goo blog サービス終了のお知らせ 

星空は楽しいBLOG2

天体写真を中心に、普段の中での紹介したいものをアップしたいと思います

黄砂の中で

2025-03-27 13:35:22 | 日記
先日の5cm(46mm)ファインダーの画像では、スケアリングがうまく調整できていなかったので修正してバラ星雲を再度撮影です。
QBPを使っているにせよ、安物アクロマート(F3.2)では十分な画像と納得です。

春の銀河はたくさんあるので撮影対象に迷ってしまいます。M101を最初導入でしたがコントラスト悪く諦めて、久々の黒目銀河を狙ってみました。
翌朝に仕事を控えているので短めの撮影になりました。
sharpcap4.1で撮影です。ディザリングを10枚ごとに行い縮緬ノイズの防止をしました。ステライメージで8枚σコンポをするのですが、M64が画面内を移動するので切り取り画面が小さくなってしまいました。

自作OnStepのvixen sphinxで撮影ですが、この程度の焦点距離なら問題なさそうです。
今気になっているのが、nema17モーターの分解能が現在は1.8度なのですが、
0.9度とステップの細かなモーターが必用かどうかです。とりあえずこのままかな。











2台目のsphinx

2025-03-25 12:20:30 | 日記
ヤフオクを見ていると低価格のsphinxがあった。まあ、この価格では終了しないだろうと思いつつ、お遊び気分で入札してみたら、そのあと誰も入札してこない。落札しましたのメッセージを受け取り微妙な気分。

手元に届いたらきれいな個体でした。半年前に入手した個体よりも安価で、ハーフピラ―付。しかも、コントローラstarbookもうごいている様子。しばらく試して、ascom接続が出来たらプレートソルブも可能だし、もともと1200倍速で導入できるらしいので、ONSTEP化しなくてもいいかも。


2台おそろいも見ていて楽しい。


・・・断捨離はどこへ行った?




5cmファインダーで電視観望

2025-03-22 11:26:59 | 日記
現在Sky-Watchrのファインダー(fl=約180mm)にクローズアップNo4を付けて148mm(F3)+NeptuneCⅡで広角域をカバーしています。しかし、もう少し星像をよくしたいと、まず球面収差を軽減するために
50mm(F3.0) → 48mm(F3.1) → 46mm(F3.2)と絞ってテストしてみました。
中心部

周辺部

予想通りの結果で満足です。もう少し改善できないかと一工夫してみました。

その試行が1年前にSV-Bonyファインダーで試みた結果がこちらのテスト

今回の筒の状況です。


しかし、こちらは改善効果は疑問の残る結果でした。
元画像が悪い場合に効果あり、と認識することに。

縮麺が気になるので、翌日もう一度チャレンジ。
まだまだ、ノイズも残っています。

黄砂・PM2.5も大量にやってきていますが、折角なので春の星雲も撮影しました。

気軽に電視観望にはいいですが、5cmは赤い広い星雲向けですね。
春の星雲には少し役不足の感もあります。



新しい筒でのテスト撮影

2025-03-14 02:04:20 | 日記
知人から3枚玉アポクロの筒をお借りしました。屈折の使いやすい口径の物が無いか相談していると、貸していただけるとのことでお借りしてきました。


この筒(SHARPSTAR AL-80Ⅱ)は結構重量があります。今日の予定は星像を確認するためだったのですが、テストする木星がすでに低くなっていたので、電視観望に切り替えました。架台は先日仕上がったsphinx(Onstep)をテスト使用です。バランスウエイトは1kgとかなり軽量です。今回のGOTOスピードは720倍速でサクサクです。

今日は月齢13.5で電視観望にも厳しい条件ですがとりあえずいくつかを導入です。







最後は月です。シーイングはよさそうだったので木星を撮影できなかったのが残念でなりません。

sharpcap4.1の月・惑星のライブスタック処理で簡単画像です。
120枚で処理しています。また、QBPが付いているのでカラーバランスはかなりいじっています。




観望会 in 丸亀市生涯学習センター

2025-03-09 02:06:38 | 日記
ここ、丸亀生涯学習センターでの観測会は残念ながら今回が最終回になります。半世紀にわたり活用されたドームも2025年度に解体予定です。今日の参加者は98名でした。


善通寺天文クラブの会員が5名参加して観望会のお手伝いに入りました。私はいつもの二刀流3wayシステムです。(手前のC8)

今日の星空は春靄の様相です。しかし、惑星は肉眼でも水星・金星・木星・火星が見えています。せっかくなので、まず水星を観望です。なかなか見ることができない惑星を説明しつつ堪能していただきました。
次は木星を導入。まず電視観望で現在の様子をモニター上で確認してもらい、模様を脳裏に残してもらいます。さらにステラナビで、衛星の位置も確認してもらってから眼視に向かいます。イメージされた画像に眼視像を合致させるので模様はよく見えているようです。フリップミラーがやはり活躍します。

電視観望で赤い星雲を見てもらおうとしますが、霞でうまく像が出ません。街明かりもあるので一層厳しいです。残念と話しつつ、霞空でも必ず見える星雲もあるよ球状星団を導入です。なんとか見える状態です。

最後はやはり月面です。大きなクレータの中に小さなクレータが見えるでしょと幼稚園児に解説。今回は倍率も100倍~130倍なので個人視力の差も影響するので、個別にピント合わせもして頂きました。やはり私の焦点位置とはすこし違うようでした。望遠鏡に触れた喜びもあるようです。人数が多くないとこれが可能なのがうれしいです。さらにコロナも終わっているのでこちらも勧めやすいです。

今回の導入天体は二重星団h-xは辛うじて見えましたが、馬頭星雲、モンキー,ふくろう星雲は諦めました。M42は電視観望で露出を変えながらトランペジュウムまでみて頂きました。しかし、眼視での4つの星の方がきれいで印象に残ったようです。