥新道・幹線道路建設促進特別委員会で、地上30メートルのところで工事が中断している白鳥大橋の祝津側本線の延伸を含む2期工事の実施を室蘭開発建設部と北海道開発局へ行って早期に着工するように要望してきました。開発局では2重行政の弊害が指摘されており、道庁への移管も噂されるなどの存廃問題に加え、幹部の逮捕など内部の動揺もみられ、しかも道路特定財源の一般財源化や公共事業予算の減少など、厳しい条件がある中での要望活動でした。そのことを加味しても費用対効果の問題でしか議論できない雰囲気では情けない限りです。儲かる道路しか作らないとなると大都市部など、限られた地域でしか工事はできなくなります。まったく利用価値のない道路を作るのと、街のシンボルでそこを中心に街作りをしようとしている、しかも10年以上工事が途中で止まっている道路を作るのとを同じレベルで考えているとしたら、大きな間違いだと思います。
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