殿ケ谷緑道 五日市街道と交差

五日市街道（新道）を横断して、北へ続く殿ケ谷緑道。


五日市街道東方向の眺め。goo地図

殿ケ谷緑道 新田

　西砂川の三新田
＜18世紀の初め、8代将軍徳川吉
　宗によって武蔵野新田の大規模
　な開発が行われ、西砂地区の殿
　ヶ谷・宮里・中里の各新田も、こ
　の時に開発されました。＞

立川市教育委員会発行　パンフレット「立川を歩く」より



交差点東方向。goo地図

殿ケ谷緑道 掲示板

白壁の日本家屋。どこかの宗教団体のようだ。


交差点北方向。goo地図


立川には教育委員会の指定した「歴史と文化の散歩道」が七つ
あり、その内の一つが『西砂川と殿ケ谷分水跡を歩くコース』
で、掲示板が設置してある。


通常の地図とは南北が逆になっているので、要注意。



緑道北東方向の眺め。

殿ケ谷緑道 住宅街へ

番地で言うと西砂町3になるが、このあたりまで来ると空き地や
農地は少なくなり、典型的な郊外の住宅地といった眺めになる。


南方向。goo地図

殿ケ谷緑道 階段

周囲は徐々に住宅街へと変わりつつあるが、まだ一部には
畑も残されている。写真はその畑へ出入りする階段。
緑道が用水路であった頃には、生活・農業用の給水を担っ
ていたと思われる。


緑道北東方向の眺め。goo地図

殿ケ谷緑道 神明社（2）

殿ケ谷緑道 神明社（1）

緑道沿いに神社があったので、お参りついでに覗いてみた。
goo地図


幸町の古民家園でみかけた大幟の収納庫と同じものがある。


中里新田の氏神様である神明社は、横田基地が拡張された時
に、この場所に移されたようだ。

殿ケ谷緑道 五日市街道南

林の向こう側に五日市街道が通っている。さほど離れていないが、
車の騒音が樹木に吸収されてしまう為か、閑静な印象を持った。


緑道東方向。


同南方向の眺め。goo地図

殿ケ谷緑道 リサイクルセンター南

殿ケ谷緑道を、福生リサイクルセンターの近くから北上してみた。
出発地点は2月23日に掲載した市境から。goo地図


線路跡である為にカーブが連続する栄緑道とは対照的に、こちらは
定規で引いた直線を、幾つか組み合わせた様な道筋になっている。


二枚目の写真と同じ場所から、出発地点の方向を振り返った眺め。
元々は、玉川上水のからの用水路を埋め立てて、そこを緑道にした
ものらしい。

参考
玉川上水今昔＞殿ケ谷分水口

西砂町5 阿豆佐味天神社（3）

同じ敷地内だが、何故か柵の外に置かれている観音様。






風致地区の案内板。初めて見た言葉だ。

西砂町5 阿豆佐味天神社（2）

境内に合祀されている愛宕神社。社も鳥居も、まだ新しい。


赤い鳥居が建っているのは神輿蔵の前だが、出し入れの邪魔
にならないのだろうか。

西砂町5 阿豆佐味天神社（1）

砂川町の阿豆佐味天神社は、2007年12月に連載した。こちらは
西砂町の西砂川街道（旧五日市街道）沿いにある同名の神社。


両社ともに瑞穂町殿ケ谷の阿豆佐味天神社から勧請されたという
経歴だが、砂川町の方は1629年、こちらは1718年との事だ。


五日市街道沿いによく見られる保存樹木の大ケヤキ。


勧請元の瑞穂町と砂川町の阿豆佐味天神社については、検索する
といろいろな情報が得られるのだが、ここに関しては思うように
調べられない。goo地図

日野市万願寺2 一里塚（3）

多摩川、旧甲州街道と一里塚との位置関係。




一里塚の横に数メートルだけ復元・保存されている旧街道。

日野市万願寺2 一里塚（2）

図解付きで説明する掲示板も設置されている。




街道を挟んで、南北に一対の一里塚が築かれていた様だが、
北側のものは既に消失している。

日野市万願寺2 一里塚（1）

中央高速とモノレールが交差する場所の近くに、旧甲州街道の
一里塚が保存されている。
掲示板には日本橋から九里めとの説明があるが、これについて
は疑問もある。詳しくは街道古道廃道道のこのページを参照。


goo地図