放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

2024秩父ツーリング

2024年07月23日 17時26分38秒 | ツーリング関東

6月29日。土曜日。キャンプ・ツーリングにゆこうとおもっていたが、日曜日の午後に雨予報がついてしまった。日曜の早い時間にかえってくれば雨降りはかわせるかもしれないが、あわただしく走るのはいやだし、じっさいに降られると辛いので、土曜日だけの日帰りツーリングに変更することにした。しばらく走っていない埼玉県の秩父にむかうことにする。今回の相棒はDR650RSだ。DRはキック4回で始動した。朝はすずしく、気分良くはしりだす。国道299号線をゆき、西武線の正丸駅で休憩すると、ジムニーがたくさんあつまっていた。オーナーズ・クラブのあつまりのようだ。

ひさしぶりに360ccの2ストのジムニーをみた。

古いジムニーもいい。見ているとなんだか欲しくなってしまった。

正丸トンネルをぬけて秩父にすすむ。

国道140号線を三峰口までゆき、県道37号線に入って北上する。県道279号線の終点にある、両神神社にいってみようとかんがえていた。

道の駅・両神温泉薬師の湯で休憩する。

道の駅には温泉が併設されている。料金は700円。ここで車中泊をするのもよさそうだ。

このころから日差しがつよくなり、気温があがってきた。

県道279号線の両神小鹿野線にはいる。道は入口から7キロで車1台分の幅になった。こんなに細い道でもバスが走っていておどろく。最後の3キロは急坂、急カーブの連続で、この道で大丈夫なのかと不安になるようなルートだった。

途中に何か所か登山者用の駐車場がある細い道をゆくと、県道は両神山荘で行き止まりになっていた。その手前にあるはずの神社は見えない。山荘の下にあるバス停の駐車場で地図を見ていると、ここは有料駐車場とある。この下ある駐車場は無料だが、そこにバイクをとめて神社を見にゆくほどでもないので、これで引き返すことにした。

両神振興会館(元の役場だろうか)の前に年季のはいった食堂があった。ななたき、という店で村の食事処、飲み処といった風情である。この先に昼食のとれる店舗があるのかわからないし、このレトロな雰囲気の店に入らない手はないので、ここを利用することにした。

入口に、秩父で一番モツ煮のおいしい店、とある。

ここの一番人気は唐揚げだそうで、秩父名物のわらじかつ丼もあるが、秩父でいちばんおいしいと言う、もつ煮定食にした。900円也。

もつ煮はたっぷりとあった。料理は素朴で接客はあたたかい。店内は昭和そのもので、長く地元に愛されているのがわかるお店だった。

秩父から熊谷にむかう。日差しがつよくなり、強烈に暑くなってきた。途中にあった道の駅・花園で休憩する。太陽の下を歩くのが辛いほどの気温だ。

道の駅のとなりにはJAの販売所がある。

農協の食堂もあった。

ここのうどんは深谷ネギが入れ放題のお値打ち品と、群馬を紹介するウイ・ラブ・群馬というサイトにとりあげられているのを見ていた。そのサイトによると花園はほぼ群馬なのだそうだ。そうではないとおもうが。

ここのうどんをためしてみたかったので、もつ煮定食をたべたあとで腹はへっていないのだが、天ぷらうどん630円を注文する。もちろん深谷ネギはどっさりといれた。

かけうどんが580円で天ぷらうどんは630円だ。天ぷらは50円ならつけないほうが損ではないかとかんがえたのだが、ボリュームがあり、たべすぎになってしまった。空腹のときにたべたらおいしかったとおもう。

帰りにアルペンが運営しているスポーツ・デポにたちよった。アルペンは30年以上前にスキー用品を買っていて、それきり利用していなかったのだが、前シーズンにスキーの試乗会に参加し、来季のスキー板を予約したので、また立ち寄るようになった。キャンプ用品と自転車のウェアなどをチェックして帰宅した。

 

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ソロの林道ツーリングは危険ではない

2024年07月16日 16時57分19秒 | バイク・旅の話題

ひとりで林道ツーリングをしていると言うと、何かあったときに危険ではないか、ソロでゆくべきではない、という人がいる。林道を走ったことのない人間が得てしてこういうことを口にするのだが、アクシデントなどほとんどおきないことは、私のブログを読んでいただいている方はおわかりだと思う。中には命の危険がある、クマにあったらどうする、と極端なことを言う者もいる。舗装路しか走らないライダーにこう言う者がおおい。ほとんど交通量のない林道を走っているほうが、国道などをゆくよりも危険はないのだ。クマは北海道の林道もかなり走っているが、出会ったことはない。ブラインド・コーナーではフォーンを鳴らしながらすすむからだとおもう。クマを見たのは軽井沢にむかう碓井バイパスと、福島県の博士峠の国道わきの2回だけだ。いずれも交通量の多い舗装路である。アクシデントはこれまで何十年も林道ツーリングをしてきたが、転倒したのが一度だけ(『2007奥飛騨ツーリング2日目クライマックスはラストにまっていた』)。ほかに立ちごけが一回だ(『2018大荒れの栗原川林道ツーリング』)。道なきみちをアタックしているわけではないし、林道でモトクロスまがいのスピードでかっ飛ばしているわけでもない。したがってバイクを崖下に落とすこともなかったし、命にかかわるようなこともおこらなかった。ひとりで解決できないことはなかったのだ。ジャリ道を、ゆっくりと写真をとりながら走っているだけなのである。林道を走ったことのない人は、むずかしくかんがえてしまう傾向があるようだ。林道にひとりで出かけても危険はない。

 

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2024長野トランポ林道ツーリング5

2024年07月10日 18時50分38秒 | 2024長野トランポ林道ツーリング

信濃山林道などとの三叉路にもどってきた。バイクは登山口をむいているが、右の茂来林道をくだる。

ジャリダートを下ってのぼってくだり、2、7キロで舗装路にでた。ここからわずかな距離の舗装林道をゆくのだが、その先にある牧場にいる犬が気がかりだ。

牧場の犬には今年も吠えられてしまった。つないであるので危険はないのだが、4匹もいると迫力があって不安になる。牧場のはずれで舗装がきれるので写真をとるのだが、その間も吠えつづけているから、茂来林道の最大の難関は、この犬たちである。

茂来林道ダートの後半部にはいった。道はずっと上りで、3キロほどはジャリが入れてあり整備されている。

その先は落石があり、わだちもあって荒れてくる。

頂上に近づくと道のわきに草が生い茂るようになった。

牧場から6キロでピークについた。

桐と山ツツジの花がさいている。紫とオレンジだ。

急坂で石がゴロゴロしている路面もあって、そこは慎重に下った。

10キロで舗装路にでた。これで今回の林道走行はおわりだ。エンジンを切るとウグイスの声がきこえる。深山にひとりきりでいることに心細さをおぼえたりもした。

舗装路になってから4キロで県道124号線にでた。

道路わきには地元の方が丹精している花がさかりだった。

道の駅にもどってきた。

セローをハイエースにつみこむ。

道の駅で野菜を買った。

道の駅のレストランで食事をしようかとおもったら、いろいろな種類の弁当を売っている。

食事のとれるフリースペースがあるので、弁当で昼食をとることにした。

レストランのとなりにポットや水の用意されたコーナーがあった。ゴミ箱もある。

ここにはだれもいないてので私の貸し切りだった。

とんかつと銀だら、まぐろの煮つけ弁当である。

それに梅おにぎり。後から男性がひとりだけやってきた。

帰りに群馬県富岡の登利平で鳥めし弁当をかった。

鳥めし弁当は群馬県民のソウルフードとよばれているらしいが、家内が大ファンなのだ。

毎年ゆきたい佐久・川上村の林道ツーリングはおわった。

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2024長野トランポ林道ツーリング4

2024年07月05日 17時33分32秒 | 2024長野トランポ林道ツーリング

6月9日。日曜日。道の駅ヘルシーテラス佐久南の朝。

天候は薄曇り。車内の気温は17℃だ。

朝の5時半から道の駅のなかの水路をさらったり、除草をするのに重機をうごかしている業者がいる。日曜日の朝にどうかしていると思うが、田舎にはいなかの理屈があるのかもしれない。いずれにしてもものすごい音をだしつづけていた。

今日は寒くないように、スリー・シーズンのジャケットに革のグローブをつけて出発した。国道141号線を南下し、国道299号線に左折して十石峠にむかってゆくと、茂来林道(もらいりんどう)の入口についた。茂来山登山道の看板が目印だ。

林道・茂来線の看板もたっている。

入口から山の中にはいってゆくと4、1キロでダートになった。

朝のしずかな林道をゆく。

4キロで林道・鍛冶の入線が分岐していた。茂来林道は3年連続ではしっているが、これまでこの枝林道に気がつかなかった。草むした道だからだろう。

鍛冶の入線の先は深ジャリの路面が多くなり、上ったりくだったりをくりかえしてゆく。

7キロで森をぬけて展望ポイントにでた。畑や民家の先に山々がつらなっている。あの山はなんという名前だろうか。方向は昨日走った日石林道や八ヶ岳林道のある八千穂高原のあたりである。

エンジンを切ると鳥の声がきこえ、足元には野の花がさいていた。

展望ポイントの先には別荘?がたっていて、畑仕事をしている人がいた。

深ジャリにハンドルをとられながら、ゆらゆらとすすんでゆくと、10キロで舗装路にでた。ここで写真をとっているとヤマハ・セロー225とホンダXR250がおいついてきた。彼らは止まらずに会釈をして先にゆく。ここにもロボット警報機が設置されていて、けたたましい警報音がながれていた。

走りだすとセローとXRがとまって地図をみている。たしかにここは枝道がおおくてルートがわかりにくい。農地や伐採地、神社の横の舗装林道をすすみ、信濃山林道との分岐についた。ここは三叉路になっている。バイクの奥が信濃山林道で、バイクの進行方向が茂来山登山口、バイクの手前が茂来林道である。信濃山林道は通行止めがおおいのでゆかない。まず茂来山の登山口にすすむ。

分岐から1、2キロで登山口についた。ゲートがあり徒歩は入れるが、一般車両は通行禁止になっている。

ここに水飲み場があり、毎回湧水をあじわうのをたのしみにしている。一昨年は衝撃をうけるほど鮮烈な味わいで、去年はぬるく、今年はつめたくて新鮮な山水だった。生水は飲むべきではないと言うひとがいる。上流で不衛生なことがあるかもしれないからだと。それを心配する方はそうすればいいだろう。私は山の恵みを受け取りたいとおもって飲んでいる。それで体調がわるくなったことはない。水場のまわりはきれいに草刈りがされていて、地元の方が手入れをしてくれているのがわかった。

セローとXRがやってきた。彼らといれちがいに、手をあげて三叉路にもどっていった。

 

 

 

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