「オリックス・バファローズ」な日々

Since2004.11.1 
3年目の「オリックス・バファローズ」も見守ってみます。

行く左腕(具)来る左腕(菊地原)

2005年01月10日 | オリックス・バファローズ
まずは「行く左腕」から。
元オリックス具がメッツ入り(大阪日刊スポーツ)
ヤンキース入りが頓挫してどうなることかと思ったが、結局はメッツから声が掛かった。
金銭条件もなかなかよいではないか。
昨年の年俸は推定で1億1千万ほどだったから、夢を叶えつつ年俸もアップということになる。

中継ぎでの起用が濃厚とのことだが、短いイニングを全力投球ということならば、あの「左トルネード」が復活するかも。

そして「来る左腕」。
トレード成立の件(オリックス・バファローズ公式サイト)
広島から菊地原がやってくる。

甲子園出場こそならなかったものの、素材としてだけでなく完成度も高い左腕としてドラフト時の人気は高かった。
よくある「在京セリーグ」を希望していながら、抽選で広島に決まった時の微妙な表情が忘れられない。

今回もまた在京の夢叶わず、またリーグもパに移りかつての希望からさらに外れてしまったことになるが、もう贅沢を言える立場ではなくなってしまっているのも確か。
01年、「記録の神様」こと宇佐見徹也氏の否定的な見解が印象的だったシーズン最多登板記録(78試合)を打ち立てたが、以降はほとんどインパクトを残していない。
「これなら嘉勢残しといたほうがよかったんじゃん?」と言われぬよう、ピリッとしたところを見せて欲しい。

いきなり「ドラ1金子」開幕絶望

2005年01月10日 | オリックス・バファローズ
オリックス・金子開幕1軍絶望的(スポーツ報知)
何となく分かっていることではあったけれど。
年明け早々、まだ各選手自主トレを始めるあたりの時期にこんな話が出てしまうのも…

12月20日まではボールを握っていたようだし、「…12日くらいまでは、ノースローと言われてるんです」程度であれば、ゆっくり仕上げても充分に前半戦から投げられそうだ。
ただ周囲がブレーキを掛けているのならともかく、本人が「…開幕(1軍)には入らなくてもいいと思う。シーズン後半から上がって、来年の開幕からいければ…」とか言っちゃってるのがなぁ。
まだ若いし、どちらかといえば即戦力より素材を評価しての指名だったとは思うが、キャンプ前からこんな悟ったようなコメントを出してしまうのもいかがなものか。
無理をしろとは言わないが、もうちょっと前向きなコメントが欲しいところではある。

どうせなら、手術をしてしまったほうがよいのではないか。
当人にとってみればメスを入れることは大事だろうが、最近は肩肘を手術する投手も多いし、リハビリ技術の発達もあり手術後あからさまに球速が落ちるようなこともない。
昨年で引退した加藤伸一のように、だましだまし投げていた投手が、結局手術に踏み切り結果的に投手生命を延ばした例もある。

1年間登板できないのなら、思い切った手を打ってみてはどうかと。