天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「まほろ駅前多田便利軒」@試写会 26

2011年04月14日 | 映画感想
「まほろ駅前多田便利軒」

ひっさしぶりに試写会当たったわー♪
しかも映画館でポスター見てちょーっと気になってた(でも多分見に行かない。笑)作品。
こーいうのは試写会で見れるとめっちゃ得した気分になれるわにゃ^^

まーそんな訳で本作。
瑛太×松田龍平のイケメンダブル主演
映画のタイトルと小汚い格好した2人がぼんやりつっ立ってるポスターを見れば大体想像付くだろうけど
昨今邦画で量産されまくった「ゆるい系」ですね。

ぶっちゃけ「ゆるい系」もかなり飽き飽きした感はあるんだけど、本作なかなか良く出来てます。
ただダラダラしてるだけで中身のない「ゆるい」じゃなくて、主人公達に色々複雑な過去が下敷きにあって
それが劇中のエピソードに絡めて少しずつ明らかになって行く・・・という見せ方。
正直言うと、コレ映画じゃなくて同じキャストで深夜枠でTVドラマ化してもらった方が嬉しいかも。
エピソードが1話完結みたいな小ネタが繋げてあって、その小ネタ全体に大きなうねりとして
主人公キャラの過去やトラウマみたいなモノが絡んでくる、という感じ。
いかにもTVの連続ドラマ系の作りでしょ?

チャキチャキした仕切り屋系の瑛太のキャラと、やる気のなさそーな脱力系(でもやる時はチンピラも〆る)の
松田龍平のキャラが絡む事で、一見水と油みたいででいて実は案外面白い化学反応が起こる、という感じ。
・・・と観客に思わせるよーに上手に演出してある、って事ねw

単純に2人の会話とか脇役との絡みが笑える。面白い。
「ゆるい系」の系譜だとは思うけど、テンポもいいし間合いも絶妙。普通に脱力系コメディとして笑える。
やっぱ一番ウケたのは松田龍平君の言った「誰!?全然似てない!」だな♪←本編見れば何の事か判りますからw
ちなみに脇を固めてる役者さんが微妙に豪華なんだよね・・・大森南朋、松尾スズキ、本上まなみ、鈴木杏、e.t.c.
特に松尾スズキさんはいい味出してますわ。笑えます♪

根底に流れているテーマは結構真面目だったりして、ニヤニヤしたかと思えばしんみりホロリとしたり。
なかなか丁寧な作りで「邦画の良さ」が上手く出た作品だと思いますよ。個人的に結構気に入りました♪^^
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「ザ・ライト -エクソシストの真実-」25

2011年04月12日 | 映画感想
「ザ・ライト -エクソシストの真実-」

サー・アンソニー・ホプキンスの演技が相変わらず凄過ぎてシビれる!!

あ、いきなり結論書いちゃった(テヘ
って言うかー、予告編の作りとか公式サイトの雰囲気とか色々さー^^;
映画配給会社もこの作品を日本で売り出すのに苦労しているのはすっごくよく理解出来るんだけど
明らかに「ゴシック・ホラー系」作品だと誤誘導したいのがミエミエで痛いわw
流石にアンソニー・ホプキンスの名前だけじゃー日本では集客出来ないと思ってるんだろーなー。
実際私も本作は公開初日に見に行ったんだけど、劇場内ガラガラでしたもん(涙

まーそんな訳で本作ですが・・・とても真面目に真摯かつ丁寧に
「ある信仰心の足りない新人神父がいっぱしのエクソシストに成長するまで」を描いた作品です。
そりゃー悪魔祓いのシーン等ではホラー好きさんが「ウホッ♪」と思うような描写も登場しますが
ぶっちゃけ本作の予告編を見て「どんなエグい映像が見れるのかな~♪」と期待して見に来ると
案外アッサリしていて拍子抜けしてしまうかもしれません。
・・・って、だから本作はゴシック・ホラーじゃないんだってば^^;

本作、実話が元になっているそうでして。
主人公の「神も悪魔も信じられない新米神父のマイケル」も「風変わりな異端エクソシスト・ルーカス神父」も
実在している人物で、お二方共今現在それぞれカナダとイタリアでエクソシストとして活躍されているそうですよ。

本作はね、キリスト教信仰者と非キリスト教信者で受け取り方が全然違っちゃうと思うんだよな~。
そもそも信者の皆さんは「神」の存在も「悪魔」の存在も自分の中で普通に受け入れられている訳でしょ?
だから主人公のマイケルが信仰心を持てなくて、悪魔の存在を信じられなくて自分の目の前で起こっている事柄を
なかなか自分の中で納得出来る形で受け入れる事が出来ない姿に焦れたり「私も信仰を持つ前はアナタと同じ気持ちに
なったりしたのよ。アナタの逡巡はとってもよく判るわマイコー」とか思いながら本作見たりするんでそ?^^;

以下はネタバレになるから本作を見るつもりの方でオチを知りたくない人(オチバレバレだけどな。笑)は注意

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結果的に言うと、神の存在も悪魔の存在も今ヒトツ自分の中で消化出来なかった・その存在を信じる事が出来なかった
マイケルは、これはもうどうにもこうにも「悪魔」というモノの存在を受け入れざるを得なくなった、この状態は
間違いなく悪魔が存在していると信じるしかない!と「悪魔」を受け入れた時になって初めてようやく
「悪魔が存在するという事は、確かに神も存在するという事なんだ!」と、同時に神の存在と自分の信仰を確信する訳ですわ。

さて、この展開を見て、元々神様の存在なんてまーったくカケラも信じた事がなく信仰心のシの字もない私はこう思った。

「逆に考えれば神がいるから悪魔が存在するという事だ。神のいない場所に悪魔は存在しない。
 では諸悪の根源はどこにある?悪魔が先か神が先か。信仰を持つ者なら神の存在がまずありきだろう。
 そうすると、この世に悪魔を作ったのも神という事になる。神が全ての悪の元凶という事ではないのか?」

神と悪魔は表裏一体、神だと崇めているものは実は悪魔であり、悪魔だと恐れているものは実は神である、という事だろう。
本気でキリスト教を信仰している人が私の考えを聞いたら激怒するのかもしれないけれど、信仰を持たない人間の
考える事ってのはこんな感じなんですよーって事で。

まー、映画と随分かけ離れた「宗教論」みたいな話になっちゃいましたが、この映画見て宗教論まで辿り着いただけまだマシな方よ。
多分本作は予告編見て「エグエグホラー」を期待して行く人がほとんどだろうから、みんなガッカリしちゃうんだろーなー(薄笑
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お花見・2011

2011年04月10日 | 旅・おでかけ



この週末がお花見最盛期でしたね。

毎年この時期ってまだ週末スキーに行ってるんですよ。
だからここ数年は毎年平日昼間に一人でお花見撮影に行ってました。
でも今年は震災の影響でどこのスキー場も軒並み早終いになっているし
長野県も何度か地震が続いた事もあって周囲から結構反対に遭って(薄涙)
今シーズンはグダグダの内にスキーは終了しちゃいまいた。

そんな訳で久し振りに友達誘って週末お花見!
場所は豊川の「佐奈川堤」というトコロです。初めて来ました。

ここは桜の枝振りも良く、更に堤上部と下部に遊歩道が出来ていてお散歩し易い。
そして川沿いに菜の花が植えられているので絵的にも美しい。
川幅も結構あるので広々した感じ、更にこれだけ立派な桜並木なのにも関わらず
周囲にイオンの駐車場位しか車を停める場所がないので(周囲は普通~の住宅地)
イオン駐車場に入れられないと徒歩散策が難しい→客足が伸びない→ガラ空きで撮影し易い

行くコッチにとっては好都合なんですが、地元観光課的にはどうなんでしょうね?^^;






菜の花にピント合わせて桜を奥に配置して「お花が咲き乱れてる感」を出してみたりね






引きのアングルで空の分量を増やして「広々感」を出してみたりね、





風が結構あったからマクロは上手く行かなかった。でもいいお天気だったなぁ~♪

ま、撮影も早々にしてイオンで酒やらお菓子やらお惣菜やら調達して、テキトーな場所にビニールシート広げて
みんなで乾杯ですよ・・・お花見って言うか「屋外宴会」ってだけの催しですわな(苦笑)






一緒に行った友達を私が撮影してあげました。

・・・と、ココでふと思いました。
上の画像に写ってる友達、全員独身で「男2:女2」なんですね。
コレっていわゆる「お花見合コン」ってヤツですよね。
「フィーリングカップル2:2 + アラフォー専業主婦(私)」という組み合わせです。
どう考えたってコレはおかしいだろう。このグループ内での私の立ち位置は何処なんだっ!?
アレか、集団見合いの取りまとめをする仲人オバサンっていう役回りかっ(滝汗

気にしない。

どんな役回りを与えられていようが、私のする事はただ1つ。

それは、



酔っぱらって寝る事






家に帰って撮影した画像をPCに取り込んで見ていたら、どうやら私がいぎたなく眠りコケている間に
誰かが私のデジカメで撮影していた模様。
傾いたビールが切ないじゃないか。エビスさん、来年の春のキャンペーンにこの画像使ってはいかがでしょう?^^
コメント (9)
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「ナルニア国物語 第三章:アスラン王と魔法の島 3D」24

2011年04月06日 | 映画感想
「ナルニア国物語 第三章:アスラン王と魔法の島 3D」

さてレディースデーだから見に行って来たさ。
本作流行りの3D仕様ですね。本当にもう大きなお世話ってヤツですね。
大して飛び出しもしない映像にムダに追い金させられて、害以外の何物でもありません(怒)

まー結論から言うと、本作がこのシリーズの中では一番面白かった。
なるほど本作の評判がなかなかいいというのは頷けます。
ただし、「ナルニア国シリーズの中で」という事ですからね、映画自体の出来がいい・悪いはまた別^^;
毎回微妙~に説明の足らない作りだったりツッコミどころが満載だったりするのはデフォルトだけど
その中では本作は一番出来が良かったな、という事です。ええしつこいけどコレ重要w

そもそもさ、
立て続けに本シリーズを見て今更ながら思っていた事が「で?アスランってナニモノなのよ?」
アスランについてこれといった説明って本シリーズの中でありませんでしたよね?見落としただけか?
ナルニア国の王様という訳でもなさそうだし、でも一瞬で敵軍を全滅させたり傷を治したり
魔法を解いたり色々出来るジャン。
全知全能だとしたら・・・要するに神様って事か?とも思ったけど、神様だったら死なないよね?
第一作目で魔女と取引して自分が身代りになって殺されるじゃん?

・・・と思ってようやくWikiで調べてみたら、まあ要するに「現人神」ならぬ「現獅子神」って感じですか。
ナルニア国の創造主らしいので間違いなく神様系なんだろうけど、一度死んで復活している事から
「神様+救世主イエス・キリスト」の混合体のような存在なのだろーと推測。


かなり脱線しましたが、そんな訳で本作では「アスランの国」というのが登場する。
アスランの国に行くと二度と戻って来れないのだそうだ。
要するに「黄泉の国」って事かよ!^^;
じゃああのリーピチープは・・・(ひえぇぇぇぇ)

ところで前作まで登場していた長男・長女が育ち過ぎてナルニアに入れなくなったので
(どうしてだか判らないが、ナルニアには子供しか入れないらしい)
今回新たにこの兄弟姉妹の従兄のユースチスというのが参戦して来る。
コレがまたどうしようもなく魅力のカケラもないクソガキで、どうやら次回作以降はこのクソガキが
次男・次女の代わりに登場するっぽい?

それでなくても魅力的なキャラが少ない本シリーズの中で、何とかまともに育った次男がココで脱落して
交代で入るのがこのクソガキ・・・しかも間違いなく本シリーズの中でカスピアン王子の次に人気だった
リーピチープまで喪った(←敢えてこの漢字を使わせてもらおう)今後、このシリーズに魅力は残っているのか!?

本作はナルニア国内で不穏な事が起こっているっぽいのでカスピアン王子御一行が船を出して
その原因を突き止めに行く・・・みたいな感じの話だった。
色んな島でそれぞれイベントが起こって、その中でそれぞれのキャラが己の醜い心と対峙して成長していく、という
RPG風味の比較的大人にも子供にも咀嚼し易い作り。
クソガキが微妙~に一行の足を引っ張ったり、エドマンドが相変わらず身の程知らずな慢心っぷりを発揮したり
というお約束もきちんとやってくれていてイラッと来るのも既定路線。

どーでもいいけど、前2作見てて「いやこの娘のルックスはダメだろう」と思っていた長女が
何故か絶世の美女という扱いになっているんだけど・・・私の目が腐ってるの?それとも本作の配役がおかしいの?^^;
少しだけ本作にも長女は登場するんだけど、改めて見直しても全然美人に見えないよ orz

まーそんなこんなで・・・このシリーズ、今後も見るべきかぁ?
少なくとも本作だけ見るなら結構面白いヂャン!って思えるよ。でも今後はどうなんだろう~微妙だよなぁ~
コメント (2)
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先週からの積みネタ(女子活動)

2011年04月04日 | 趣味・ペット



レース編み、結構ハマってます!
前回の記事で編みかけだったドイリーは完成させて、更にもう一枚編んでみた。
ちょっと調子に乗ってきたので、今はモチーフ繋ぎのテーブルセンターを手掛けてます。

実はモチーフ繋ぎが「やらず嫌い」ってヤツで、ずーっと触らない分野だったんですよね。
だって糸付けたり切ったりを繰り返す訳じゃないですか。
後から糸始末するのがとてつもなく面倒臭いのは目に見えてる。
編み物やった事ある人なら判ってくれると思うけど、何が面倒って編み終わって裏糸始末する事が
一番生産性も楽しみもなく「最も面倒臭くてつまらない作業」ですよね。
モチーフ繋ぎなんてやった日にゃ~どんだけ裏糸が出て来るやら・・・想像だに恐ろしい^^;

と思ってたんだけど、いざ編み始めてみるとモチーフ繋ぎって1つ1つのモチーフ自体は小さくて簡単だから
割とスイスイ編めて行くし、どんどん形が出来上がるのって割とテンションが上がる♪
・・・まあ、今の段階でまだ「裏糸始末」をやっていない状態だからウキウキ編んでる訳だが(苦笑)

完成したらちゃんと画像UPするぜ!ちゃんと裏糸の始末もやってからネ♪w

まあそんなこんなで、すっかりモチーフ繋ぎに魅了されてしまい
「レース糸ってこだわらずにコットンヤーンや冬のウールヤーンでもモチーフ繋ぎすりゃいいじゃん♪」
「だったら色合わせの参考になる本がやっぱり欲しいわよネ☆」






「決定版 モチーフつなぎ 50」 主婦の友社刊

またしてもまだモチーフ繋ぎ作品が1つも完成していないのに、先に本買っちゃいましたー(滝汗)
あ、でも、今編んでるモチーフ繋ぎのテーブルセンターが完成したら、そしたら2冊目に買った本の作品を手掛けて、
んでこの本は今年の秋・冬物から始めてもいいんだしっ!!
・・・いいの、いいの。まずは形から入るタイプなの私。それに今実際レース編みはちゃんとやってるんだし!

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実は日曜日に「女子会・手芸&コスメ部」の第一回部会が開催されたんですよね。
・・・今思うとどうして昨日全く画像撮らなかったんだろ?^^;
うむ。その時は会場が私の自宅じゃなくて女子会メンバー・Y嬢のお宅だったから
勝手にY嬢宅の様子が写り込んでしまうとBLOGには使えないなーと思ったんだよ。うんうん。

まーそんな訳で画像はないんだが、みんなでランチして編み物してお茶してネイルして超楽しかった!
Y嬢が「これからもうちを会場に使っていいよ」と快く申し出てくれたので、今後は月1回ペースぐらいで
女子会・手芸&コスメ部は活動を続けよう!という話で決まった☆Y嬢、会場提供あんがとーね!!^^

で、女子部活動中に私がP嬢とA嬢にネイルやってあげたんだけど
(今思えばネイルの画像だけでも撮っておけばよかったよね。苦笑)
A嬢にやってあげたネイルが、思ったよりも落ち着いた色になって自分でもなかなか気に入ったので
今日になって自分のハゲハゲに落ちたネイルをキレイにOFFして塗り直してみました♪






こんな感じ~^^
ベージュピンクベースにゴールドのグリッターを混ぜて、画像は判り難いけど一応斜めフレンチに塗ってあります。
んでフレンチの境目にホログラムや何本かにはお花のシールやストーンもちょいちょい乗せてみたり。

ちょっと塗り慣れて来た感はありますね・・・「自分の爪・限定」ですけどw
昨日友達の爪に塗ってみたけど、他人の爪に塗るのはまだまだだなぁ~。はみ出しちゃうから後処理が出来ない。
自分の爪なら多少はみ出してもウッドスティックでグリグリやれるけど、他人の爪だと力加減が判らないから
どうしてもはみ出たネイルを上手に拭き取れなくて浮いちゃうんだよね。

あとね、前よりも割とツヤが出るようになってきた!
今の所試行錯誤して判って来た事は、まずLEDライトの硬化時間は心持ち短め位でいいかも。
少なくとも長く当て過ぎると確実に爪が曇るという事だけは判った。
それからもう1つは最後に未硬化ジェルを拭き取る時は専用のスポンジワイプを使う事、それからジェルオフの液は
タップリ滴る位にワイプに付ける事、そして何度も拭き取ってはいけない。一回だけしか拭いちゃダメ。
・・・この点を注意すれば結構な確率でツヤが出るようになりましたワ!

とはいうものの、自分的にはもっと「ピッカピカのツヤッツヤ☆」になるんじゃないのか?とか
色々思う所はあるので、今後も試行錯誤は続けて行くぞ!
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「ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女」「第二章:カスピアン王子の角笛」22,23

2011年04月02日 | 映画感想
「ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女」「第二章:カスピアン王子の角笛」

今現在、第三章「アスラン王と魔法の島」を公開中ですよね。
で、今公開中の三作目の出来が非常にいい、というクチコミをアチコチで聞いて
どうしても見に行きたくなり、だがしかし本シリーズの第一作目の公開時に
「またガキ向けファンタジーかよ、もう飽き飽きしたぜ(ケッ」と思って華麗にスルーしたが為
結局2作目も見る事無くここまで来て・・・

コレ、原作は児童文学で確かシリーズ7作か8作あるんだよね(滝汗)
今追いついておかないと、後々になってハリポタシリーズをスルーして見逃してきた人達みたいに
「このシリーズが後にこんなに盛り上がるなんて・・・ハーマイオニーが可愛く成長し過ぎだろJK」
と後悔するんジャマイカ・・・と、急に不安になって来たのだった。

そんな訳で急がないと第三章すら公開終了しそうな勢いなので、慌ててDVDをレンタルして
ようやく前2作を鑑賞してみた、という訳です。

これ・・・レビュー書く必要あるかな・・・あんまり意味ない気がしなくもない・・・^^;

まあ微妙に2作一緒にレビュー(と言うか一言感想)書きますが、
ひとまず一作目を見て思ったのは「これ・・・劇場で見てたら多分2作目以降スルーしてたな(苦笑)」
正直言って大して面白くなかったんですけど。
同じ時期に「ハリポタ」も公開している訳で、同じ児童文学ファンタジーならハリポタの方がナンボか面白い。
比べちゃ~いかんのかもしれんが、一作目公開時にこの手のゆるい冒険ファンタジーが余りにも量産され過ぎていたよな。
今ハリポタと本シリーズを比べて書いたが、そのハリポタだって公開時にあのファンタジーの傑作「指輪物語」と
微妙に公開が被っていて、当時「やっぱ指輪を見てうなった大人にハリポタはかったるくて見てられないね」
なぁ~んて言われちゃって随分割を食ったんですから。

主人公が男2×女2の子沢山4人兄弟姉妹なんだが・・・下2人の男女は将来ちょっと楽しみに出来るかな?
でもまだ年齢が小さ過ぎるから、子役ってのは先のルックスの予想が付き難くてなかなか起用が難しいよな、って感じ。
2作目になって多少成長した4人を見たら、やはり下2人は順調に美少年・美少女系の道を歩んでいる様子でちょっと安心。
ところで上の2人はどう考えてもこのシリーズに出演し続けるのはムリだろう。特に長女はキッツイ・・・と思ってたら
思う所は皆同じだったのか、それとももっと大人の事情(ギャラ的に)があったのか、はたまた原作に忠実なのか?
(ちなみにワタクシ原作未読なので設定等全く知りません)
2作目までで上の2人は引退するという話だ。これは正しい判断だと私も思うぞ、うむ。

バラバラと思い付いた事を書いて行くと・・・

一作目はただひたすらエドマンドのバカっぷりにイライラするだけだった。
自分の保身の為に何度も何度もスパイ行為を繰り返すエドマンド、ガキとはいえ大したタマだ。
こういうクソガキを見るにつけ「子供は純真だなんて誰が言ったんだよ(ケッ」と思う。
そしてそんなこざかしいガキを何のお咎めもなく安々と受け入れる兄弟達。
こういう生ぬるい人情論が「結局何やっても許して貰える♪」という甘えの温床を作るんだな、と。
・・・まあある意味、この映画を見る子供達への「反面教師的」なメッセージが込められた作品なのかもしれない(ヲイ

二作目になると、婦女子萌えキャラ「カスピアン王子」が登場。
この王子はナルニア国と敵対する(というか一方的にナルニアを滅ぼした)国の王子で、ナルニア人にとっては
殺しても殺し足りない位の恨み骨髄に徹する相手なのは間違いないハズなのだが・・・何でこんなにアッサリと
受け入れられてるんですか?ぜーんぜん意味がワカンナイんですが???

児童文学だからー・・・という言い訳して欲しくないよなぁ~。ちょっと設定や説明が甘過ぎなんぢゃね?^^;
つかアスランが戻った途端にアスラン一人(一匹?)の力で相手の国の全軍が壊滅してんだぜ?
だったらどうしてアスランはみすみすナルニアが滅ぼされるがままに放置していたんだ?
「同じ事は二度おきない」のは判ったわ。だったら中途半端に出てくんなー!(怒)

・・・で?本当に三作目は面白いんだろうな?(滝汗)
少なくとも過去二作品見ても全く三作目に期待が出来ない状態なんだが・・・今週中に最新作見に行くぜ!
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