放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

うな達 うなぎ・居酒屋 池袋

2011年04月27日 19時37分06秒 | グルメ東京
平日金曜日限定でカレーをだしている。そのカレーが人気だ。
ジャガイモのゴロゴロと入っている昔ながらの家庭のカレーという感じなのだが、素朴な味とボリュームがウリだ。
並が430円で中は470円。中でふつうの大森以上はある。
とてもお値打ちのカレーなのだが、喫煙可なのが大問題。
人気店だから相席もよくある。その相席の人間がいきなりタバコをすいだすのである。  
これではもう行きたくはなくなってしまう。
夜は居酒屋だからしかたがないが、昼は禁煙にするべきだ。
そうでなければいかない。



今日はなんだかウナギのきも焼きで一杯やりたい気分。
どこにしようかと考えて、何年も行っていなかった、豊島区役所近くの『うな達』にいくことにした。



平日の18時前に、少々入りづらい階段を下り、地下1階のお店に入ると先客はひとり。
カウンターでテレビを見ながら飲んでいる。
私もカウンターに腰を下ろして瓶ビール500円を注文した。

お通しは煮物だ。
それをつつきながら、マグロのブツ400円とウナギの串、
かぶと100円、ひれ120円、きも焼き140円、を注文した。


ビールを飲んでいると、まずマグロのブツがやってきたが、
これが見たことも無い盛りつけの悪さ。
刺身が崩れているし、ブツじゃなくて切り落としだ。

これを見ただけで料理への期待がしぼんだが、こんな店だったかな。
前に来たときにはこうではなかったはずだが。

串はこちらの様子を見ながら焼いてくれたようだ。
まずかぶとーーウナギの頭ーーこりこりの触感。
続いてお待ちかねのきも焼きは、苦味が酒にあう。
日本酒を頼もうかと思ったがビールがまだあるのでやめておいた。
そしてひれはニラを巻き込んで焼いてあり、ジューシーでこれがいちばん美味しかった。

18時をすぎると客が次々にやってきた。
座敷の席が次々に埋まってゆくから人気はある。

ビールからホッピー白450円に切り替える。
焼酎がたっぷり入っているのが嬉しい。

メニューを見てどじょう煮500円を追加する。


丸のどじょうを豆腐といっしょに煮て卵でとじてある。
柳川と同じ味。
どじょうがちょっと硬いかな。

ホッピーの中200円を追加してお会計は2880円。
するとお通しは330円だ。



うな達 うなぎ / 池袋駅東池袋駅東池袋四丁目駅
夜総合点★★☆☆☆ 2.5


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典型的な観光地食堂 ニュー鼻兼 男鹿半島

2011年04月26日 20時51分49秒 | グルメ東北
2010年のシルバー・ウィークに利用した。

店があるのは秋田県男鹿半島の先端、入道崎である。
この地には石焼き料理という名物がある。
桶に汁を張り、海産物を入れて、そこに焼けた石を放り込んで煮込むという豪快なものだ。
その料理を『美幸野』という店で食べたかったのだが、行列しているので、
やむなく近くのこの店に入った。

店頭では海産物を焼いており、店内の土産物売場をぬけたいちばん奥に店はある。
昼時で混んでいるが、店員は眼が合っても案内もせず、いらっしゃいませの一言もない。
畳の店にあがって店員に注文をしようとすると、食券を買えと言う。
案内もしなかったくせにとカチンときたが、石焼き料理はここでしか食べられないので我慢した。


2100円のチケットを買って待つがここは水ももってこない。
店内に散らばっているポットにお茶が入っていると店員は言うが、すべて空だ。
しかたがないから自分でセルフの水をもってきたが、チープなプラスチックのコップが旅情を白けさせた。


味は見たとおりのもの。

この店、最近では珍しいくらい典型的な観光地食堂。
こんな接客でも観光地だから客は来るのだろう。
こんなの何十年かぶりだ。

もちろん、ありがとうございました、もなし。





ニュー畠兼 魚介・海鮮料理 / 男鹿市その他)
昼総合点☆☆☆☆ 1.0


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酒田の老舗フレンチ ル・ポットフー

2011年04月24日 10時13分08秒 | グルメ東北
2010年のシルバー・ウィークの昼食に利用した。

こちらは日本のフランス料理の草分け的存在とのこと。
場所は山形県酒田の駅前、東急インの3階である。

店内はフランス料理店らしい、きらびやかで上品な雰囲気。
いつも利用しているオヤジ酒場やラーメン店とはあまりに違うから、戸惑ってしまった。
しかしそこは年の功で鷹揚に振舞った。

椅子を引いてもらって席に着き、
メニューを見ると昼でもコース中心で、3500円、5500円、7500円となっている。
山形牛のステーキ・コースも4000円くらいであった。

この日はシルバー・ウィーク限定のお得なランチ、2625円があったのでこれをお願いした。
メインがふたつあるという欲張りメニューだ。


前菜3種。
カワハギのフライのマリネ、生ハムのざくろソース、ガーリックトーストの上にホタテのクリーム和えをのせたもの。
盛り付けが美しい。
お箸でどうぞと支配人が言ってくれる。
シルバーの横に箸もセットされていて、これは助かる。
ガーリックトーストにホタテが美味しくて、他は平凡。


スープはミネストローネとポタージュからえらべる。
スープ皿が洒落ていてとても素敵だ。
スープは上品な淡い味付け。
パンは香ばしい。


魚と肉のふたつのメイン・ディッシユはビーフ・ステーキと小鯛のポワレ。
鯛の中には海老のムースが入っており、ステーキを洋ワサビで食べるのはとても気に入った。


デザートとコーヒー。
日ごろこんなにデザートをいただくことがないので、このボリュームにびっくり。
チーズケーキ、ナッツのトルテ、シャーベット、オレンジとグレープフルーツ、そして果物のシロップ漬けのコンフィッツ。

大満足したのでコース料理も試してみたいが、次はいつ酒田に行けるのかわからない。
それが残念でならない。
接客も親身ですばらしい。




ル・ポットフー フレンチ / 酒田駅
昼総合点★★★★ 4.0


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かっぱ寿司 御徒町の格安寿司店 

2011年04月22日 19時14分41秒 | グルメ東京
かっぱ寿司と言っても回転寿司ではない。
場所は御徒町駅のすぐ近く。
路地の奥だ。

家内とシャガール展にいった折に利用した。


人に聞いてやってきたのだが、こちらランチは半額になるとのこと。
大人気とのことだが、14時くらいに着いたのにまだ行列していた。

同じ店がふたつ向かい合っているので、家内と別々の店の行列に並び、早く入れたほうに入店した。
これは店員さんの指示だったが、たしかに効率的だった。

カウンターに座り、これから絵を見るので酒は我慢し、味噌汁を注文した。

注文は前に立つ板さんに言って、握ってもらうシステム。
ただ声をかけても反応がよろしくない。
聞こえているのか、いないのか、わからないからこちらが気を使わされる。


こはだ、鯵、鰯、たこ、玉子、まぐろ、鯛、サーモン、ホッキ、カンパチ、あおやぎ、
などを握ってもらってふたりで2460円は安い。
この値段だから味は平凡だが、低価格だから納得だろう。



ただしランチタイムは禁煙のはずなのに常連は黙認。
接客も親身ではないから、それが嫌な人は他の店にしたほうがよいだろう。



かっぱ寿司 一号店寿司 / 上野御徒町駅御徒町駅上野広小路駅
昼総合点★★☆☆☆ 2.0


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ソガペール・エ・フィス 美山錦

2011年04月19日 21時01分40秒 | グルメ東海
昨年同じバイクに乗る、まっさんのお店で美味しい酒に出会った。



ソガペール・エ・フィス 美山錦という酒だ。

ワイナリーが趣味的に少量だけ、採算を度外視して造っている酒、それが美山錦で、
ワインボトルに酒が詰めてあり、とてもおしゃれな外観だ。

味は辛くて濃い味。
いま流行のフルーティーでさらりとしていて、上品なものとはまったくちがう、
飲み手を選ぶような、ガツンとくる、男性的な、口当たりがきつくて、強い酒なのだ。

この酒に魅了されてしまい、
今年まっさんのお店にまた入荷したので飲みに出かけた。
今年の美山錦は、J1とソッガ、という銘柄で、J1はさらりとした口あたりのよい酒、
ソッガが印象的だった強くて辛い酒に似ているものだった。
しかし少量生産のせいか、昨年と同じ味ではない。
毎年味が違うのだろうと思われた。

そのミヤマニシキ、調べてみると私も入手することができた。
手に入ったのは、Jとソッガ、という銘柄だ。
さっそく飲んでみると、Jはすっきりとした飲みやすい酒。
そしてソッガーーまっさんのお店にあったものと同じーーはきつくて強い酒だった。

このふたつを飲み比べて楽しんでいるこのごろ。

ミヤマニシキは4月は生酒で5月以後は火入れになるそうで、
そこでまた味は変わるのだろう。
それをまた試してみたい。

ただ手に入るかわからないが。

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大人気のもつ焼き店 大統領支店 上野 

2011年04月15日 19時13分33秒 | グルメ東京
シャガール展を家内と見にいった帰りに、アメ横の大統領に行くことにした。
しかし、着いてみると満席。
そこで支店にまわると、なんとか2階の席に入ることができた。

ここはいつ来ても大人気だ。

私は生ビール、家内はなんとかサワー(名前を忘れた)を注文する。
そして馬もつの煮込みも。

これは臭みなどなくて、馬と言われなければわからない一品。


つづいて鳥串、タン、ハツ、レバー、子袋を焼いてもらい、

厚揚げとサトイモ、畳いわしも追加したが、畳いわしとサトイモが美味しかった。


ホッピーに切り替えて、中を3杯飲んでお会計は4200円くらい。
リーズナブルだ。




もつ焼き 大統領 支店居酒屋 / 京成上野駅上野御徒町駅御徒町駅
夜総合点★★★☆☆ 3.5


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反・自粛ツーリング 茨城

2011年04月11日 21時09分20秒 | ツーリング関東
花粉症の季節も過ぎつつあってツーリングに出たい気分。

どこに行こうか。

どうせ行くなら、今、人が行かないところ、
茨城県の那珂湊・大洗あたりに行ってみることにした。



北関東道を茨城に入ると、瓦の壊れた家があらわれて、延々と続く。
高速道も12キロにわたって補修工事中。

写真は何事も無かったかのような那珂湊。
しかし、道路のひびわれ、陥没、被害を受けた建物は無数にある。



大洗で昼食。
地のタコやハナダイなど。

北海道に行く、大洗フェリーターミナルは閉鎖されている。

ここから海岸沿いに南下して、修理中の鹿島スタジアムをみて帰宅した。

たいしてお金を落としたわけではないけれど、遊びに行くならこちらだと思う。



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豊田屋 1号店 池袋 もつ焼き

2011年04月05日 21時02分29秒 | グルメ東京
今日は家内の帰りが遅い。
ならば外で食事を済ませるのが夫のつとめ。


向かったのは池袋西口。
今日のえらんだお店は老舗の豊田屋1号店だ。

この店はあまりにもディープな外観なので、入るのに勇気が入る。
店は築50年はたっていそうな古い木造の建物で、中が見えないようにぞろりと暖簾がかかり、
常連ばかりがいそうで、一見さんは入りづらいのだ。

でも入ってしまえばそんなことはない。
暖簾をくぐると、こころよく迎えられた。

カウンターだけの席に腰を下ろして、瓶ビール570円と煮込み豆腐600円を注文する。
先客はひとりだけ。
静かにテレビを眺めながら飲んでいる。

店内は外観同様、昭和の雰囲気で落ち着く。
接客の年配の男性と調理の女性も、うまく距離をとって接してくれる。


煮込み豆腐はあっさり味の一品。
ネギがたくさんかけてあり、大衆的な味付けがいける。
量もたっぷり。

カウンターのネタケースとお品書きを見て、カシラとタンを塩で焼いてもらう。
串は2本からの注文で、いずれも1本130円。
もつ焼きは塩が強くかけられていてメリハリのきいた味。
大ぶりで歯ごたえがあり、新鮮だ。

ビールの次はホッピーにしようかと思ったが、
瓶ビールと煮込み豆腐で腹がふくれてきたので、レモンハイ250円にする。

タマネギとレバーをお願いするとタマネギは品切れとのこと。
そこでレバーだけお願いし、レモンハイを飲みきってお会計とした。
料金は2310円。
価格表示は外税だ。

飲んでいると男性がマイクで店の外に声をかたりする。
突然なのでびっくりするが、店の前を通る人に声をかけて営業をしているのだ。
店の中からマイクで呼び込みって合理的。

豊田屋は1・2・3号店があり、価格と品揃えがちがうようだ。
でも店構えはここがいちばん。


豊田屋 一号店もつ料理 / 池袋駅東池袋駅
夜総合点★★★☆☆ 3.0





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まっさんの新メニュー

2011年04月03日 11時37分52秒 | グルメ東京
まっさんのお店は休業中です。

十条で蕎麦店を経営している、まっさんの『ブログ』に新着の日本酒が紹介されていた。

銘柄を見ると、昨年味わって感激した、ソガペール・エ・フィスがあるではないか。
ソガペール・エ・フィスはワイナリーが少量だけ趣味的に作っている日本酒。
早く行かないとなくなってしまうので、急ぎ駆けつけた。


金曜日の18時すぎに家内とお店につくと、まっさんはサラダを作りながら待っていてくれた。
このサラダが新作だった。

塩ウニとカニのサラダ。
ホタテ風味のソースのかかった大根サラダの上に、塩ウニが味のアクセントとして散らされ、
その上にのるカニは酒蒸ししてあるという凝ったもの。
これは繊細で複雑でサッパリしてもいて、高級感もある大ヒットの一品。
とても美味しかった。


ワインボトルに詰められた日本酒。美山錦 ソガペール・エ・フィス、右ソッガ、左J1

そしてお待ちかねのソガペール・エ・フィスは、去年とは違っている。
とても洗練された、すっきりした味。
ガツンとくる、濃くて、飲み手をえらぶような、からくてきついものではなくなっていた。
これはJ1の感想で、ソッガという銘柄が昨年のものに似ている。

ソガペール・エ・フィス 美山錦は何種類かあるので、微妙に味が異なるようだ。
そして今年は山崎醸という酒がいちばんだった。
これは辛くてきついのに、その後がまろやかな後味。

酒ってじつに多様で奥深い。
でも、今日の主役は新作のサラダ。



まっさんが出してくれた料理は、まぐろの脳天の刺身ーー赤身なのに中トロみたい、
まぐろのほっぺのステーキ、鴨と葉たまねぎのオイスター・ソース炒め。
そして、あがりせいろーー少な目の蕎麦。



酒をながめているだけでも楽しい。
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