天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/黒い魔法使いの誕生」@26~27作目

2022年04月12日 | 映画感想
日曜日(4/10)にコロナワクチンの3回目をようやく打ちましてね、
前2回は大した副反応もなく済んだんですが(注射した部分が1日位筋肉痛みたいに痛くなった程度)、今回エグかったなぁー。
ワクチン接種翌日から2日間ガッツリ38度OVERの発熱。腕の痛みと頭痛が本当にキツかった…

という訳で、家から出られないのでヒマじゃんね(←え?)
発熱してると今や何処に行ってもセンサーで引っ掛かるから買い物すら行けないし。なので家で発熱してても出来る数少ない事…アマプラで映画鑑賞かな、と。
まあそんなこんなでどうせなら今までスルーしてきたけど丁度今劇場で新作公開中の「ファンタスティック・ビースト」シリーズの過去作でも観ておくかー。そしたら熱下がってから新作を劇場でちゃんと観れるしねー…てな感じですか。
まあ言うても38度超でグラングランしながら観てるから若干寝落ち気味での鑑賞。簡単な感想しか書けないので2作まとめてUPしておきますわ^^;

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【ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅】

シリーズ1作目。ちな「ハリポタ」はシリーズ全作劇場で鑑賞しています。原作小説は未読。
本作はハリポタのスピンオフ的なモノらしい?というクチコミは当時も聞いていましたがロクに調べず「ん?ハーマイオニー出ないんでしょ?しかも舞台がNY?…いらんな」とバッサリ切り捨てた経緯がありますが…どうやら本シリーズはハリポタの遙か前、1920年代頃のお話のようでした。全然知りませんでしたw

あらすじ
魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法動物の調査と保護のためニューヨークを訪問する。ある日、彼の魔法のトランクが人間のものと取り違えられ、魔法動物たちが人間の世界に逃亡してしまう。街中がパニックに陥る中、ニュートはティナ(キャサリン・ウォーターストン)らと共に追跡を開始するが(Yahoo!Movieから丸パク)

まあシリーズ1作目という事でキャラクターの自己紹介的な?
タイトル観ると主人公はニュートじゃなくてニュートが連れてるお騒がせな魔法動物達って事なんですか?いや一応主人公は魔法学者のニュートよね流石にw
銀行でのドタバタとか手際悪過ぎるって言うか展開が子供欺し過ぎなんぢゃねーの?と。まあ子供向け映画なのか…そもそもトランクから逃げ出した魔法動物捕まえるのに何故素手で追い掛けるのかと最初から魔法使って取り押さえたら一発なんぢゃねーのかと。
て言うか、後半で崩壊した町を魔法でサラサラーッと直していくシーンありましたが、あのレベルのすんごい魔法使えるなら魔法動物逃がす段階でおかしくねーかと。
そもそもが入国審査とか必要か?それこそ「どこでもドア」系の魔法あるだろ?みたいなツッコミどころが満載過ぎてもうねw

そして主人公がコミュ障系ヲタク青年+ツンデレヒロイン+デブで食いしん坊で憎めない主人公のバディ役、という「日本のラブコメアニメ設定かよ!」と言いたくなる布陣。
このキャラ設定って世界共通アニヲタが喜ぶヤツですかソーデスカ。まあ子供も食い付きがいい設定なんだろうなぁと。
あとセリフで「ダンブルドアがどーのこーの」言うシーンありますが、この段階ではまだダンブルドアを誰が演じるか決まってなかったって事なのかな?それから話はハリポタ原作者のJ・K・ローリング氏が本作の脚本も手掛けられているそうで…原作者の意向でしょうか?基本の流れとして「魔法使い×人間」の対立構造が今後のキーになっていく感じですね。若干のポリティカル臭がしなくもないですが…お子様にも社会と差別等について早い段階から問題意識を持って頂こう、という事なんでしょうか。
まあ、でも本作一作だけでとりあえずは完結した話にはなっているので、このシリーズの取っかかりとしてはアリだと思います。




【ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生】

2作目になって話は一気にカオスに…w
自分、立て続けに観てるからキャラ設定とか当然ガッツリ覚えてるし割とすんなり入れた方だと思うけど…映画冒頭からババーン☆とジョニー・デップのアップが登場して「おぉぉ」と面食らっちゃいましたわね。劇場公開時に話題になってたんだっけ?このシリーズスルーするって決めてたから全くキャストとかチェックもしてなかったわ(滝汗)

あらすじ
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、学者として魔法動物を守るため、不思議な空間が広がるトランクを手に世界中を旅している。ある日、捕まっていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃亡する。ニュートは、人間界を転覆させようと画策するグリンデルバルドを追い、魔法動物たちと一緒にパリの魔法界へ向かう。(Yahoo!Movieから丸パク)

前作の舞台がNYで本作はロンドン→パリ。どうしてもロンドン舞台にしたくないって事か!まあどーでもいいけど。
そして前作はハリポタシリーズ観て無くても大して影響ない作りになっていたけど本作は前作観てないとかなり厳しい。登場人物に関する情報がほぼ出て来ないので(1作目を鑑賞していることを大前提に物語が展開している)1作目は観たけどもうあんま記憶にないわーという人もちょっと厳しいかもしれない。
まあそれにしてもそもそもグリンデルバルドが何故NYで逮捕拘束されてるの?理由劇中に出て来たっけ?熱でぼんやりしてたから覚えてないだけかな?それとさー…グリンデルバルドがクチが上手くて周囲の魔法使いが言いくるめられるからという理由で舌まで切ってあるとか恐ろし過ぎるわ何このバイオレンス過ぎる魔法使いの世界!(滝汗)

前作以上に本作はダークな色合いが濃い。て言うか子供向けにしてはいささかダーク過ぎないか?とすら思ったわ。
本作の登場人物個々の心の葛藤部分が色んな場面で登場するんですが、まあ分かり易いのはクイニー(ジェイコブの彼女で人の心が読める魔法使い)とリタ(ニュートの兄・テセウスの婚約者)の幼少期のシーン。特にリタに関しては今現在学校で辛い思いをしている子供が観たら病むんぢゃねーかと心配するレベル。まあでも大人になってテセウスという良き理解者も得てこれから幸せになってね♪…と思ってたのにこれまたとんでもなくどす黒い展開(滝汗)

そしてクリーデンスの生い立ち展開がまた超微妙な方向へ…リタの告白を聞いて「あ?じゃあ全然関係ねーんじゃん」と思いきや^^;
いや、でもどうしてグリンデルバルドはクリーデンスの真の生い立ちを知ってるの?だってリタはあの告白まで誰にも話してなかった情報なんぢゃねーの?と頭がグルグル…
超カオスったトコロで「はい、今回はここまでー」って、ヲイ~!な終わり方してましたな。まあコレ観て現在公開中の最新作スルー出来る人ってよっぽどへそ曲がりよなw
コメント
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