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星空は楽しいBLOG2

天体写真を中心に、普段の中での紹介したいものをアップしたいと思います

アトラス彗星(C/2024 G3) 1月15日

2025-01-15 19:34:55 | 日記
アトラス彗星ゲット

昨日(1/14)は光度-5等級との予報が出ていたので、昼間の彗星撮影を試みましたが、惨敗。日没時にも雲が西より襲来して撮影に至りませんでした。

今日も日中は良く晴れていたので期待をしていたのですが、夕方になると西から雲が広がってきます。しかし、透明度はとても良かったので、低い高度に雲が出てくるのは承知で一縷の望みで出かけました。自宅から40~50分の父母が浜の見える丘を目指しました。到着は日没後の17時30分頃でした。方位が分からずいい加減ですが、とりあえず適当にシャッターを切ることに。

撮影中に、ファインダー越しに見えたような気がしたのですが、撮影後の画像確認をしてみましたが探しきれませんでした。帰宅して、大きなモニターでやっと見つけました。カメラのモニターでは小さすぎて難しい大きさです。

100%表示ではまだまだ小さいので、150%で貼り付けています。
明日も晴れれば出かけたいと思います。今度はもう少し長めのレンズ持参です。

撮影地に向かうと途中、水平線にレンズを向けている方がいたので、帰りがけ声をかけると知人でした。職場を2時間早退して髙松から来たとのこと。

もう一人いたのでこちらにも声をかけると、地元の方でした。










M82

2024-12-25 11:12:42 | 日記
春の星雲が写しやすくなりました。一昨日の超新星撮影時に一緒に撮影したものです。透明度が良かったのでしっかりと写すことが出来ました。
今回はQBP無しなので、次にこれにQBPを付けて撮影したものを加えればもっと違った画像がでるのではと想像しています。

cmosカメラがASI585MCなので、クローズアップレンズとCMOSカメラ間の42mm延長リングの長さを変えることにより様々な焦点距離をだせます。適正な距離はあると思いますが、cmosカメラのチップの小ささを活用しているので、周辺部の像の収差が大きく悪くなることはないのがうれしいです。

ただし、sharpcap4.1のプレートソルブを利用するので、1200mm以上にはできないのがつらいところ。また、お気楽撮影なのでオートガイドもしていないので、ガイドエラーを考えると1200mm程度までが丁度良さそうです。




NGC2523に超新星

2024-12-24 00:00:14 | 日記
大学時代のサークルの先輩がNGC2523に超新星を発見しました。
おめでとうございます。
早速、筒を向けてみました。

発見時より光度があがっているように見えます。私の筒はC8、先輩の筒はC9なのでちょっと心配でしたが十分に観測が出来ました。初めて見た感想は星は小さく締まっていて輝度が他の暗い星より高く感じました。色も青白く他の星とは異なっています。・・・あくまでも個人的感想ですが・・・

スタックしなくとも10秒露光で写ってきます。この時点で締まった輝度の高い星だと感じました。
数日後の光度変化にも興味がありますね。

今回もOnstep &SharpCap4.1のプレートソルブのおかげで、苦労なく迷うことなく難なく中央に導入です。usbケーブル接続が出来るようになって本当に良かった。


土星食

2024-12-08 23:03:32 | 日記
予定していた街中電視観望が出来なかった。いままで活躍していたOnstep GPDの不調。国内版のOnstepが赤経赤緯の微動がおかしくなったので、中華のOnstepに乗せ換えていたのですがwifiが途中で切れる始末。お客さんのいる場でのドタバタは出来ないので自宅で観測となりました。

天候は厚い雲に覆われて潜入前にピント合わせもできないし、第一月が見えませんでした。とりあえず薄雲になるのを待って目視で月らしき明るいところを導入。見え始めた月も雲の通過で結局十分なピント出しのないまま撮影です。しかも、雲のおかげで露出をどんどん変えないといけない始末。とりあえず、sharpcapで撮影しました。
出現時のコマがラッキーにも撮影できました。月と土星の輝度が違うので、1枚でどちらも適正露出とはなりませんでしたが、まずまず成果に満足。

下の写真はシャッター速度394ms(1/2.5秒)です。この露出で土星の縞も十分写っています。シーイングが良かったようです。
食終了後の20時頃には月の周りにには雲がほとんど状況。悔しい!
今日はC8以外に25cmドブソニアン + 一眼カメラを用意していましたが、結局手つかずでした。全体像も撮ってみたかった。


sharpcap4.1のウェーブレット効果

2024-12-03 12:12:26 | 日記
先日の撮影ではC8+クローズアップNO4で合成焦点距離1260mmでした。

今回はもう少し焦点距離を伸ばしてみました。
C8(2000mm)での撮影です。

1万以下の安物2インチの2×バローを装着して(4000mm)
こちらは模様がもう一つ浮きあがって来ないので期待外れでした。
強拡大しているので、光学性能に起因するのではと思い、翌日再試行です。

C8は代えずに2×バローをtelevueの2.5×パワーメイト(アメリカンサイズ)に変更
カメラはASI585MCからQHY290Cに変更です。焦点距離は5000mmで昨日の4000mmより少し長いですがとりあえず比較しました。

今回は2000mmと5000mmを撮影しました。
昨日と今日のシーイングはぼ同じように感じました。今回はウェーブレットが効いています。元画像(スタック画像)が違うのでしょう。結果的に光学系の大切さを実感しました。C8は十分なメンテ無しですので主鏡が良ければもっと微細な模様を期待できそうです。

あとから、撮影しておいた5000mmの動画をregisitaxでサクッと処理してみましたが、リアルタイムで処理画像には勝てませんでした。じっくり処理してもリアル画像に勝る処理が出来るか疑問も残りました。したがって今回はsharpcap4.1のウェーブレットの優秀さを知ることが出来ました。

これで、観望会用のシステムを3way方式で運用できそうです。
小望遠鏡+C8+フリップミラー <Onstep GPD>
①電視観望 150m+NeptuneCⅡ+QBP(広い星雲)
②電視観望 1200mm(or920mm) + ASI585NC + QBP (クローズアップNO4使用)
    (小さな星雲・星団)   +  月,惑星
③眼視観測