あるとき、検索で偶然引っかかったpixivの画像を見て、改めて観たいと思ってTSUTAYAに行ったら、セットレンタルになっていたので「風林火山」を全話鑑賞中です。
2013/04/26現在、由布姫が登場した第17回「姫の涙」まで鑑賞済みですが、ここに至るまでにはミツやんとの出会いと別れ、武田晴信に仕官するまでの紆余曲折など一言では語り尽くせぬほどの流れがあって、時には涙、時には「武者震いがするのう!!」な展開と、結構面白いです。
ちなみに、ミツやんの涙は第3回「摩利支天の妻」で、勘助がミツやんを城にたとえて「そなたはわしの城じゃ。やっと見つけたのじゃ、わしの戦を」と、ここで一緒に生きていこうと誓ったシーンのでした。この翌日にミツやんは信虎に惨殺されてしまうのですが…。
時代は下って、由布姫たちが籠城する城に攻め込んだ勘助、姫の姿を見るまでは命を奪う気満々だったのに、自害したくない、生きたいと訴えるその姿に、信虎追放とともに消し去ったと語ったはずのミツやんの姿を見たという演出には改めてはっとさせられました。
これから真田幸隆との再会、村上義清や長尾景虎が立ちはだかり、板垣と甘利が壮絶な戦死を遂げたり、晴信が出家して武田信玄になるなど山場がまだまだ来ますが、それらも楽しみです。
「風林火山」、十分鑑賞できる今のところ最新の戦国時代物の大河ドラマです。天恥人とシエは…