KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

「信濃の国」を歩く【その7】 信越国境

2016-02-27 16:24:27 | 「信濃の国」を歩く

 長野県歌「信濃の国」に歌われている場所を旅してみようと思ったのは、もう4年も前のこと。当初は割りと意識的に立ち寄っていたのですが、ここ3年ばかりはご無沙汰でした。そこで、思い立って新潟県との県境へドライブ。なぜ新潟県なのか・・・。

 ♪ 信濃の国は 十州に 境連なる 国にして ・・・

 長野県民ならおなじみの「信濃の国」の冒頭部分です。信濃の国は十ヶ国と境を接している・・・という意味ですね。武蔵、上野、甲斐、駿河、遠江、三河、美濃、飛騨、越中、そして越後、つまり現在の新潟県です。以前、甲斐の国との境は訪れたことがあるので、この「企画」では2度目の国境探訪となります。もっとも現在では、旧国境を探すのも行くのも大変なので、県境探訪なのですが・・・。

(「信濃の国」を歩く 以前の記事は→こちら

 今日訪れたのは国道18号線の「信越国境」です。長野県と新潟県の県境を自動車で越えようと思えばいろいろなルートがありますが、今日は「海がみたい」という気持ちもあったので、一番手軽なルートを選択しました。いつもなら「同じルートで帰らない」がモットーなのですが、積雪と路面凍結が心配だったので、同じルートを戻ってきました。

 それにしても今年は本当に雪が少ないです。新潟県との境にある信濃町は何度も訪れたことがあるのですが、「信濃町=雪」というイメージが強いところでした。ところが、雪がない・・・。途中、野尻湖までは路面が濡れてさえいない。もちろん「雪国」なので除雪体制はしっかりとしているので、リアルタイムで大雪が降っていなければ国道には雪がないのは当たり前という土地柄なのですが、道端の雪の高さを見ると降雪がいかに少なかったのかが推測できます。

 

【左】朝日を浴びる野尻湖(修正あり)  【右】野尻湖からのぞむ黒姫山(左)と妙高山(右)

 野尻湖で朝食と軽い運動をして、いざ県境へ!! 実は、運転免許を取り立てのころに初の遠出をしたのがこの道。当時は、バイパスが通っていなかったので、初心者にはハラハラ・ドキドキの道中だったのですが、いまは立派なバイパスができているので快適なドライブです。

 学生時代に友人たちと、「道路を見れば県境を越えたかどうかがすぐに分かる」と冗談交じりで話していたことがあるのですが、新潟県に入ると突然、道路がきれいになります。上越ICまで、「高速道路?」と見まがうようなバイパスが通っているのですが、上越に向かえば下るだけ(長野に向かえば上るだけ)で、ほぼ直線の道が続くので、長野と松本を結ぶ長野道よりストレスなく走行できます(長野道は高速道路なんですがね^^;)。

 さらに、「運がよければ、信号にひっかからずに日本海までいける!!」。信濃町-上越間は高速道路を使うのがもったいないくらいです。

 

【左】上越市街地と旧新井市(現妙高市)を結ぶ上新バイパス  【右】県境がある「信越大橋」(後ろは妙高山)

 

信越大橋のほぼ中間にある県境をしめす標識。北向きの「長野県」の標識には残雪が。

 「平成の大合併」で、信濃町のお隣にあった妙高高原町は妙高村とともに新井市に編入され妙高市となりました。それでも「妙高高原」という名前は全国的にも知名度が高いからなのか、地元の住民のみなさんの意向なのかはわかりませんが、かつて「妙高高原町」と記されていたであろう町境を示す標識は「町」の部分を隠したまま残っていました(気がついたら通り過ぎてしまったので写真無しです^^;)

 

■おまけ■

本日の「終点」、直江津港

■おまけ その2■

たまたま信号待ちになったので・・・北陸新幹線の上越妙高駅

にほんブログ村 旅行ブログ ぶらり旅へ
にほんブログ村


国内旅行 ブログランキングへ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿