ふれあいカフェ

鳳本通商店街からお送りします

次回は10月29日(土)です。

2011-08-22 15:37:29 | Weblog
マエストロ・ダイスギです(^^).
季節を分けるような、というのはちと早いかな?
そんな豪雨でした。

この20日(土)、こちら鳳本通り商店街・お多福寿司で
第2回「おおとり、福・福寄席」が行なわれました。
今回もおかげさまで完売でした。
ご来場いただきましたお客様
まことにありがとうございました。
次回は10月29日(土)同じく
お多福寿司で午後1時から行なう予定です。

次回の演者ならびにチケット販売日などに関する情報は
商店街のブログか、このカフェ・ブログでご覧ください。


   ≪最新の話題≫


本通りネットメンバーのライブ告知や
その他有意義と思われる催し物をご紹介します。

これは私の想像に過ぎませんが?
お世話いただいている桂福団治師匠は
おそらく、この鳳と言う地域の文化水準を
高く評価していただいているような気がします。

実は案外落語を生でご覧になった方は少ないんですね。
落語といえば=テレビ。
あるいは枝雀のDVD=おもろい・・
そして、それこそが落語だと・・

実は落語は単に「エヘラエヘラ」と笑うだけの芸ではありません。
芸の世界にも陰陽があります。
笑いを追及するのが陽の芸であれば
人の情・機微を描いた人情話という陰の芸もあります。

今回も福団治師匠は『南京屋政談』という
すばらしいお話をしていただきました。

笑いの部分は3~4箇所ぐらい。
後は人間の持つすばらしい部分がたくさん出てきます。
師匠ならではの語り口。
ぐいぐいと引きつけられながら聞かせていただきました。

同じくご出演いただいたダイアン吉日さんは
最も日本人の忘れていた生活文化や
習慣などをきっちりと理解されています。

ダイアンさんは英国の方ですが、言葉も分からず
それこそ右も左も分からなかった当時の日本に来られたころの
話を落語風にアレンジされた楽しいお話をしてくれました。

師匠も話しておられましたがダイアンさんは-
「あなた着物の襟がおかしいよ。」
と言って若い女性の着物などを直してあげているとか・・
どこからどう見ても白人の女性です ̄ ̄
ダイアンさんはなんと230着もの着物お持ちだとか。

ところで20日行なわれた寄席の模様を読売新聞社が取材しています。
8月21日泉州版の朝刊に
結構大きく報じられているとのことですので
興味をお持ちの方はご覧になってください。


   ≪編集後記≫


徒然草を楽しんでます。
出典は 徒然草 (吉田兼好著・吾妻利秋先生訳)
を引用させていただきます。
第9段です。
今も昔も男も女もまったく変わっちゃいないというお話。
今日取り上げる部分はなかなか趣のある箇所です-

「人を恋するということは
自分の意志で作り出しているものじゃないから
止まらない気持ちを抑えることはどうにもできない。」

人は人を好きになる。
それは理由なく心が決めるということですね。
意思とは違います。
人はその心に従うということを
吉田兼好は言っているんだろうと思います。
それだけにまた始末に終えない部分もあるんですが?

ダイスギ
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