放浪のページ別冊ブログ

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2014四国・九州ドライブ4日目の2九州上陸

2014年10月16日 19時06分45秒 | 2014四国・九州ドライブ


自動車博物館をでた後は九州にむかうつもりだった。
しかし昼時なので食事がとりたい。
国道をレストランを物色しながら走っていると、昨年利用してとても気に入った『らーめん工房りょう花』があった。



去年夕食につかったのは高松国分寺店だった。
高知にお店はなかったと思うので、新しく出店したようだ。
お店は人気で、順番待ちになっていている。
しばらく待ってから席に案内された。

味玉塩らーめん715円をふたつと餃子335円を1皿。
そして私は焼豚丼335円もたのんだ。

らーめんはさっぱりしていてコクがある。
餃子は味はよいのに熱々に感じられないのが惜しい。
ほんとうは熱いのに。

焼豚丼はとても美味い。
らーめんのチャーシューはあぶってあるが、焼豚丼のものは焼いていない。
これに生玉子がよくあう。
玉子かけチューシュー丼だ。
りょう花、都内にも店をだしてくれないかな。


食後は高速で四国の西の果て、八幡浜をめざす。
八幡浜か、さらにその西にある三崎町までいってフェリーで九州にわたるのだ。
八幡浜からにするのか、三崎にするのかは到着時間と船の時刻表をにらんで決めるつもりだった。

南国から北上して瀬戸内の川之江にいたり、西に進路をとって愛媛県にすすむ。
高速があるととても助かる。
一般道しかなかったら何倍もの時間がかかったろう。

到着時間と船の運航時刻を考えて、三崎から佐賀関にわたるルートにきめた。
ここは数年前にバイクでもはしったコースだ。

大洲で高速をおりて八幡浜で給油をする。
燃費は9,9K̸ℓ。
あと少しで10Kだ。

佐多岬半島のメロディーラインをかけぬける。
左右に海がみえてとてもよいところだ。
16時半の便があってそれに間にあったのだが、まさかの順番待ちとなっていた。
今日は三連休の最終日ということを忘れていた。
キャンセル待ちとなったが、1時間後のフェリーに乗船することができた。



船に乗ることができてホッとした。
しかし今夜は別府のホテルに泊まりたいと思っていてその予約もまだだ。
フェリーに乗ってからでないと確定できないと待っていたので。
さっそく楽天で格安のホテルをおさえた。



船から四国の西の果ての佐田岬がみえる。
もう暮れそうだ。

ところでフェリー代金は9770円とたかい。
海峡はせまく、短時間しかかからないというのに。
車両とドライバーが8700円。
同乗者は1070円だ。
ハイエースの車種はトラックとされていて、その分類なのかとちょっとガッカリした。
乗用車のつもりでのっているので。





別府駅近くのホテルに20時についた。
さっそく目当ての居酒屋にゆく。



チョロ松という店で、ここは居酒屋探訪家の太田和彦氏がBS11の番組でたずねたところだ。
まず生ビールとウーロン茶で乾杯する。



山芋の千切り。
自家製の酢がかけてありとても上品な味。
わさびがきいている。



山芋と鳥のタタキ。
タタキも上質なテイスト。
タタキの上にミョウガやネギがかかっている。
居酒屋料理というよりも割烹料理のようだ。



お隣の方が食べていたものが目について我々もサラダをたのんだ。
ボリュームたっぷり。

チューハイかハイボールに飲み物をかえた。
家内はウーロン茶をお代わり。



〆は名物料理のかも吸ーーかもすい。
これが食べたくてここにやってきたのだ。
鴨肉と内臓肉が麺とともに煮込んであるもの。

しかしこれは塩ベースのスープでイメージとちがった。
麺も蕎麦だと思っていたら中華麺だ。

料金は5000円とちょっと。
大衆店よりも高い設定だが落ち着いていてよかった。
接客も心遣いがとてもよい。

今日はフェリーがキャンセル待ちとなっていたときにはどうなるかと思ったが、目当てのチョロ松で飲めたしホテルの温泉にも入れた。

別府の歓楽街を散策してホテルにもどった。
飲み屋街のパトロールが大好きなので。

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2014四国・九州ドライブ4日目の1自動車博物館

2014年10月15日 19時37分15秒 | 2014四国・九州ドライブ
道の駅キラメッセ室戸は海のすぐ横なのだと朝になって知った。
よいところだ。



昨夜はいなかったのだが、朝になったらテントを張っているライダーもいる。
夜遅くについたのだろう。



クジラのモニュメントが道の駅の目印だ。
ホエール・ウオッチィングが盛んだからだと思っていたが、キラメッセにはクジラ料理のレストランがあるのだった。

高知にむかって海岸線を北上してゆくと、奈半利町で中岡慎太郎の生家があると案内がでている。
海岸から山に入った方向だ。
今日は自動車博物館しか予定がないので寄ってゆくことにした。



中岡慎太郎の生家に隣接して、記念館もあるがまだ早くて開いていない。
しかし生家には入ることができた。
山間の集落の庄屋のような家だった。
こんな田舎から偉人がでたのかと思うとなんだか不思議だった。



ふたたび海岸線にもどると、安芸市で野良時計の案内がでている。
野良時計はテレビで見たことがあったので、ここも立ち寄ってゆくことにした。

野良時計は思ったよりも小さなものだった。
お金持ちが地域のために提供したものなのかとおもっていたが、個人のためのものだった。
ここは城下町で武家屋敷もあるそうだが、道が狭くて車で近づくことはできなかった。



岩崎弥太郎の生家もあったので立ち寄った。
イメージとしてはもっと貧しい家なのかと思っていた。
後になって建て替えたのだろうか。
しかしさすがに土佐だ。
明治の偉人の生家がたくさんある。



今日いちばんの目的地、四国自動車博物館にやってきた。
前から来てみたいと思っていたのだが、開館時間に間にあわなかったり、時間がなかったりして入ることができなかったのだ。
ナビの案内で複雑な道もスムーズに到着したが、案内看板はまったくなかった。
行かれる方はご注意を。



入場料は800円だがJAF割引で720円となった。

館内はガラス張りとなっているので、とてもきらびやかで、華やか、そして広い印象をうける。
しかし実際は第一印象ほど広大ではなかった。

赤いスポーツカーはアルファロメオ・ジュリエッタ。



カウンタックはドアをあけた姿でないと盛り上がらない。



左奥のスペースは車のリヤ・スタイルが見られるようになっていた。



トヨタ2000GTはなくてはならないモデルだ。



バイクのコーナーもある。



その中で希少なものはこれ、スズキ・ハスラー400。
2スト単気筒のスパルタンなバイクだ。
このバイク、何10年も見ていなかった。
となりはこれもスズキの古い2スト・モトクロッサー。
RMかな。

このほかにロータス・ヨーロッパ、ランチア・ストラトス、フェラーリ・ディーノ、コブラ、などなど。
名車を見ているとわくわくする。
とても楽しい。



でも、いちばん見つめてしまったのはこの車だった。
トヨタ・カローラ1000。
大ヒットした大衆車だ。
たくさん走っていたよね。
懐かしいな。











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2014四国・九州ドライブ3日目の2

2014年10月12日 11時06分08秒 | 2014四国・九州ドライブ


ウミガメ博物館のむかいに国民宿舎、うみがめ荘があり、昼食の案内がでている。
海産物がウリだ。
ここで食事をとることにした。



私は刺身定食1300円。
家内はエビフライ・唐揚げ定食1080円。
ここはあら汁とご飯、漬物が食べ放題だった。
あら汁が美味い。
ブリのあらと大根がごろごろと入っていて、ネギをたっぷりとかけていただく。
ここにしてよかった。



日和佐城にも立ち寄った。



四国を旅しているとこういうものが目につく。
お遍路さん用の休憩施設で、地元の方が善意で提供されているものだ。
休憩所だけでなく、無料で宿泊できる民家ーー善根宿・ぜんこんやどーーとよばれるものもある。

二十三番の薬王寺の次の札所は室戸岬にある最御崎寺(ほつみさきじ)で、75キロも離れており、歩き遍路の難所といわれる。
海岸線を延々とすすみ、到達するのに2日か3日かかるのだ。
その間に休憩所か善根宿になるような物件があれば、考えたいと思っていた。
それがこの旅のひとつの目的で、その候補をこれから見にゆくことになる。

ひとつ目の物件は室戸岬の手前にある物件で、ふたつは岬の先にある土地だった。
現地にいってみるといずれも難があり、候補とはならなかった。



物件を現認した後で、二十四番の最御崎寺(ほつみさきじ)にゆく。
17時前に着いたのだが、日曜日のためか札所にはたくさんの人がきていた。



お寺の近くには室戸岬灯台もある。
海と空がきれいだ。



風呂に入りたくて室戸警察署のお巡りさんに立ち寄り湯のできるところを聞くと、青年大師の前にある、ホテル明乃星ーーあけのほしーーを紹介してくれた。
入浴料はひとり500円。
海洋深層水のジャグジーがあり非常によかった。
お巡りさん、ありがとう。

スーパー、サンシャイン・オーシャンで夕食の食材を手に入れて今夜の宿にむかう。



アオリイカのつくり、マグロのたたき、カステラ、湯葉とタケノコのハンバーグなど。
今夜の宿泊地は道の駅、キラメッセ室戸だ。






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2014四国・九州ドライブ3日目の1うみがめ博物館

2014年10月08日 19時38分28秒 | 2014四国・九州ドライブ


道の駅公方の館で6時半に起床した。
朝方は冷えた。
何もかけずに寝ていて寒くて目覚め、シュラフにもぐりこんだほどだ。

旅の定番の朝食、カップラーメンをたべていると道の駅の産直店が開店した。



店をのぞくとスイカがあったので朝食のデザートにする。

隣でPキャンしていたご老人と話をした。
トラックの運転手をしていたそうで、京都から関東に荷物をはこんでいたそうだ。
ご老人は土佐の出身だそうで、Pキャンをしながらのんびり帰郷するとのこと。
山の中をゆくか、海沿いを走るのか思案しているところだった。
軽バンのご老人よりも先に出発する。



今年はお遍路はしないのだが、それに関係する目的もあって、徳島最後の札所、二十三番の薬王寺に参拝した。
今回は白衣も菅笠も金剛杖もなしである。
輪袈裟と数珠のみでおまいりをし、納経もしていただかなかった。

昨年は先を急いでいたので気づかなかったが、薬王寺には奥の院がある。
たまたまいっしょになったお遍路さんの団体と、本堂の奥にある奥の院にのぼってみた。



奥の院には多宝塔がたっている。



多宝塔の中に入ることができて、階段で展望台のようなところに上ることができた。
そこではウミガメが礎石となっていた。



多宝塔から日和佐城ときれいな海がみえる。
バイクのひとり旅なら欲張って先を急ぐのだが、今回は家内といっしょなので海岸までいってみることにした。

 

きれいな渚があり、ここではウミガメの産卵が見られるのだそうだ。
大浜海岸というところで、日本の渚百選にえらばれていると案内があった。

海岸沿いに『日和佐うみがめ博物館 カレッタ』があるので立ち寄ってみることにした。
入場料はひとり600円だがJAFの割引で540円になった。



1歳のウミガメ。



こちらは2歳。



展示は充実していて、正直に言うとあまり期待していなかったのだが、とても楽しかった。



大きなカメもたくさんいる。
ウミガメは可愛い。












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2014四国・九州ドライブ1日目と2日目 正ちゃんにも出会った

2014年10月04日 11時34分22秒 | 2014四国・九州ドライブ


2014年の9月。
この年の1月に手に入れたハイエースで家内と四国・九州の旅にでかけた。
目的地は高知の室戸岬や別府温泉、国東半島や鹿児島の開聞岳などである。
バイクでキャンプ旅をするように車で放浪したのだが、観光のほかに別の目的もあった。

1日目。
時間を有効につかうために、仕事を終えた金曜日の夜に出発した。
東名高速から第二東名にはいって西にむかう。
明日からシルバー・ウィークなので混雑が予想されるから、なるべく先にすすみたい。
できれば京都をすぎてしまいたのだが、これまでの最高記録は滋賀の草津PAである。
なるたけと思ってゆくも混んでいて距離をかせげず、希望のはるか手前の静岡で仮眠をとることとなった。

2日目。
5時半に起床して食事もとらずに走り出す。
渋滞の表示はない。
今のうちだ。

名古屋の手前の上郷SAで給油をした。
9,69k⁄ℓ。
178円と高く7700円。

すぐに走り出して岐阜県の羽鳥PAで朝食とした。
カップめんである。

渋滞の案内がでてきた。
大津で名神が混雑しているので、はじめて京滋バイパスを利用して混雑箇所を回避する。
京滋バイパスから名神のもどったが、この先中国道方面は渋滞19キロ、西宮・神戸高速方向は混雑17キロとのことなので、神戸ルートを選択した。

神戸高速から神戸の街を見ながら渋滞の列をすすみ、西宮から月見山まで70分もかかって大都市の神戸を通過した。

その後は順調となった。



明石海峡大橋をわたり、淡路島を駆けぬけ、大鳴門橋をとおって四国についた。



大鳴門橋の下に設置してある、渦潮を見る施設、渦の道にゆく。
駐車場代410円。
入場料510円がJAFの割引で410円となった。
ふたりで200円のお得だ。



渦の道は大鳴門橋の道路の下に設置されている。
眼下に渦潮と観光船が見えてとてもよいところだ。
ただかなりの距離を歩くので、いささか疲れてしまった。

ここは中国人の観光客が多かった。
9割がそうだった感じ。

時刻は14時をすぎた。
食事がまだである。
鳴門は鯛丼が名物だが、公園にあるお店はピンとこない。
そこで徳島方向に走り出すとファミレスのジョイフルがあった。
九州地盤のファミレス・チェーンで昨年も四国で利用したので親しみがある。
ここに入ることにした。



ハンバーグとチキンのランチ・セットにする。



家内はこれも。
抹茶あずき。
合計2009円。
 
世界の名画をタイルで再現したという大塚美術館にゆくが、16時でもう閉めてしまっていた。
役所みたいだね。



去年から今年とお遍路で何度もきている徳島にゆく。
ゆっくり街を歩いたことがないから駅のまわりを散策してみた。



駅前デパートの1階にある大判焼き屋さんが大人気だ。
行列ができている。
ならんで買ってたべてみるとこれは美味。
ひとつ70円也。

繁華街を見て歩いていると、大型犬をつれた男性がいた。
最近何年も遭遇していない犬種なので、これはめずらしいと思って犬に近づき、男性をみると、俳優の火野正平さんだった。

正平さん、いつも見てますよ、と思わず言った。

NHK・BSで放映している、火野正平が自転車で旅する番組、こころ旅、は放映当初からずっと見ているお気に入りなのだ。
我が家では火野正平のことを『正ちゃん』と呼んでいるほどだーー失礼だが。

プライベートのようなのでそのまま正ちゃんの前から去るが、都内ではなく、徳島で会えるとは思わなかった。



昨年も利用した新町温泉で入浴する。
眉山ロープーウェイの近くで昭和レトロな銭湯だ。
料金は360円。
雰囲気よし。

ガスをいれて本日の宿泊地、徳島の南隣にある小松島の道の駅、公方の郷みながわにむかう。
燃費はハイエースを手に入れてはじめて10キロをこえた。
10,63k⁄ℓ。

途中のスーパーで買い物。
焼き魚に缶詰とビール。

宿泊地に車をとめると、車体後部の『居間』に移動してすごした。



















 

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