第１７回 全国市議会議長会研究フォーラム

第１７回　全国市議会議長会研究フォーラム　～デジタルが開く地方議会の未来～が１０月１９日・２０日の２日間に渡り長野市のホクト文化ホールを会場に行われました。
基調講演の後、「地方議会のデジタル化の現状・課題と将来の可能性」についてパネルディスカッションがあり、様々な提言や提案がありました。
２日目は課題討議として、先進的に取り組みを進めている各議会からの報告があり、今後の目指すべき方向性が示されました。
出来る事から、出来る人たちで、始めることが重要。問題があれば、その都度解決していくことで対応。情報漏洩やシステム上の不具合はリアルな会議でも起こる。議会がどう考えようと世の中はデジタル化が進んでいく。ペーパーレスは結果であって目的ではない。真の目的は住民福祉の向上に繋がる視点。議会側からの発信だけではなく、双方向でのコミュニケーションツールとしての活用。災害時等でも議会機能が維持できる体制の整備。上場企業では株主総会もバーチャル総会へシフトしているが、合意形成上の問題点は指摘されていない。など、示唆に富んだ発言が多くありました。
できない理由を考えるのではなく、まずはやってみましょう！が、キーポイントです。