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星空は楽しいBLOG2

天体写真を中心に、普段の中での紹介したいものをアップしたいと思います

sharpcap4.1ライセンス更新

2025-02-22 19:03:27 | 日記
極軸合わせ考察。次の4つが今まで経験してきた極軸合わせです。特に②の時期が長く、今でもほとんどがこの極軸望遠鏡使用で極軸セットを終わらせています。私は一眼・ミラーレスカメラでほとんど写真を撮らないので高精度のセッティングは特に必要としていません。

①おおまかに極軸が北極星に向いていればよい。
② 極軸望遠鏡を使用
③ Polemasterを使用
④ Sharpcap4.1を使用
 極軸合わせの精度は上から順に良くなっているように感じます。特に④は10秒角未満の精度にも合わせられます。天の北極との離角を表記されるのが心地よいです。私が④で極軸あわせをするのは、fl=5000~10000mm以上で惑星の撮影を試みる時ぐらいです。

ただし、sharpcapでの極軸合わせは無料版ではこの極軸合わせの機能は利用できなく、ライセンス料の必要なPro版が必要です。毎年更新が必要なので先日更新しました。当初利用を始めた時は年会費1500円でした。しかし、昨年2000円になり、円安の今年は2700円までになりました。永久ライセンスもあるようですが、今後10年以上使うならば価値ありですが、年齢を考えると毎年更新でもいいかなと思ってしまいます。
今回もボーナス期間2か月がついて、2026年5月まで使用可能になりました。

Sharpcapのpro版は極軸合わせ以外にも便利な機能があるので、電視観望ばかりしている昨今は必需ソフトです。しかし、1000mm程度での電視観望も場合によっては②も使わず①で終わらせることもあります。特に観望会で薄明中からスタートする時は「えい、やー」でいい加減な極軸セットで終わらせています。

街中天体観測 in善通寺市

2025-02-20 22:29:01 | 日記
今月の街中天体観測は地元善通寺市の市役所前で19:00頃から始めました。
家を出る時はよく晴れていたのですが、さあ始めようという時に雲の襲来に泣く始末。

市役所前を通る人に声を掛けたいのですが、曇られると声もかけられず、また雨も早々に降る始末ではやばやと退散です。準備中に撮影した画像をアップです。

街中電視観望は二刀流3wayで電視観望(150mm+1200mm)と眼視(約40倍)
を準備していました。今日は眼視用に32mmをセットしM42を少し観望できました。惑星を見て頂くときはアイピース交換の予定でした。


結局望遠鏡を向けられた天体は、ピント合わせにシリウス、そしてM42。
晴れ間にとりあえず火星で終了でした。馬頭星雲にも向けましたがうまく写らずちょっと残念。

SharpCap/ 惑星のライブスタッキングと強化

2025-01-27 23:22:16 | 日記
最近の惑星処理はほとんどがSharpCap/ 惑星のライブスタッキングと強化を利用しています。
さらっと見る時は良いのですが、しっかりと模様を記録しようとすると
気になるところがあります。

「ライブスタッキングと強化」を使ったときに、撮影時の最初の画像(撮影スタート直後の数10コマ)をもとにウエーブレットが働いているように感じます。ですから、シーイングが悪いと影響が大きいようです。今回も、衛星の影は黒い円形のはずですが、飛び跳ねた画像につられて瓢箪型の影が生成されています。衛星本体も同様に白い画像が瓢箪型に見えます。

ちょっと拡大した画像です。(fl=2000mm)
この日は2.5×パワーメイトを使用して(fl=5000mm)も撮影しましたが、こちらの直焦点(2000mm)の方がシャープな画像でした。シーイングが悪い時は拡大するのはやめた方がよさそうです。

彗星の撮影遠征(4日目)

2025-01-21 19:07:06 | 日記
彗星を大きくはっきりと写したい思いで、天気を気にしながらの遠征です。先日から同じ場所に遠征しています。先日は7cmにASI585MCで1300mm相当(フルサイズ換算)でしたので、今日はC8で3000mm相当(フルサイズ換算)を狙って行ききました。

日の入り前は少し希望を持っていました。
正面の島からすこし左に離れた位置が彗星没の場所です。

C8の赤道儀は使いなれたGPD。ただし、彗星が見えている時間帯は薄明中なまで極軸セットは出来ません。真北方角は背景の景色からわかってるのですが、当然1度~3度はずれてしまいます。また、プレートソルブもできません。

方法は、彗星没の場所に筒を向けて、そこから手動で戻すという手法を用いました。彗星没の前10分程度の赤経移動なので大きくは、ずれないだろうという甘い思考です。

また一方で300mmAPS-Cで彗星の確認も同時撮影です。こちらは、時間と共に露出時間の変更をしながらになります。

ピンクの↑位置が山が無い場合の没(18:08)位置です。
雲が無ければ写っていただろうと思われますが、残念な結果です。

当然C8の方もGainをあげても見ることは叶いませんでした。