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星田オステオパシー

ファイナルファンタジー7の思い出

最初に言っておくと、まだプレイしたことがありません!

じゃあ何の思い出が?というと・・このソフトが発売された時、僕はセブンイレブンの店長をやってましてね、任天堂ハードからの移籍にコンビニのデジキューブで優先販売みたいな感じで発表されたので・・売れましたねぇ・・発売当日は朝から専用のパートさんに来てもらって大混乱しながら(予約の伝票とか手書きだし朝は普通に忙しい!)なんとか凌いだ・・って感じでした。まあ、儲けなんて知れてたと思いますけどね。

で!その後同じくスクウェアから発売されたのが「チョコボの不思議なダンジョン」
不思議のダンジョンシリーズは面白いし多分悪いソフトでは無かったとは思うんですが、FF7ほどの爆発力を持ってるとはとても思えなかった。しかし本部のスーパーバイザーは超強気で

「いや〜今回も行けますよ!50本行きましょう50本!」

なんて言うわけですよね。今回は予約制でもないし返品も出来ないのにそんなに入れてどうすんだ!?反論したんですがあんまりにも泣きついてくるので(多分本部上司から相当ねじ込まれてたんだと思う)。

じゃあ40本で・・

と折れたんですよね。そして結果は・・売れたね〜

2本!

なんと38本売れ残り。仕入れを強いたスーパーバイザーは「売れ残っちゃいましたねぇ(^o^)」とか、知らんぷり。よっぽど責任追求したろうかと思ったけど、もう二度と言うことを聞かないけど文句無いですよね?と静かに宣言して手打ちに。
その後、中古屋を回ってなんとかしようと思ったけど開封もされてないソフトを大量に持ち込んだことで他店での万引を疑われて買い取り拒否されるという・・(^_^;)

結局500円に値下げしても30本以上手元に残ってしまった。そこで僕が取った解決策とは!?

店内に設置されたお邪魔マシーン「デジキューブの販売用モニター」

こいつにプレステを接続して椅子を設置。小中学生がやって来そうな時間を狙って店長自ら待ち構え

「そこの君!僕とストゼロ(ストリートファイターゼロ)で勝てたらこのチョコボの不思議なダンジョンをあげよう!」

とゲリラゲーム大会を開いてプレゼントしたのでありました。まあ、僕は持ちキャラのザンギエフで本気で対決したのでなかなか配り終わらなかったんですがね。まあ、トータルで大赤字でしたね。クソがッ!!

その後、デジキューブはヒット商品も出ずにただの邪魔なオブジェクトと化してましたね。本の棚を1つ潰してるし1本だけ在庫として仕入れされるソフトでさえも売れず(当時はまだゲームショップが健在だったので当たり前)、本当に迷惑な話でしたよ。

腹いせにバイトの子達と対戦したゲームを録画したものをエンドレスで流して「店長VSバイト山口」とかってメモ貼って遊んでました。

以上、ファイナルファンタジー7の思い出でした。

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