天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ【16作目】

2016年06月16日 | 映画感想
「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ@試写会」

試写会当たったった~♪
しかも、なーんと監督のクドカンと主演の長瀬智也君の舞台挨拶付き~!わーいわーい!
学生時代からの仲良しが長瀬君大好きだと言っていたのでお誘いすると二つ返事で「行くぅーーー!」
…という訳で、友達誘って試写会試写会♪

ちょい早めに行って並んだので、前から6列目のかなり近い席GET☆
聞くところによると、1000席の募集になんと15,000通の応募があったとか。我ながら強運持ちだよなぁ♪
さてさて、生・長瀬君はやっぱりとってもカッコ良かった♪クドカンは別の映画の試写会で過去一度見た事あるんだけど
相変わらず飄々としててワロタ。
そして長瀬君は名古屋に来て何故か名古屋飯としてネタに「ステーキのあさくま(←東海地区でチェーン展開してるステーキ屋)」で
ハンバーグを食べたそーで、更にあさくまオリジナルコーンスープ(←地元じゃー普通にスーパーでも売ってて子供の頃から名古屋っ子には馴染み深い)を
何故か腹に仕込んで持って来てたwww

さてさて、そんなこんなで本作。

あらすじはー、神木隆之介君演じる「大助」は高校の修学旅行中に乗っていたバスが崖から転落して死亡、目が覚めたら地獄に居た。
片思いのクラスメート「ひろ美」にキスも出来ずに死んだ事に納得がいかない大助は、地獄私立農業高校の軽音楽部顧問で地獄ロックバンド
「地獄図(ヘルズ)」のリーダーでもある赤鬼の「キラーK(長瀬君)」から閻魔大王のテストを受けて認められれば人間に転生出来る、
更にチャンスは7回与えられるという事を教えられて悪戦苦闘する事になる。

出演してる役者の数も多いけど、そのキャストが無駄に豪華で凄い。
しかも地獄キャラの皆さんは鬼メイクとか牛とか馬の被り物してるから誰が誰だかほぼほぼ分からない。だったらこんな豪華な役者使うなよ!^^;
そして、閻魔大王のテストの中に「ロック対決」みたいなイベント?があって、その対決で鬼に勝てれば無条件に人間に転生出来るというルール。
あ、あとそのロック対決は高校生しか出場が出来ない。
そのロック対決を制して人間に転生した有名人にはジーン・シモンズとか葉加瀬太郎さんとか何故か篠山紀信さん等がいるそーだ。
いいのか?実在するスターの名前ガンガンに登場しますけど。使用許諾取ってんのか?^^;
更に、過去の対戦の模様が登場するが、戦ってるのが「鬼:CHAR」×「人間:野村義男」って、野村義男高校生役なのかよっ!(滝汗
そして…最後のスタッフロールで「中村獅童」のクレジットを見つけた時の衝撃と言ったら!…てか、未だに何処に出てたのか分からないんだけど!!

ま、そんなこんなで、神木君演じる「大助」が7回の転生チャンスにあーでもない、こーでもないと頑張る訳ですわ。
最初の頃は悪魔農業高校での農業体験等の成果等を閻魔大王に見せて人間への転生を計るものの、毎回失敗して「畜生」への転生ばかりで
小鳥になったりザリガニになったりしては死んでまた地獄に戻って来る、を繰り返してるんだけど、まあ最終的には「ロック対決」に賭けるしかない!
みたいな展開ね。で、この努力→転生の様子を小ネタで埋めて行く…といった感じですかね。

この小ネタがいかにも!なクドカンワールド。
そして転生すると何故か大助がロックバンド(←片思いのひろ美ちゃんがロック好きだと聞きつけてなんちゃってロックバンドを組んでいた)の
練習に使わせてもらっていた貸しスタジオのきったねー和式便所から登場するルール。なんでやねん^^;
んで、小ネタもほぼ激エロか糞尿系下品ネタ。アレだね、クドカンの頭の中って中2どころか小2レベルなのよ(笑)
「あークソガキってこーゆーの好きだよねぇー(苦笑)」って感じのレベル。バカバカし過ぎて呆れますわ。

オリジナルソングが何曲も出て来ますが、結構耳に残るメロディで割としっかり作り込んでる。
バカバカしくて下らないんだけど、音楽的にはちゃんとしてるんだよね。ロック対決とか結構ガッツリやってて見応えがある。

本作、地獄の様子をCGじゃなくて大きなスタジオにジオラマ組んで実写でロケってるそーでして。
多分CGで絵を作った方がリアリティが出る(そもそも地獄のリアルってないけどネw)んだろうけど、敢えてスタジオ撮りした事で
微妙な安っぽさというか「手作りのLIVE感」が出ているのもクドカンらしい。
そして天国の様子が…www

ま、クドカン好きには充分楽しめる作りになってるハズ。
後はどんな役者が出てるか探したり(牛頭と馬頭は絶対に分かんないけどw)、あ…それから桐谷健太君が演じている「COZY」は
「名古屋のDQN高校生」という設定だそーで、学帽被ってるんだけどその学帽の真ん中に付いてる校章がシャチホコ柄なんだそーだ。
すげー気にして見てたんだけど分かんなかったなー。クソー。もう一回見るかぁ?^^;
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