彗星を大きくはっきりと写したい思いで、天気を気にしながらの遠征です。先日から同じ場所に遠征しています。先日は7cmにASI585MCで1300mm相当(フルサイズ換算)でしたので、今日はC8で3000mm相当(フルサイズ換算)を狙って行ききました。
日の入り前は少し希望を持っていました。

正面の島からすこし左に離れた位置が彗星没の場所です。
C8の赤道儀は使いなれたGPD。ただし、彗星が見えている時間帯は薄明中なまで極軸セットは出来ません。真北方角は背景の景色からわかってるのですが、当然1度~3度はずれてしまいます。また、プレートソルブもできません。
方法は、彗星没の場所に筒を向けて、そこから手動で戻すという手法を用いました。彗星没の前10分程度の赤経移動なので大きくは、ずれないだろうという甘い思考です。
また一方で300mmAPS-Cで彗星の確認も同時撮影です。こちらは、時間と共に露出時間の変更をしながらになります。

ピンクの↑位置が山が無い場合の没(18:08)位置です。
雲が無ければ写っていただろうと思われますが、残念な結果です。
当然C8の方もGainをあげても見ることは叶いませんでした。