台風の被害が心配です。皆さん、無理なさらずに、どうぞお気をつけて。
「はじめまして。」
「はい。」
「突然、こんなことを言ったら、人格を疑われてしまうかもしれませんが、あえて言わせてほしいのです。」
「はい?」
「美しい。そして、なんという良い香りだ。あなたこそ、キノコ界のクイーンです。」
「そんな。」
「王様と言われるキノコは、幾つかあります。でも、正直に言うと、あなたほど素晴らしいキノコではない、と思っています。」
「そんなことを言ってはいけません。あの方達には、あの方達の、わたくしにはない魅力が沢山あるでしょう。」
「いえ。あなたこそが一番。あなたこそが、Queen of great japanです!」
・・・すみません。こういうのを書き始めると、連想が止まらなくなってしまいます。悪しからず。
今回いただいてきたマイタケ
量は多くない。でも、何てったって、『初物』です。嬉しくて仕方がない。
そして、袋から出したときに広がるこの香りは極上。他の追随を許しません。
さて、この量だと単品料理でしょうな。そうであれば、
≪マイタケご飯≫
何はさておいても、これでしょう。家族からの異論は、もちろんありません(マタギが圧力かけたわけじゃないよ。みんな食べたいそうなんです)。
では、早速始めましょう。
下ごしらえ・調理の部
・舞茸の汚れを落としながら、食べやすい大きさに切り分けていきます
こんな感じ
※これまでにも紹介しているけど、『洗わない』が鉄則。したがって、
三種の神器(まな板も入れると四種か)
※ブラシで汚れを落とすけど、それでも落ちないものは布巾で拭き取るか、ナイフで外します
今回は、翌日分も含めて、お米5合炊いてみることにしました。
・油揚げ4枚を短冊に⇒油抜き。ニンジン2/3本は短めの千切りに
こんな感じ
・鶏もも肉200gほどを食べやすい大きさに切って
これで、具材の準備OK
・といだ米に、酒大さじ5と、醤油大さじ4、顆粒だし大さじ1強を入れ、水を加えます
※この辺は、前回の『トビタケご飯』とほぼ同じ割合。つまり、キノコが代わっただけです
・ここに、準備しておいた具材を入れます
・食事の時刻に合わせてスイッチを入れます
この時間が堪らないのよ。だって、台所までだったマイタケの香りが、家中に広がり、満ちていくんだもの。
さあ、夕食です。
和の食卓
いただきます!
!!!!!
一言で言うと、これぞ『キノコ オブ キノコ』。
香りは勿論なんだけど、味、食感、申し分なし。
みんな、おかわりして食べ続けてました。
明日は来客があるんだけど、その方々の分までたっぷり炊きましたからね。
さあ、今日食べたい分は、心置きなく食べましょう。
はあ~、ありがたやマイタケ様。やっぱり、味覚の秋・収穫の秋ですね。嬉しい季節の訪れを実感することが出来ました。
また、採りに行きますよう! 調理しますよう! 食べますよおおお!!!
キノコのクイーン。この秋、あなたへの忠誠を誓います。
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