山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

災い転じて

2019年10月30日 | キノコ採り
そろそろ日本海側に大型の回遊魚が回ってきたようなので、釣りに出掛けるつもりでいた。仕掛けよし、エサよし、寒さ対策よし。準備万端整ったところで、午後5時に発表される気象庁の天気予報を見る。「降水確率60%。」これは、カッパを着れば何とか凌げるわ。問題は風と波。「西の風が強く、波3m」だって。ああ、これは無理だ。この波高だと、庄内の防波堤は波をかぶってしまう。即時撤退を決定する。
 無理なのは分かったけど、どうする?今日、丸一日と、明日の夜勤までの半日が使えるよ。
 ポクポクポクポク チ~ン
 前回見置きしてきたキノコのうち、大きめだったものは、もう食べ頃になっているはず。次のキノコ採りまで5日もあるから、食べ頃の奴だけを散髪してきましょう。
 午前3時出発予定を4時半に切り替えて、車に積み込む荷物を山用に入れ替える。
遠目にも姿が見えるようになってきました

 さて、平日の山奥。先行車も後続車も全くなし。先行されていないかとか、後からついてこないかみたいな圧迫感がないので、気分的にも非常に余裕がある。車止めから、のんびりと目的の倒木を目指す。
 暫く歩くと、見えてきました『王様』です。落葉が進んできたので、遠目にも木肌の様子が分かります。何か見えますね。枯れ葉じゃありません。近づいていくと段々とはっきりしてきます。前回のツブが、かなり大きくなっているようです。
裏側にもビッシリ

 5日後に再訪する予定なので、今大きくなっているものだけを選んで戴く。
 『倒木群』に移動して、同じように散髪。
『倒木群』も大小様々

食べ頃を貰ってきました


 調理しやすい大きさになったものだけを持ち帰ったので、虫出しも下ごしらえも、極めて楽チンでした。
 釣りには行けなかったけど、大満足。11月にも、変則的な休みが沢山あるから、仲間とのバランスをとりながら上手に楽しんでいくことにしましょう。


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