今日では当たり前のように歩道や駅のホームにに設置されている「点字ブロック」。この点字ブロックを世界で初めて施設したのは日本です。岡山県内の国道250号に設置されたのが「点字ブロック第1号」。設置された日(1967年3月18日)にちなんで、この日が「点字ブロックの日」とされたそうです。
さて、外国人も含め毎年、多くの観光客が訪れる観光地・長野。その玄関口のひとつであるJR長野駅にも、当然のように点字ブロックが施設されています。これは、どこの駅でも目にする光景ですが、長野駅には音声で道案内をしてくれる案内板が設置されています。
観光地の玄関口の駅などでは、行きたい場所のボタンを押すと目的地が点灯するというような案内板がありますが、長野駅に設置されているのは、行きたい場所のボタンを押すと音声で道案内をしてくれるという優れもの。しかも点字ブロックで何個目の交差点を左に曲がる・・・などと、事細かに案内をしてくれます。
ミーハーな私は、まわりに人がいないことをいいことに、ボタンを押しまくってみました。「うーん、これは分かりやすいよね!!」と思ったのもつかの間、この案内板の致命的欠陥を見つけてしまいました。
たとえば案内板の一番左上のボタンを押すと交番までの道順を案内してくれます。「後ろに下がって、最初の交差を右に行って・・・」と音声にしたがって周りをみまわすと、たしかに交番があります。ところが、実際に「交番に行きたい」と思っても、この案内板は使えないのです。なぜなら、案内板に点字がついていないから・・・。
周りの人にボタンを押してもらうシステムなのかなぁとも思いましたが、それならこんな案内板つくる意味もないし・・・。
ちなみに、この写真を撮影したのは今年の1月30日ですが、いまは変わっているのでしょうかね?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます