天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女」「第二章:カスピアン王子の角笛」22,23

2011年04月02日 | 映画感想
「ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女」「第二章:カスピアン王子の角笛」

今現在、第三章「アスラン王と魔法の島」を公開中ですよね。
で、今公開中の三作目の出来が非常にいい、というクチコミをアチコチで聞いて
どうしても見に行きたくなり、だがしかし本シリーズの第一作目の公開時に
「またガキ向けファンタジーかよ、もう飽き飽きしたぜ(ケッ」と思って華麗にスルーしたが為
結局2作目も見る事無くここまで来て・・・

コレ、原作は児童文学で確かシリーズ7作か8作あるんだよね(滝汗)
今追いついておかないと、後々になってハリポタシリーズをスルーして見逃してきた人達みたいに
「このシリーズが後にこんなに盛り上がるなんて・・・ハーマイオニーが可愛く成長し過ぎだろJK」
と後悔するんジャマイカ・・・と、急に不安になって来たのだった。

そんな訳で急がないと第三章すら公開終了しそうな勢いなので、慌ててDVDをレンタルして
ようやく前2作を鑑賞してみた、という訳です。

これ・・・レビュー書く必要あるかな・・・あんまり意味ない気がしなくもない・・・^^;

まあ微妙に2作一緒にレビュー(と言うか一言感想)書きますが、
ひとまず一作目を見て思ったのは「これ・・・劇場で見てたら多分2作目以降スルーしてたな(苦笑)」
正直言って大して面白くなかったんですけど。
同じ時期に「ハリポタ」も公開している訳で、同じ児童文学ファンタジーならハリポタの方がナンボか面白い。
比べちゃ~いかんのかもしれんが、一作目公開時にこの手のゆるい冒険ファンタジーが余りにも量産され過ぎていたよな。
今ハリポタと本シリーズを比べて書いたが、そのハリポタだって公開時にあのファンタジーの傑作「指輪物語」と
微妙に公開が被っていて、当時「やっぱ指輪を見てうなった大人にハリポタはかったるくて見てられないね」
なぁ~んて言われちゃって随分割を食ったんですから。

主人公が男2×女2の子沢山4人兄弟姉妹なんだが・・・下2人の男女は将来ちょっと楽しみに出来るかな?
でもまだ年齢が小さ過ぎるから、子役ってのは先のルックスの予想が付き難くてなかなか起用が難しいよな、って感じ。
2作目になって多少成長した4人を見たら、やはり下2人は順調に美少年・美少女系の道を歩んでいる様子でちょっと安心。
ところで上の2人はどう考えてもこのシリーズに出演し続けるのはムリだろう。特に長女はキッツイ・・・と思ってたら
思う所は皆同じだったのか、それとももっと大人の事情(ギャラ的に)があったのか、はたまた原作に忠実なのか?
(ちなみにワタクシ原作未読なので設定等全く知りません)
2作目までで上の2人は引退するという話だ。これは正しい判断だと私も思うぞ、うむ。

バラバラと思い付いた事を書いて行くと・・・

一作目はただひたすらエドマンドのバカっぷりにイライラするだけだった。
自分の保身の為に何度も何度もスパイ行為を繰り返すエドマンド、ガキとはいえ大したタマだ。
こういうクソガキを見るにつけ「子供は純真だなんて誰が言ったんだよ(ケッ」と思う。
そしてそんなこざかしいガキを何のお咎めもなく安々と受け入れる兄弟達。
こういう生ぬるい人情論が「結局何やっても許して貰える♪」という甘えの温床を作るんだな、と。
・・・まあある意味、この映画を見る子供達への「反面教師的」なメッセージが込められた作品なのかもしれない(ヲイ

二作目になると、婦女子萌えキャラ「カスピアン王子」が登場。
この王子はナルニア国と敵対する(というか一方的にナルニアを滅ぼした)国の王子で、ナルニア人にとっては
殺しても殺し足りない位の恨み骨髄に徹する相手なのは間違いないハズなのだが・・・何でこんなにアッサリと
受け入れられてるんですか?ぜーんぜん意味がワカンナイんですが???

児童文学だからー・・・という言い訳して欲しくないよなぁ~。ちょっと設定や説明が甘過ぎなんぢゃね?^^;
つかアスランが戻った途端にアスラン一人(一匹?)の力で相手の国の全軍が壊滅してんだぜ?
だったらどうしてアスランはみすみすナルニアが滅ぼされるがままに放置していたんだ?
「同じ事は二度おきない」のは判ったわ。だったら中途半端に出てくんなー!(怒)

・・・で?本当に三作目は面白いんだろうな?(滝汗)
少なくとも過去二作品見ても全く三作目に期待が出来ない状態なんだが・・・今週中に最新作見に行くぜ!
コメント (4)
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