星田オステオパシー

脊柱管狭窄と診断された方

本日で二回目。

座るのが辛い
左お尻中程が熱いような痺れるような痛さ
左膝を大きく上げると膝外側に痛みが走る

と言う事でした。診断は脊柱管狭窄でしたがお医者さんもそれほど圧迫されて無いのに・・と、まあいわゆる視覚的には問題が発見できなかったので苦し紛れ・・というのは失礼ですけど、とりあえずつけておられた感じだったという事でした。

本当の脊柱管狭窄の場合、外科的に何とかしないと改善は難しいと思うのですが(ちなみにアメリカでオステの最大組織の幹部の一人が脊柱管狭窄で困っておられたくらいなんで、オステでは無理なのでしょう、現在のところ、多分)。

一回目は、色々と触ってるうちに、結局太股の内外が硬いということに落ち着きまして特に膝の痛い左側の内もも。お尻から腰の痛みがある左側は外ももと裏側の内側。特に裏側の内側は押すと辛いお尻の部分に響くと言うことでこれは下手人決定という感じ。
腰椎の部分も多少は問題があるから、狭窄症と言う診断が出たんだろうと手の甲のツボで確認すると確かに腰椎上部あたりに対応するところが両手とも明らかにへこんでいるので、そこを自分で刺激してもらうようにお伝えしました。

で、本日。お電話で随分辛い部分が絞れてきた(マシになってきたと言う意味も含む)ということで二回目。

一回目のところはとりあえず置いといて、痛みの場所が変化したということで、そこに絞った施術を。大中小デン筋を片っ端から緩めた後、骨盤まわりの筋肉付着部でしこりのあるところを片っ端から緩める。
膝は大きく上げるとき痛いと言うことで、太股裏外側を緩める。

特にあぐらがかけないということだったので、股関節周りを(直接はすでにやってるので)指のツボを利用して刺激してみる、どうもご本人の感覚的にもあぐらで突っ張るところと腰のつらさが連動してる感覚があるということだったので。
ツボを刺激すると(やっぱり痛がってはりましたが・・・この手のツボ療法はオステと違って痛いのが前提なので)、一気にべったりとは行きませんでしたけど、明らかにやる前と足の引きつけ具合などに改善が見られたのでご自身でやっていただくようにお伝えしました。

脊柱管内に問題があるかも?と言うので後頭骨から硬膜管を引っ張ったり、仙骨と後頭骨とで行う硬膜管評価を行ったりしたのですが、これは関係なかったかな・・・ただ腰椎自体に弾力性が無くなってるのは確かなので、手のツボ該当部分を刺激していただくようにお伝えしました。

ちなみに一個前のソケイヘルニアの疑いのある方のところで、硬膜管評価を行ったときにすごく腰が楽になった・・・と言うのを書くのを忘れてました。あの方の場合、頭を洗うときなどうつむく動作でより痛みがひどくなると言う事でしたので・・・
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