10月から月またぎで「風林火山ドライブ」と題して長野県内のゆかりのありそうな場所を周ったけど、肝心の山梨はほとんど行ったことがなかったので、12月8日に日帰りで出かけてきました(汗)。
甲府へは当初はJRで行くつもりだったのですが、きっぷを買う暇がなかったのとあちこち行きたいなぁということで、結局マーチで行くことに前日決定しました(笑)。
で、当日。本当はもうちょっと早く出るつもりだったけど、前日の残業疲れでちょっと寝坊したりテレビ見たりしてて出発したのは8時でした。
自分の中ではちょっと出遅れた感があったので行楽渋滞がちょっと心配だったけど、混んでいるところは首都高の錦糸町料金所~両国JCTと途中寄り道した談合坂SAの駐車場ぐらいで、京葉~首都高~中央道はいずれも順調でした♪。けどσ(^^♪の方は順調じゃなくて、談合坂で30分ほど休憩したにもかかわらず、出発後何となく眠気を催したので、釈迦堂PAに入ってちょっと寝ました(^^;
中央道を甲府南ICで降りて甲府の市街地に入りました。甲府駅そばの民間駐車場に車を止め、風林火山博会場になっている県民情報プラザへ行…く前に、斜め向かいにあるりそな銀行で軍資金を調達し(笑)、改めて会場に入りました。
まずは、山梨の物産展会場のようになっている1階の無料ゾーンを駆け足で眺め、無料ゾーン奥にあるチケット売り場でチケットを購入して、エスカレーターで地下の有料ゾーンに下りました。
有料ゾーンは武田信玄や山本勘助を中心とした武田氏にまつわる展示と、大河ドラマ「風林火山」に関する展示の2本立てでした。特に、山本勘助は謎が多い人物で北海道で古文書が見つかるまではその存在すら怪しまれていたような人だったのでかなり見てて面白かったですが、武田二十四将の絵から勘助の声を再現したというコーナーはちょっとやりすぎかなぁという気がしないわけでもなかったけど(^^;。
一方の大河ドラマコーナーは、内野聖陽・市川亀治郎・千葉真一・宍戸開のインタビューを収録した映像が流れていたり、オープニングの騎馬武者の行軍シーンや戦闘シーンなどの撮影秘話を紹介したり、出演者の衣装をはじめ山本勘助の眼帯とか肌身離さず持ち歩いていた摩利支天のデザイン図など貴重な品々も公開されていて、山梨での「風林火山」の盛り上がりはすごいなぁと思ったのと同時に、武田信玄という全国区の有名武将が存在した 山梨が羨ましく感じたりもしました(^^;
有料ゾーンを出た後、無料ゾーンの物産展を冷やかしつつ、出店していた清泉寮のソフトクリームをなめながらJR甲府駅へ。ここで昼食を…と思ったけど、ほとんど全国チェーンのお店ばかりで、昼食は諦めて駐車場に戻り、武田神社に行くことにしました。
駐車場から中央線の線路を越え、駅北口から真っ直ぐ伸びる武田通りを山の方に向かった正面に武田神社はありました、というか、今の甲府の街並みを眺めるように聳え立っていました。
ここはかつて武田信虎から信玄を経て勝頼までの3代が過ごした躑躅ヶ崎の館跡地に建てられた神社で、神社周囲に張り巡らされた濠が昔はお館だったことを物語っていました。参拝を済ませてしばし境内を歩いたあと、次の目的地に向かいました。
次に向かったのは北杜市内の高原地帯。バカーナビに案内させたところ一般道を通るルートを出されたので、強引に韮崎ICから中央道に乗り、小淵沢ICから山に向かっていくこと数分。ついたのは八ヶ岳牧場内に造られたオープンセット、風林火山館でした。
入場券を買って中に入り、まずはドラマの資料や北杜市の観光案内を展示した資料館を見学。風林火山博会場同様に、勘助が持ち歩いていた摩利支天のスケッチや出演者のサインがありました。続いて濠にかかる橋を渡って門をくぐると、そこには躑躅ヶ崎の館が再現されていました。建物の中には入れなかったけど、お屋形様がお出ましになりそうな、いい雰囲気でした。
実はこの時点でまだ昼食をとっていなかったので、とりあえずみやげ物店でおやきを買って食べました(^^;。
風林火山館を出て、高原の林の中を走る道を下っていって 三分一湧水に行きました。その昔、水利権争いが絶えなかった3つの集落に均等に水を分けるために武田信玄が整備した施設だそうです。泉から湧き出た水がいったん溜められて、そのため池の真ん中にある三角石によって均等に分けられるそうですが、それにしてもこれを考えた人はすごいなぁと思いながら、三分一湧水館のみやげ物店で白州のミネラルウォーターを買ってあとにしました。
次の目的地に向かう前、さすがにおやき1個ではお腹が持たなかったので小淵沢駅に寄り道し、駅併設の駅弁屋で、1月の北海道旅行のとき、「北斗星」車内で食べた思い出深い? 「甲州ワインで育った牛と豚の弁当(まんぷく甲斐?)」を買いました(^o^)。でも、食べる場所がなく、弁当を携帯したまま山梨~長野県境を越えて、ふらっと信濃境駅に寄り道してから、富士見町内にあるゆーとろん水神の湯に寄りました。ここは硫黄泉ということで寄ってみたのですが、確かに硫黄の臭いはするし湯の花も漂ってはいたし、打たせ湯とかいろんな湯船が楽しめたけど、肝心のお湯がどうもしっくり来なかったこともあって、早々に退散(汗)。でも、日帰りでスキーやトレッキングを楽しんだ後の汗流しや疲労回復には良さそうな感じでした。
R20を東に戻りつつ、山梨との県境に近い、道の駅信州蔦木宿のつたの湯に入ってみることにしました。その前に、小淵沢で買った駅弁を完食♪昼食というよりは早めの夕食でした…。
お腹がいっぱいになったところで、入浴。こちらは、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉ってことで、どんな湯なんだろうと思ったら、ちょっと泥みたいなにおいのする透明なお湯でした。でも、内湯と露天風呂は加水加温で循環しているらしく、別にあった源泉の湯に入ってみるとほのかに硫黄のにおいがするややぬるめのお湯でした。時間帯、すでに夜になっていたので星空や上空を飛ぶ飛行機の明かりが結構きれいでした。
風呂から上がって、売店でおみやげのみすず飴と、北海道のまりもっこりの姉妹品? 信州もっこりんごを買ってから出発しました。そいえば、千葉にもまめもっこりなるものがあったけど、結局見かけなかったなぁw
今回はお風呂と売店しか利用しなかったのですが、ほかにも食堂があって長野や山梨の郷土料理がたのしめるので、ドライブ途中にふらりと立ち寄って温泉で運転の疲れを癒してお腹も満たして…という使い方が結構いいかもしれません。
帰りは R20から大きく外れた山道をくねくねと進んで小淵沢の市街地に出て小淵沢ICから中央道に乗って、双葉SAで早速夕食(爆)。軽食コーナーでほうとうを頼みました。食券販売機のメニューカテゴリーが「ほうとう」で独立している点と、注文を受けてから出来上がるまで時間がかかるのは下り線と一緒ですが、丼で出される下り線と違ってこちらは鉄の鍋でぐつぐついっているのがでてきて、かなり得した気分になりました(^o^)。具もかぼちゃや豚肉など大きめのやつが入っていて、はっきり言って下り線よりも本格的です(笑)。
他にも数グループいたのですが、すべてのグループ誰かしらほうとうを頼んでいたので、厨房は大変なことになっていたようですが(^^;。
双葉SAからは中央道をひたすら飛ばして、談合坂SAにも石川PAにも寄らず、家までノンストップで走破しちゃいました。本当に双葉から家の最寄IC降りて信号に引っかかるまで完全停止ナシでした(^^;
今回のドライブ、走行距離は471.7km。燃費は14.1km/Lでした。
相変わらず、遠出するとたとえ山道を走りまくろうが燃費が急激に向上するマーチでした…。