VOICES+

「ブログ人」終了なので引っ越してきました。

トークライブ

2005-01-16 | 
DSC00059前に書いたトークライブ、雨が降っていたけど行ってきました。
イベントレポートとは呼べないけど、だらだらとその様子を書かせていただきます_(._.)_。
記憶に頼っているので、表現の違いなどがあるかと思いますが、その点はご容赦ください。

スタート30分前に会場に到着したけど、既にギャラリー内は異様な熱気に包まれていました。
20分ほど前になると、35thアニバーサリーのZが乗ったターンテーブルがせりあがって舞台になりました。その後も舞台上に椅子やテーブルが運び込まれたり、テレビカメラ用のひな壇がセッティングされたりと準備が着々と進みました。ギャラリーも時間を追うごとに増えていき、ついには銀座ギャラリーがほぼ満員になりました。

開始時刻の14時になると、舞台脇にゲストの片山豊、湯川伸次郎両氏が現れて知り合いと思われる人と会話を交わしたり、2階から見ている子供に手を振ったりしていました。
舞台上の司会者に促されて両氏が登壇。トークが始まりました。

トークの内容は、簡単に言えばZにまつわる話を生みの親と現行型の開発責任者が熱く語っていました。特に片山さんは、90代半ば、確か、あの日野原先生よりもさらに年上だけど、見た目も話すこともほんと年齢を感じさせないというか、ほんと若々しかったです。湯川さんも「ZとGT-Rが作りたくて」日産に入っただけあって、Zに限らずクルマに対する情熱は片山さんに負けず劣らずすごく感じました。
片山さんといえば、塙さんとゴーンさんにZ復活を直談判したことは既に知られているけど、ゴーンさんから「2002年に復活させます」という返事を貰ったあと、販売価格をめぐって20,000ドル台後半の攻防を繰り広げたこと、そのおかげで湯川さんたち開発陣が苦労したなんて裏話も飛び出しました(笑)。既出かもしれないけどσ(^^♪は初耳だったのでそれが結構ツボにはまりました(笑)。

「どんなクルマもスポーツカー」という言葉には、1500ccのパルサーセダンユーザーのσ(^^♪としては一番うれしかったです(笑)。性能だけでなくすべての面でZを下回っているけど、そんなパルサーも…(;_;)。
その流れか、雪道で安心してZを操縦できるパワー制御装置を…という質問に「ムラーノに乗りなさい」という回答、ついつい笑ってしまいました^_^;。

終盤は「これからのZについて」の話になり、片山さんが「Zとわかるような家紋みたいなものがあればいいなぁ」と言うようなことをおっしゃったら、湯川さんは立ち上がってZの後部に回り、リアの「NISSAN」エンブレムの説明をはじめ(全ラインナップ中最大サイズのエンブレムを装着しているようです)、司会がフォローしている間に今度は手馴れた感じでZのドアを開けてパワーウィンドゥを操作し、ステアリングの「Z」エンブレムの話をしている時、結構かっこよかったです。ちなみに、ステアリングも本当は「NISSAN」エンブレムをつけなければいけないようだけど、1人で乗ることが多いZの場合、「これはZだ」とドライバーに主張するために敢えて「Z」エンブレムにしたのだとか。

トークショーが終わって、プレゼントの抽選会。ZコレクションのTシャツに片山、湯川両氏のサインをしてプレゼントだったけど、当然はずれ(泣9。本気で悔しかったです…。

トークショーは30分程度と当初アナウンスされていたけど、結局最後の抽選まで入れて大幅にオーバーして終了しました。けど、そんなことも忘れてしまうくらいあっという間に終わってしまったと感じるくらいでした。ほんと、両氏のクルマに対する思い入れ、すごいです。そして、いちどは消えてしまったZを復活させてしまったZファンの力もすごいです。

σ(^^♪もそんなZ、いちどは乗ってみたいと思うけど、現実的には当分無理そうなので、せめてGT4の世界で楽しませていただいてます^_^;。