「オリックス・バファローズ」な日々

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3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

FA移籍の大村は1億3920万円

2005年01月28日 | オリックス・バファローズ
オリ近が骨肉バトル、大村FA補償金巡り(大阪日刊スポーツ)
この段取りの悪さがいかにも合併球団らしいところ。
つうか、こんくらい合併決まる前に詰めておけよ…

当初は人的補償のセンでいくと報じられていたので、私は結構楽しみにしていた。
巨人の平松が、中日からFAで巨人へ移籍した前田の人的補償となったことがあったが、あとは記憶がない。
他にも例はあるかもしれないが、いずれにせよ人的補償を求めるケースは少数派である。
せっかく金持ちのソフトバンクが親会社になったのに、いきなり渋チンのオリックスへ移籍では相当にショックだろうが、永井や田之上、さらに篠原あたりがプロテクトから外れ獲得可能とあれば、戦力として魅力はある。

が、結局は多数派の金銭補償を選択することとなった。
FAとは通常移籍を前提に宣言するものではあるが、他球団との交渉がうまくいかなければ、元のサヤに収まるケースもある(残留を当初から前提とする不可解なFA宣言もあるが)。
確かに大村は所属球団としてオリックスに今のところ接点はないが、他球団からオファーがなければオリックスに残留していたであろう。
そうなれば当然サラリーも発生するわけで、その場合はオリックスが主となり支払うわけである。

この1億3920万円とやらは、球団への出資比率で分配すればいいんじゃないかと単純には思えるのだが。
どっちかと言えばオリックスに分はあると思う。

39歳吉井をテスト

2005年01月28日 | オリックス・バファローズ
吉井 オリックスを受験(デイリースポーツ)
03年、日本に戻ってからは通算で2勝。
その貴重な勝利のうちのひとつを私は目撃している。

03年4月18日。
まだ肌寒い千葉マリンスタジアムで、吉井は見事に被安打3の完封勝利を収めた。
開幕投手を務めながら消化不良の投球が続いていた吉井も、ようやくこれで波に乗ったかとその時は思ったものだ。
三塁コーチに立つ当時の石毛監督越しに見たマウンド上の吉井の姿は、実に堂々としていた。
ロッテの投手がミンチーだったから、ちょっと損をした気分になるくらい試合展開が早かったのが印象的だった。

新庄のように「ボロボロになる前に引退したい」と言えるのは実際ボロボロになる日がまだ遠いと思えているからで、なんだかんだ言って大概の選手はギリギリまで現役生活にこだわるものだ。
年が明けて、キャンプの時期が来て、それでもまだ現役続行の道を探るその姿を、格好が悪いとは決して思わない。
だから球団も「クビにした選手をもう一度雇うなんて面子が立たない」とか言わずに、キャンプでの出来がよければ、採用してやってほしい。