自動車博物館をでた後は九州にむかうつもりだった。
しかし昼時なので食事がとりたい。
国道をレストランを物色しながら走っていると、昨年利用してとても気に入った『らーめん工房りょう花』があった。
去年夕食につかったのは高松国分寺店だった。
高知にお店はなかったと思うので、新しく出店したようだ。
お店は人気で、順番待ちになっていている。
しばらく待ってから席に案内された。
味玉塩らーめん715円をふたつと餃子335円を1皿。
そして私は焼豚丼335円もたのんだ。
らーめんはさっぱりしていてコクがある。
餃子は味はよいのに熱々に感じられないのが惜しい。
ほんとうは熱いのに。
焼豚丼はとても美味い。
らーめんのチャーシューはあぶってあるが、焼豚丼のものは焼いていない。
これに生玉子がよくあう。
玉子かけチューシュー丼だ。
りょう花、都内にも店をだしてくれないかな。
食後は高速で四国の西の果て、八幡浜をめざす。
八幡浜か、さらにその西にある三崎町までいってフェリーで九州にわたるのだ。
八幡浜からにするのか、三崎にするのかは到着時間と船の時刻表をにらんで決めるつもりだった。
南国から北上して瀬戸内の川之江にいたり、西に進路をとって愛媛県にすすむ。
高速があるととても助かる。
一般道しかなかったら何倍もの時間がかかったろう。
到着時間と船の運航時刻を考えて、三崎から佐賀関にわたるルートにきめた。
ここは数年前にバイクでもはしったコースだ。
大洲で高速をおりて八幡浜で給油をする。
燃費は9,9K̸ℓ。
あと少しで10Kだ。
佐多岬半島のメロディーラインをかけぬける。
左右に海がみえてとてもよいところだ。
16時半の便があってそれに間にあったのだが、まさかの順番待ちとなっていた。
今日は三連休の最終日ということを忘れていた。
キャンセル待ちとなったが、1時間後のフェリーに乗船することができた。
船に乗ることができてホッとした。
しかし今夜は別府のホテルに泊まりたいと思っていてその予約もまだだ。
フェリーに乗ってからでないと確定できないと待っていたので。
さっそく楽天で格安のホテルをおさえた。
船から四国の西の果ての佐田岬がみえる。
もう暮れそうだ。
ところでフェリー代金は9770円とたかい。
海峡はせまく、短時間しかかからないというのに。
車両とドライバーが8700円。
同乗者は1070円だ。
ハイエースの車種はトラックとされていて、その分類なのかとちょっとガッカリした。
乗用車のつもりでのっているので。
別府駅近くのホテルに20時についた。
さっそく目当ての居酒屋にゆく。
チョロ松という店で、ここは居酒屋探訪家の太田和彦氏がBS11の番組でたずねたところだ。
まず生ビールとウーロン茶で乾杯する。
山芋の千切り。
自家製の酢がかけてありとても上品な味。
わさびがきいている。
山芋と鳥のタタキ。
タタキも上質なテイスト。
タタキの上にミョウガやネギがかかっている。
居酒屋料理というよりも割烹料理のようだ。
お隣の方が食べていたものが目について我々もサラダをたのんだ。
ボリュームたっぷり。
チューハイかハイボールに飲み物をかえた。
家内はウーロン茶をお代わり。
〆は名物料理のかも吸ーーかもすい。
これが食べたくてここにやってきたのだ。
鴨肉と内臓肉が麺とともに煮込んであるもの。
しかしこれは塩ベースのスープでイメージとちがった。
麺も蕎麦だと思っていたら中華麺だ。
料金は5000円とちょっと。
大衆店よりも高い設定だが落ち着いていてよかった。
接客も心遣いがとてもよい。
今日はフェリーがキャンセル待ちとなっていたときにはどうなるかと思ったが、目当てのチョロ松で飲めたしホテルの温泉にも入れた。
別府の歓楽街を散策してホテルにもどった。
飲み屋街のパトロールが大好きなので。