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放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2022北茨城・いわきキャンプツーリング3

2022年11月10日 17時06分41秒 | ツーリング東北


10月16日。日曜日。5時半に起床した。



今日もはれだ。ダム湖のさきに朝焼けがみえている。



冷えているが思ったほどではない。10℃以下になると想定していたがそこまで気温はさがらなかった。まずコーヒーをいれてのむ。



朝食はカップ麺だ。



ゆっくりと荷物をまとめた。



DRはキック7回で始動した。7時に出発する。冬用ジャケットの下にダウンセーターを着込み、グローブはスリー・シーズンのもので、オーバー・パンツはつけなかった。



こだま湖のおくにすすみ、小玉川をさかのぼってゆく。



途中にハッシュ村というキャンプ場があり、3キロで県道66号線にでた。



エンジンのオイル量が気になるがバイクの調子は上々だ。国道49号線から国道349号線といわきの山間部をゆく。



手がかじかんできのでグローブを冬用にかえる。この付近は10℃ないようなかんじだった。



道の駅ふるどのについた。古殿は街並みに歴史をかんじる町だ。



道の駅のベンチには人形たちがいた。



町の人の力作なのだろう。



ここでは70すぎのライダーと話をした。長くバイクにのっていて、全国あちこちにいっているそうだが、自分のことばかり話す人で、会話のキャッチボールが成立しない方だった。しかもおしゃべりがとまらないから、最後は話の腰をおってきりあげた。悪い人ではないんだけどね。



茨城、福島にはこのホワホワした赤い植物がおおい。私は見たことがないものだった。



帰ってから家内にきくと、コキアという花とのこと。はじめは緑だが冷えてくると赤くなるそうだ。最近人気があるみたいだが私はどこがいいのかわからなかった。



矢祭で国道118号線にはいるのだが、南ではなく北にいってしまった。道の駅はなわでUターンする。ついでに気温があがって暑くなって来たので、グローブをスリー・シーズンにしてセーターもぬいだ。



福島から栃木にはいり、国道4号線沿いのラーメン屋にはいった。宇都宮の高なべという店だ。



おすすめの味玉味噌ラーメンと半チャーハンを注文する。



麺は太めんと細めんがあり、おすすめの太めんにした。味噌ラーメンは濃厚でこくがあっておいしい。



チャーハンは平凡。料金は1375円。



その後栃木県を南下していると気温はあがり25℃になった。冬用ジャケットをきているから暑い。でもぬげない。愛機をいたわるために速度をおとしてはしると、燃費は27K/Lと最近では最高の高燃費を記録した。

2022北茨城・いわきキャンプツーリング2

2022年11月03日 14時25分21秒 | ツーリング東北


増渕魚園で食事をおえるとすぐさきにある花園神社にむかった。



神社は深山の渓流沿いにたっている。



楼門の前で神様に一礼する。



楼門の左右には仁王様がいらっしゃる。



ユーモラスなお姿だ。



拝殿と奥に神楽殿。



拝殿から階段をあがったところに本殿があった。



神域はおごそかな雰囲気だ。



花園神社のおくには林道群がある。GWにきたときには通行止めだったので、通行できるのか確認したくてやってきた。神社の奥の院方向にゆく七ツ滝柳沢林道は閉鎖されたままだ。



花園林道にはゲートはなかったが、キャンプ道具を満載しているから、先にはゆかなかった。去年は3キロ先で通行止めだったがいまはどうだろうか。



県道をつないで北茨城から福島にはいった。



今夜キャンプするのはいわき市の小玉ダム・キャンプ場だ。その手前のスーパー・マルト平窪店で食料と酒をてにいれた。



セブンイレブンでコーヒーとカレーパンもゲットする。近くに立ち寄り湯がないのがこの地域の難点だ。



15時半にキャンプ場についた。小さなサイトでは若者たちがバーベキューをやっている。テントはいくつかあるがほかにキャンパーはいない。若者のグループだけがいて、近づきがたい雰囲気だ。上の画像では若者たちはうつっていない。



炊事場も別のグループが占拠していて飲み食いをしている。



サイトにははいりづらいので、野営場の入口にある東屋でキャンプをすることにした。



下はコンクリートでかたいが悪くはない。小玉キャンプ場はいわき市の管理している、無料で利用連絡も不要な施設だ。それが気にいってやってきたのだが、はじめてで使い勝手がわからなかった。



テントをたててコーヒーをのんでいると、散歩の還暦夫婦がとおりかかり、女性が、ひとりでキャンプするの?、さみしくないの?、と大声でいう。男はバイクのナンバーをみて、○×からきたのか、と言っている。こんなこと初対面の人間に言うか、とカチンときたが、ソロ・キャンプは流行ってるんですよ、知りませんか、とこたえた。そして、福島は大好きなんでよく来るんですよ、とつづけると、大きな声でいきおいよく言ったせいか、それとも都会の人間にマウントをとられたと感じたのか、夫婦はだまって去っていった。福島は好きなんだけど、なんだかなぁ。こんな不躾な人間にはなかなか会えないよ。びっくりした。



空と雲はいいかんじだった。



16時半になるとキャンプ場の若者と炊事場のグループは帰り支度をはじめた。日帰り利用だったのだ。夜も宴会をつづけるのではないかとおもって距離をとっていたから、帰ってくれてよかった。テントのキャンパーももどってきている。その人たちはさわぎそうではない。でもこれからテントを移動するのは面倒なので東屋にとまることした。



炊事場には水はのめないと看板があった。



日がくれるまえにステーキをやきはじめた。



ニンニクをもってきたのでスライスしていっしょにやく。



いいかんじにやけてきた。



ステーキが今夜の夕食だ。



暗くなるとテントにはいってNHKのらじるらじるをきく。流れてくるのはハイ・ファイ・セットの燃える秋と、高田みずえの硝子坂だ。高田みずえって歌がうまかったのね。焼酎の水割りをのみつつ耳をかたむけた。

2022北茨城・いわきキャンプツーリング1

2022年10月27日 17時52分09秒 | ツーリング東北


10月15日。北茨城やいわき、奥久慈をめぐるキャンプ・ツーリングにでかけた。



朝の出発時は肌寒く冬用のジャケットをはおる。天候はくもり。茨城県にはいるとポツポツと雨粒がおちてきたがすぐにやんでくれた。上の画像は休憩した茨城県那珂市の静峰ふるさと公園だ。



キャンプ道具があるので、今回の相棒は積載力のあるDR650RSである。今朝はキック3回で始動した。愛車の調子は上々だが、オイル量をチェックするとローレベルを下回っている。30年物のDRはオイル上がりでエンジン・オイルをガソリンといっしょに燃焼してしまうのだ。気になるがようすをみながらこのまま走るこにした。下館、笠間、常陸太田と県道をゆく。茨城はセイタカアワダチソウが目につく。気温は17℃、18℃と上昇してきた。



県道沿いにある板東三十三ヶ所観音霊場の佐竹寺にたちよった。秋田にうつった佐竹氏は元々この地の戦国武将だった。佐竹寺は佐竹氏の祈願所だったお寺である。



本堂の観音堂は室町時代のものだ。茅葺の屋根がとてもいい。



お参りをしてまたはしりだした。出発の前に家内にどこにゆくのか聞かれた。いわき、と答えると、また福島なの、といわれる。前回のキャンプ・ツーリングは新潟・只見・会津だった。GWもトランポ・ツーで福島にいっている。今回は浜通りで、毎回べつのところにいっているつもりだったが、たしかに福島ばかりだ。よほど福島がすきらしい。



常陸太田からグリーンふるさとラインで北上する。丘陵地帯をゆく気持ちのよいルートだ。やがて国道461号線に右折して十王ダムにでた。ここに水道があったので飲料水を確保する。今夜とまるキャンプ場の水はのめないので、どこかで手に入れようとおもっていたのだ。水を買わずにすんだからよかった。



県道10号線と県道153号線とつないで花園神社手前にある増渕魚園にやってきた。山女や虹鱒の養殖と釣り堀、食堂をやっている施設だ。



ここの川魚料理が気にいっているのでやってきたのである。



メニューは焼き魚定食しかない。焼き魚は山女か虹鱒をえらべるが、渓流釣師だったわたしはまよわず山女を注文した。それと単品の山女と虹鱒の刺身があり、刺身は虹鱒をたのんだ。



山女は特有の風味があって大好きなのだ。虹鱒にはそれがない。虹鱒のほうが大きくてたべごたえがあるから、山間の人は鱒をこのむようだ。写真では強く焼かれているようにみえるが、ちょうどよい焼き加減てある。



虹鱒の刺身はサーモンを淡白にしたような上品なあじわいだ。



定食には天ぷらの盛り合わせや小鉢がつく。



この小鉢の田舎料理がよいのだ。おばあちゃんがつくってくれそうな家庭料理だが、いまとなってはなかなかたべられないご馳走だとおもう。



大根や人参、しいたけの味噌汁もいい。



今年のGWにもきたが大混雑していて利用できなかった。そのリベンジでやってきたのである。



料金は定食が1650円。刺身が660円だ。

2022只見キャンプツーリング3

2022年10月06日 17時58分05秒 | ツーリング東北


気温は15℃くらいだろうか。冷えているので、メッシュジャケットの下に長袖シャツをきこんで出発した。只見線の沿線には『おかえり只見線』ののぼりがたっている。50キロで走行する。交通量がすくないのでこのくらいがちょうどよい。



滝沢・天然炭酸水にたちよる。



炭酸水は冷たくてシュワシュワなのだ。



国道252号線をゆくと道路脇に石塔があったのでたちよった。飯豊山に湯殿山の文字がみえる。神様とお地蔵様に庚申塔だろうか。気温は17℃だ。走っていると体が冷えてきた。



只見線の鉄橋がおちていた場所を確認しようとすると、道付きがかわっており、難所を迂回するようになっていた。鉄路だけでなく道路もよくなっているのだ。



やがて会津川口駅に到着した。



駅には只見線再開通の垂れ幕がかかっていた。



国道400号線を南下して八町温泉にやってきた。国道脇の野尻川沿いにある温泉で、地域の共同湯である。



八町温泉の建物はこじんまりとしたものだ。



浴槽はひとつで亀の置物がある亀の湯だ。先客に若いライダーがいたが、彼はすぐにでたので私の貸切となった。体が冷えていたので温泉がしみた。鉄分のつよい泉質だ。



壁に寄付者の名前がかけてあるのもいい。入浴料は300円以上とあるので300円を料金箱にいれておいた。



国道400号線をすすみ道の駅からむし織の里しょうわで休憩する。



この道の駅にとまっていたのはスズキGS400だ。スポーク・ホイールの初期の型である。45年くらい前のモデルだ。キャスト・ホイールになるとGS400Eになったと記憶する。集合管はいまでも手にはいるのだろうか。



昭和村を南下してゆくと双体道祖神・庚申塔があった。素朴でほのぼのする男女の道祖神だ。



舟鼻トンネル手前の白森清水で水をくませてもらう。



会津田島から山王峠方向にすすむが、この付近でよい食事処がおもいあたらない。そこでセブンイレブンで昼食を買った。食事のできる場所をさがしてゆくと、山王トンネルをぬけた先に横山パーキングがあり、ベンチやトイレがあるのでここにはいった。



昼食はうどんにおにぎり、それに白森清水である。



その後川治、鬼怒川をぬけ、日光杉並木街道をとおって帰宅した。燃費は27、7K/L。

2022只見キャンプツーリング2

2022年09月29日 17時32分32秒 | ツーリング東北


只見町の中心部を通り越して河井継之助記念館にやってきた。



河井継之助は長岡藩の家老で、戊辰戦争で薩摩藩とたたかった人物である。



長岡藩は善戦したが敗れ、河井は越後から只見にのがれてきて没した。ここが終焉の地だそうだ。



この記念館を以前からたずねたいとおもっていたが、内容は期待よりもうすいかな。入館料は350円。



只見駅方向にもどってゆくと、只見川をわたる只見線の橋がある。素人目にはたよりないほど細いつくりだとかんじられた。



只見町の名物はマトンなのだと最近になって知った。ぜひたべてみたくて只見駅ちかくのヤマザキショップにゆく(駅前ストアかも)。店頭には只見名物・味付きマトンの看板がある。しかしマトンは500グラムでしか売っていないので、280グラムのラムにした。



2018年2020年にも利用したことのある、奥会津ただみの森キャンプ場に到着した。テントをはってエアマットやシュラフをひろげる。バイクのソロ・キャンプは900円と格安だ。



キャンプ場は混雑していなくて、ほどよい距離でテントがちらばっていた。



キャンプ場からバイクで5分ほどの只見保養センターに入浴しにゆく。内湯とサウナのある温泉だ。料金は500円。



風呂の後はちかくにあるスーパーのブイチューンにゆく。ここで食材と酒を手に入れた。



5時半にキャンプ場にもどってきた。



今夜のひとり宴会のメニューはラム・ジンギスカンともやしにエリンギ。それにタコときゅうりの酢の物である。酒はビールに地酒の男山、焼酎の水割りだ。



むかいのキャンパーはむこうむきにすわっているが、目隠しにバイクをおいた。



ラムと野菜をやきながらビールをのみだす。ラムはわずかに羊臭がするがうまい。熱々の肉と野菜でビールをあおった。



日が暮れると冷えてきたので長袖シャツをはおる。飲んでいると蚊にさされたので蚊取り線香をつけた。まわりのキャンパーはバイク・ソロがほとんどだ。みなさん焚き火をしている。この日は中秋の名月だったが月はみえない。みなさんのキャンプのようすをツマミにして呑み、ほどよきところでテントにはいった。



2日目。奥会津ただみの森キャンプ場の朝。



朝食はカップめんだ。



食後は早朝のキャンプ場をあるく。セローのソロ・キャンパー。奥のランクルはファミキャン。



バイクのグループ。



Dサイトを入口からみる。私のテントは左の森の中にある。



宿泊できる古民家。



管理棟の横のBサイト。



管理棟。ここにはシャワー室も用意されている。



テントを撤収して8時に出発した。

2022只見キャンプツーリング1

2022年09月24日 09時09分45秒 | ツーリング東北


9月10日と11日。福島県の奥会津、只見にキャンプツーリングにでかけた。天候は薄曇り。メッシュジャケットでは肌寒いスタートだ。キャンプ道具があるので、今回の相棒は積載力のあるDR650RSである。気温は徐々に上昇し、バイクで走っているとすずしくて快適になった。信号待ちをしていると、1990年製の愛車からオイルの焼けるにおいがする。老兵をいたわってすすみ、群馬県の道の駅こもちで休憩した。



道の駅ににとまっていたのはカワサキSS400だろうか。サイドカバーは400・マッハⅢとちぐはぐなことが書かれているが、カラーリングはSSだ。マッハにエスエスの外装をつけたのか、それとも400だがマッハⅢといれたのだろうか。



綾戸ダムでお天気雨にふられたがすぐにやんでくれた。国道17号線を北上し新三国トンネルに到着する。標高があがって寒い。新しく開通したトンネルはひろくなってはしりやすいが、気温が低くてふるえてしまう。トンネルをぬけるとそこは雪国だ。雪国の舞台となった新潟県湯沢町である。



1000メートルにあるトンネルからくだってゆくと寒さはやわらいでゆく。すすむと春スキーにかよっている『かぐらスキー場』がある。この季節なのにサマースキーにきている熱心な人たちの車が多くとまっていた。キャンプツーリングは2020年以来だから2年ぶりだ。コロナで外出をひかえていたのと、千葉でキャンプをしたときにあまりに混雑していたので、ブームが去るのをまっていたのである。キャンプ人気はつづいているが、夏休みがおわって、3連休の前のタイミングなので、空いているだろうとかんがえてやってきたのだ。



昼食をとるために越後湯沢駅前のそば店、中野屋にゆくと行列している。



待つのはいやなのでべつの店をみつけることにした。



国道17号線を北上してゆくと中野屋の塩沢店がある。いつもは行列しているが、それがないので入ってみると、すぐに席につくことができた。



新潟といえばへぎそばである。へぎという板にのったそばなのだが、へぎそばの1人前はないとのこと。しかしざるそばとへぎそばのそばは同じとのことで、天ざるそばの大盛りを注文した。



そばは硬めで喉越しがよい。



天ぷらもいい。とくに舞茸天の香りがたっていた。つゆが平凡なのがおしいかな。1430円+大盛り165円で1595円。お値打ちだ。



食事をおえるて店をでると行列ができていた。そこへ放し飼いのニワトリがやってきた。雪国はいい味をだしている。



昼食に満足していい気分である。気温は暑いほどになっていた。



小出から国道225号線で福島県只見にむかう。給油をすると燃費は26、3K/Lだ。途中にある道の駅いりひろせで休憩した。この先は六十里越えの峠道だ。老兵のDRを気づかって60キロから70キロで山道をゆくと、後続車がおいついてくる。以前なら自動車を引き離しにかかるところだが、昨年DRのエンジンがかからなくなり、イグニッション・コイルとCDIを交換してから、アクセルををあけるのをひかえるようになった。30年選手のDRに無理はさせられない。それに私も年をとったから、以前のように車を引き離さないと気がすまないなどとは、思はなくなったのだ。



ヘアピンカーブがつづき、スノーシェッドのかかる道をのぼって六十里越えトンネルをぬけた。県境の峠をこえたのだ。眼下には田子倉湖がみえてくる。何度もみているが、いつ目にしても衝撃的なほどの、空の色を反映した湖のブルーに、山のダイナミックさだ。空から湖までのブルーのグラデーションと山のみどりである。



雲とすすきもいい。こんな天気の日のツーリングは気分がいいにきまっている。



スノーシェッドと交互通行の山道をくだってゆく。時間待ちは最大で6分もあるが、気持ちが高揚しているので、まつのは気にならなかった。



只見沢橋だろうか。駅と休憩所があり、只見線の線路がみえていた。



鉄路は山の中をトンネルでぬけてきて、先でまたトンネルに入るようだが、古い設備だ。只野線は災害でながらく不通だったが10月1日から再開される。それにさそわれるようにして只見をたずねたくなったのだ。



田子倉ダムまで山をおりてきた。



湖畔に人工物はほとんどない。



ダムの下には電力施設と只見川がみえている。



六十里越えトンネルではさむかったが、ダムサイトまでくだると気温はあがり、ほどよき気温になっていた。

2021福島トランポ林道ツーリング6

2021年06月04日 15時22分37秒 | ツーリング東北


道の駅ならはにもどってきた。雨がぱらついていて寒い。シャツの上に冬用のジャケットを着ていたが、セーターもかさねる。空の色が悪くなった。



車中泊をさせてもらっているので、道の駅のレストランで昼食をとることにする。えらんだのは土日限定5食という、ならは御膳定食980円だ。



元サッカー日本代表監督のトルシェが、ママのつくったようにやさしい味だと言ったからその名のついた、マミーすいとん。たしかにやさしい。平凡な味なのだが、野菜たっぷりでとてもよかった。



木戸川でとれた鮭とイクラの腹子めし。



福島タマネギ入りのふくタマメンチ。観光客のたべたいものがすべて入っていて、グッド! しかも安い。



午後は北にある乙次郎林道にむかうが、雨が降りだしてしまった。雨宿りをするが、やまないので道の駅にもどることにする。



雷がなり、強い雨の降るなか、道の駅ならはにもどってきた。バイクを車に積み込んで今日の走行は終了することにする。



北にある天神岬にいって温泉にはいることにした。天神岬は北海道ツーリング仲間と何度も宴会キャンプをしたところで、たくさんの思い出がある。キャンプ場があるから、車中泊もできるかもしれないと考えていた。



天神岬に到着した。まず何度も野営宴会をしたキャンプ場を見にゆく。



雨だがGWということもありたくさんのテントがたっている。



私たちが宴会をしていたころは2・3組しかキャンプ客はいなかったが、たいへんな数のキャンパーがいた。世はキャンプ・ブームなのだ。



当時は閑散としていたオートキャンプ場も大盛況だった。



しおかぜ荘の温泉につかる。料金は700円だ。湯は道の駅ならはの温泉とおなじく黒い泉質だ。露天風呂からは海が見える。とても気持ちのよい施設だが、温泉に入らずに帰ったことが何度もある。それは仲間と会うと語り合うのが楽しくて、温泉にはいりにゆく時間が惜しいほどだったからなのだ。



3階の休憩所からは海やキャンプ場が見わたせた。



天神岬はキャンパーが多すぎるし、トイレが弱いから、今夜も道の駅ならはで泊まることにした。夜は冷えるので寝床を入念に準備する。ビールを飲みながら、車の外に出て車内をととのえていると、61才だと言う男性に話しかけられた。トランポ・ツーリングがやりたいのだそうだ。どこで寝るんですか、とたずねるので、ここです、と毛布をかさねたベットを示す。ラダーでバイクを載せることなども説明した。男性はセロー225とスズキVストーム250を所有しているそうだ。車とバイクを買ったばかりだから、その支払いのためにまだまだ働かなければならない、と語っていた。今回のツーリングで会話らしいものをしたのはこの方だけだった。ほんとうはたくさんのライダーなどと交流したいのだが、コロナでそれができないのが残念である。男性とは距離をとって、短い時間で話をした。



夜はイオンで買ってきた餃子とアスパラのおひたしで一杯である。



車内では洗濯バサミにランタンをぶらさけですごす。バイクの横で焼酎の水割りをやる。私もしばらく仕事をつづけるつもりだ。若いころは一刻も早くリタイヤしたいと思っていた。それが定年が近づくと、仕事人生が終わってしまうのがさみしくなって、もっと続けたいと感じるようになったのだ。人間の感情は勝手なものである。働くのをやめることが嫌になるなんて、若いころには想像もつかなかった。



5日目。5月3日。月曜日。道の駅ならはの朝。7時に起床した。天候は快晴だ。冷えていて寒い。



8時に昨日ゆけなかった乙次郎林道にむかって出発する。2021年版のTMには乙次郎林道しか紹介さていないが、手元にある2007年版には、乙次郎林道に接続する井出川林道、滝谷林道、小田代林道が記載されていて、私も2009年に走行している。それらの林道は荒れ果てて通れなくなってしまったのだろうかと考えたりした。



県道35号線沿いの乙次郎林道の入口についた。しかし通行止めの看板がたっている。



それでも林道に入ってみるとすぐにダートになった。きれいに舗装された路面もある。



しかし3キロで道路上を川の堆積物でおおわれたところにでた。大水がでて道路が冠水し、そのままになっているのだ。



歩いて先を見にいってみる。道路の一部だけ、線のように石をのぞいたところがある。



とめてあるバイクを見ている。これでは走れないから引き返すことにした。



上は乙次郎林道の舗装部分である



今日はツーリングの最終日で、林道もここがラストの予定だ。そこですぐ北にある道からもアプローチできないか探索することにした。大谷、山岸、と看板がたっている地点である。



県道から折れて左手方向にすすむとダートになる。



しかしすぐに小川にでた。



道はまだつづいているが、廃道の雰囲気だ。



ここで引き返すことにした。



道の駅ならはに帰ってきた。これで今回のツーリングは終了だ。



この地域はまだたくさんの林道や美味しいものがあるから、定期的に通いたいと思う。

2021福島トランポ林道ツーリング5

2021年05月31日 20時01分50秒 | ツーリング東北


4日目。5月2日。日曜日。道の駅ならはの朝。雨がふっているのでゆっくりと寝て、7時すぎに起床した。



雨天ならバイクにのるつもりはないのである。道の駅ならはの物産館は9時から。近くにある天神岬の温泉は10時からだ。明日は晴れる予報だから、林道走行は翌日にして、今日はこれらの施設ですごそうと考えていた。



カップめんの朝食をとって車内の片づけをしていると雨はあがった。空は晴れてくる。1日中雨降りのはずが、ウェザー・ニュースを見直すと、10時から16時が雨に変わっている。現在は曇りになっていた。



少しバイクで走ることにする。気温は11、7℃だ。



セローを車からおろすと路面もかわいてきた。今日も冬用のジャケットと防風パンツで走りだす。雨はもう降らないのではないかという空模様である。南にある五社山林道と銅山林道にゆくことにした。道の駅から南下して、勘で道をえらんで西の県道35号線にむかうと、なんとダートの道に入ってしまった。林道を迷走して県道35号線にはいるが、どの道もどこかにつながっているはずだという甘い考えは、地方では通用しないのである。



県道249号線で五社山林道にむかうはずが通り過ぎてしまった。県道247号線でアクセスしようとすると、筒木原不動尊がある。心惹かれたので立ち寄ったが、滝のような渓流沿いに建つ、古いお不動様だった。急階段をのぼってお参りする。清らかな雰囲気がみちているお堂だった。



県道247号線は通行止めになっていた。



南にある銅山林道を先に走ることにして、県道35号線から県道363号線とつないでゆく。途中には藤の花がたくさん咲いていた。



新八茎鉱山の広大な社有地の横をすすんで銅山林道の基点についた。



標柱の距離は消されているが、TMによると10、7キロである。



新八茎鉱山は砕石も産出するのか、路面にジャリが敷きつめられている。



白い砕石もあった。道の横に小さな祠があり、軽トラの老夫婦がお花をそなえている。私もお参りしたかったが、ジムニーが来たので止まれずに通過してしまった。



ジムニーは先にいかせた。ツブの大きな石の入っている路面がある。急坂もあって全般にハードな林道だ。



建物があらわれた。これがTMにコメントされている銅山神社なのかと思ったら、逢瀬瀧不動尊だった。今日はお不動様にご縁がある日のようだ。



逢瀬瀧の名のとおり、男滝と女滝があるそうだが、私は男滝しか見なかった。



林道は入口からずっと上りである。



フラット・ダートもある。



上の画像は、道路の左側が水の流れで削り取られている。



やがて唐突に左から舗装路が接続した。舗装路の先は大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)とある。神社にむかってすすんでみたが、こちらが本来の目的地ではないのでやめた。帰ってから調べてみると、神社を経て国道399号線にぬける林道があるようなので、次の機会には探索してみたいと思う。そしてジムニーは神社にむかったのかもしれないと考えたりした。ところで看板には一般車通行禁止とあるが、ここまできて言われてもねぇ。

 

大山祇神社との分岐から先は深ジャリの急坂となる。上りつめると峠についた。



猫鳴山登山道の看板がたっている。



峠からの下りも急坂だ。国道399号線にむけて下ってゆく。交通量はほとんどないようだ。路面も荒れていた。



もうすぐ国道だと思っていると橋にでた。その橋はロープでふさいである。



通行止めとは書いていない。ただロープが渡してあるのだ。歩いて先までいってようすをみるが、道路に問題はないようだ。ここまで10キロ走ってきているから国道は近い。通らせてもらうことにした。



橋からすぐに国道についた。銅山林道は11、6キロのハードな林道だった。



林道の入り口には猫鳴山と屹兎屋山の案内がでている。



ぐみだいらはしという橋のたもとである。



雨がポツポツとおちてきた。国道399号線から県道249号線とつないで黒森林道にむかう。林道に入ってみると路面は荒れていた。しかしバイクが1台走った跡があるので先にすすむ。



黒森林道は五社山林道に接続して広野方向にすすむ。しかし林道はすぐ先で崩壊していた。ずいぶんと前から放置されているような印象で、このまま廃道になってしまうのだろうか。ここで引き返すことにした。



県道249号線をゆく。山深い渓流沿いの舗装林道だ。横をながれる浅見川の渓相がとてもよい。釣人が何人もいるが、いかにも山女や岩魚が釣れそうだ。ただ原発事故の影響でここの魚はたべられないのかもしれない。



五社山林道に向かう道も閉鎖されていた。五社山林道は東からも西からもアクセスできないのである。もしかしたら五社山林道も崩壊しているのかもしれない。

2021福島トランポ林道ツーリング4

2021年05月27日 17時32分13秒 | ツーリング東北


セブンイレブンで食料を買って県道20号線を引き返してゆく。先程折松林道から下りてきた地点を通りすぎて、硯石林道にはいった。林道の入口の目印は円福寺というお寺だ。走りやすいダートをゆくとパラパラと雨が落ちてきたが、すぐに止んでくれた。



右に分岐があるが閉鎖されている。ここは先程丸太でふさがれていた地点につづくようだ。つづいて左から合流する林道があったが、直進するといわき鶴石牧場と看板があるのでこちらにゆく。TMには牧場は休業中とあった。牧場の手前で250のオフロード・バイク2台とすれちがう。誰とも会わないだろうと思っていたので、彼らと会釈をかわすのはうれしいことだった。



ピークをこえたところで昼食にすることにした。後ろにたっている鉄塔付近が鶴石山の山頂だろう。道は鶴石山林道となっている。



昼食はおにぎりとチリドックだ。チキンのチリドックはスパイシーで美味しいから、お気に入りになった。



食事をしていると車のエンジン音が聞こえてきた。かなり飛ばしている。やってきたのはスバル・プレオで、若い男性が運転する軽自動車は、目の前をかっ飛んでいった。つづいてヤマハТТ700のライダーも通過してゆくから、ここは人気のダートのようだ。



交通量があるので、通行止めはなくてぬけられるのだろうと思う。



入口から6、9キロ、山頂から2、1キロで分岐にでた。



左は通行止めとでている、日渡高野林道4、8キロだ。看板とバイロンはあるが封鎖はされていない。



右は二本川林道1、4キロである。林道天国をくまなくめぐるのが目的だから、まず二本川林道をいって、またここにもどってくることにする。



二本川林道は森の中をくだってゆく。舗装路に出たところでUターンするが、走りやすいジャリダートだった。



下ってきた二本川林道をもどってゆく。上りは急坂があって面白かった。



引き続き日渡高野林道にはいる。



走りやすいダートだが急坂の上りと下りがある。軽自動車1台とすれちがった。林道脇にはヤマブキが咲いていた。



日渡高野林道の出口についた。次は官沢林道にむかうことにする。



山道を官沢林道にむかうがルートをまちがえてしまった。県道20号線でリカバリーしようとするが、遠野トンネルが通行止めで迂回路をゆかされる。狭い山道を30分も走ったが、そんなルートをセローでゆくのも楽しい。ひらひらと軽快に走れるからだ。ただ山の中には放し飼いの犬がいて、追いかけられた。2ヵ所、三匹の犬がいて吠えかかってきたが、いくら山の中とはいえ、犬はつないでおかないとダメでしょう。



官沢林道には入りそこねてしまい、磐木沢林道の入口についた。



磐木沢林道の出だしは石がゴロゴロしているダートだ。ハンドルをとられながらすすむが、やがて路面は落ち着いた。



ジムニー1台と会って、3、5キロの磐木沢林道を走り切り、硯石林道にぶつかった。左がゆきたかった官沢林道だが、今回はあきらめて右の硯石林道をゆくことにする。



硯石林道は走りやすい道だ。伐採されて禿山となった山の中をゆく。



2、1キロで、先程走ったいわき鶴石牧場への分岐にでた。左が牧場で、右は円福寺へと下ってゆくルートである。



円福寺から上ってきた硯石林道を下ってゆく。ツブの大きなジャリが入っているが強引に走った。



折松林道につづくルートは閉鎖されている。丸太で通行止めになっていた地点だ。



ヌタ場をこえる。



分岐から4、1キロで県道20号線までもどってきた。林道の入口は円福寺と天王川トロン温泉の看板が目印である。時刻は16時23分で、これで今日の林道探索は終了した。この地区のすべての林道を走ることはできなかったが、それは次回のためにとっておくこととする。



磐木沢林道の手前から冷えてきた。いわきの町にくだる。さはこの湯、という250円ではいれるレトロな温泉があったが、混雑しているので立ち寄るのはやめておいた。



車にもどってきた。



セローに給油をしてきた。燃費は39、9K/Lだ。明日は朝から雨の予報だが、念のために満タンにしておいた。



セローをトランポにつむには右のミラーをはずさなければならない。DRはスクリーンと左右のミラーもとりはずさなくてはならないから、セローは楽である。



いわきの駅前に公衆浴場があるが駐車場がない。



温泉のある道の駅ならはを検索すると、49キロの距離で45分でつくとのこと。ここで車中泊をすることにしてむかうことにした。

19時前に道の駅ならはについた。併設されている温泉に700円ではいる。茶色の湯で湯の花がたくさんある泉質だ。ここにはいるのは、北海道ツーリング仲間のともさん、マックさんといっしょに入浴した、2005年以来のことである。あれからいろいろなことがあった。地震、原発事故、それ以外にも。昔のことと過ぎた時間に思いをはせた。



セブンイレブンでヤキトリとレバニラを買ってきた。今夜はこれで一杯である。飲んでいると雨が降ってきた。ザンザン降りである。明日は終日雨とラジオが言っている。パトカーが2回巡回に来た。道の駅では首都圏ナンバーの車が何台も車中泊をしていた。

2021福島トランポ林道ツーリング3

2021年05月24日 20時41分33秒 | ツーリング東北


3日目。5月1日。土曜日。道の駅はなわの朝。今日も5時半から大声で話をしている車中泊の人間の声で目が覚めた。



カップめんとコーヒーの朝食をとる。



道の駅の建物には、雪除けのような庇がついていて、ここにたくさんのツバメがいた。その数があまりにも多いので、場所をとりあって争いになっている。ツバメはおだやかな鳥だと思っていたので、攻撃しあっているのを見て、びっくりしてしまった。



今日の目的地は、ツーリングマップル(TM)に、林道天国と書かれている、いわき市北部の林道群だ。ナビでルートを検索すると、山中の一般道を直線的にゆくのと、北上して矢吹からあぶくま高原道路にのる大回りの道がしめされる。バイクを積んで山道を延々とゆくのは辛いので、有料道路をつかうことにした。

あぶくま高原道路から磐越自動車道にはいり、いわき三和ICでおりる。国道49号線沿いに車をとめておけるスペースをみつけてセローをおろした。気温は15℃だ。昨日は薄着をして寒い思いをしたので、今日は冬用のジャケットに防風パンツをはいた。



今日の1本目の林道は三大明神林道で、モトスポーツランドしどき、というモトクロス・コースの近くである。



モトクロス・コースがどんなところなのか、興味があるので見にゆくことにする。林道の入口を通りすぎて奥にゆくとモトスポーツランドしどきについた。受付の方に声をかけて見学をさせてもらう。車庫にはレンタルのモトクロス・バイクがたくさんおいてあった。



コース図をみると、右がモトクロス・コースで、左は林間エンデューロ・コースとなっている。



エンデューロ・コースは高低差のある荒々しいものだ。ここを全開で走るのは相当の度胸がいると思う。私も若いころだったらできたが、今はできない。年をとると飛ばしたいとは思わなくなるのである。



これからコースを走ろうとしているライダーたちが準備をしている。ここではバイクからウェアまでレンタルできるそうで、手ぶらでモトクロスが体験できるそうだ。



『モトスポーツランドしどき』から引き返して三大明神林道の入口についた。



三大明神林道は落葉や枝のたくさん落ちている道だ。



舗装部分もかなりあって走りやすい。ここでスマホの緊急地震速報が鳴りだした。バイクをとめると大地はゆれたが大したことはない。宮城県沖が震源の地震だった。



4、2キロで丁字路にぶつかった。



林道、三大明神線の基点がたっている。



丁字路を右折して椚合折松林道にはいる。道は少し荒れていた。



水たまりも多い。



また丁字にでる。左は登山口となっているからルートは右だ。ここで地図を見ていると神奈川ナンバーのセローにぬかれた。彼はまよわずすすんでいったから、道を知っているようだった。



林の中をすすみピークをこえると視界がひらけた。



大規模な伐採地にでたのだ。山が裸になっている。この地域はこのような伐採地が点在していた。



また丁字路にぶつかった。ここは折松林道の分岐だろうと判断して右にゆくことにする。



右折すると深ジャリの急坂だ。そこを上ると広場があり、その先は道が極端に悪くなる。



廃道のような雰囲気だが、進めるので先にゆく。



しかしこの道はどう見ても正しくない。大きな水たまりで引き返すことにした。



来た道を引き返し、右折した丁字路を左方向に下ってゆく。すると別の林道にぶつかった。ここに看板があり、右が折松林道だとわかった。左は折松にくだるルートである。



折松林道は林の中をゆく。上り下りがありカーブをぬけてゆく。すすむとY字路にでた。左の木に赤テープが巻いてあるが、右の道のほうが整備されているので右折する。



林の中のジャリダートをゆく。やがて大規模な伐採地にでた。男たちが作業をしているかたわらをすすむ。



しかしY字から3、9キロで通行止めになってしまった。こちらは作業用の道路だったようだ。



来た道を引き返し、Y字にもどって赤テープのまいてある左のルートをゆく。山を下ってゆくが道の手入れはよくない。こちらが硯石林道のようだが、すぐに通行止めになってしまった。



行き止まりの道ばかりを走っているが、これが楽しいのだ。水たまりをよけて、ヌタ場をこえ、ジャリ道のカーブをまがる。山の中を好きなように探索して、冒険をしているような気分なのである。深山を放浪するのは楽しい。これは私の先祖が山深い土地の出身者だからだろうか。遺伝子の中に深山を好む因子が組み込まれているのかもしれない。



雲がわいてて風がふいてきた。冬用のジャケットと防寒ズボンでちょうどよい気温だ。時間は12時前になったので、山を下って昼食をとることにする。折松に下る。TMには佐川商店という食料品店があるとコメントされているが、なくなったようだ。県道20号線をくだり、食堂がないのでコンビニで昼食を手に入れた。