KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

ぼくの夏休み(最終話)

2012-08-31 22:28:50 | ぼくの夏休み

 昭和19年にタイムスリップした平成の兄妹の成長物語も、いよいよ最終話。ここまで話を広げておいて、どんな終わり方をするのかと思えば、予想通りの展開だとは。もっとも、強引に無難な終わり方に持っていった感は否めませんが・・・。野球にたとえるなら、ずっと変化球でかわしてきて、最後はど真ん中のストレート。

 和也に「新しい生き方をみつけて欲しい」と願い身を引く知佳、火事のなかで、その答えを見つける和也。和也、はる菜、知佳がそれぞれ成長して歩き始めるという展開は、ドロドロ感の強かった「青春編」だけに、少し救われたような気がします。上条旅館の面々(大五郎=升毅、耕作=崎本大海、文子=土谷春陽)もチョイ役で顔をみせていたのは、ご愛嬌でしょうか。

 さて、「ぼく夏」ファンも、糞ドラマだと思った方も、ジャズ・バーの火災のなかで和也とはる菜に語りかけた声は、誰のものだったと思いますか?

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ぼくの夏休み(第44話)

2012-08-30 22:35:00 | ぼくの夏休み

 祐一との間に子どもができたことを喜ぶはる菜ですが、祐一は和也の子どもではないかと疑います。さらに五十嵐医師からはる菜がパンパンだった(実際には1回だけなのだが)ことを知らされた祐一の母親は、はる菜に離縁を迫ります。

 それでも祐一は、はる菜と離婚しようとしません。嫉妬心と独占欲の強い男ですねぇ。この変貌ぶりには驚かされます。

 変貌といえば、優しかった五十嵐医師の変貌ぶりにも驚かされますが・・・。その五十嵐医師は、「戦争で受けた傷を治せば医師としてやり直せる」というはる菜の気持ちを知り、良い人に戻りそうな感じですね。しかし、この急展開にはついていけません。

 さて、はる菜は、和也からもらったお守りを祐一から取り上げようとしたはずみで、ベッドにお腹をぶつけてしまいます。お腹の子どもは流産。祐一にはる菜を任せられないと悟った和也は、はる菜を取り戻しにいきますが、はる菜は祐一のもとに戻ってしまいます。人がよいにもほどがあります。

 まだひと波乱もふた波乱もありそうな展開ですが、残るは最終回のみ。なんか消化不良で終わりそうな感じが否めません。

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ぼくの夏休み(第43話)

2012-08-29 20:38:40 | ぼくの夏休み

 栄次郎と知佳の子どもは男の子でしたね。「えいた」だから「栄太」かな。和也と知佳が幸せな生活を送る一方で、はる菜は必ずしも幸せとはいえません。病院の下働きをさせられているのに加え、一年たっても跡継ぎを生むことが出来ない。姑からは嫌味を言われる毎日です。

 そんなとき和也がコンサートを開くことになりました。知佳からコンサートに来て欲しいと頼まれたはる菜はジャズバーへでかけます。和也がピアノを弾く姿をみたはる菜は、その場に崩れ落ちます。それを見た知佳は、はる菜が妊娠したとさとります。

 知佳から「赤ちゃんができたんじゃない」といわれたはる菜は喜びの絶頂。ところが夫の祐一は、その子どもが和也の子どもではないかと疑います。最低ですね。と、いうか衝撃的な予告編もありますし、残り2回でこんな展開にして、どうやって収拾するつもりなのでしょうか・・・。

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ぼくの夏休み(第42話)

2012-08-28 20:20:43 | ぼくの夏休み

 輸血が必要な栄次郎に「俺の血を使ってください」という和也。和也の血液型はO型。「はる菜、お前もそうだよな」という和也にはる菜は答えません。和也は「栄次郎もたしかO型のはず」と言いますが、栄次郎の血液型はB型です(第1部で栄次郎の着ていた洋服についていた名札にはB型と記されています。ちなみに佐代はA型)。

 ここ数回、「血が繋がった兄妹。絶対に結ばれない」という台詞が多いのですが、ここまできて和也とはる菜の血が繋がっていないという展開は・・・ないでしょうねぇ。今振り返ると第1話の和也の母親(高岡早紀)に対する態度が少しよそよそしい感じもします(今の子って、あんな感じなのでしょうか)。

 さて、栄次郎を励ます和也ですが、栄次郎は息を引き取ります。和也に「知佳と子どもを頼む」と言い残して・・・。知佳も不幸な女性ですね。そんな知佳に和也は栄次郎の遺影の前で「俺と結婚しないか・・・」とつぶやきます。和也の言葉を聞いたはる菜は、その場から逃げるように走り去ります。その姿をみたはる菜の夫・祐一(天野浩成)は、はる菜の心の中に、兄としての和也だけでなくひとりの男性としての和也がいる・・・という疑念を振り払うことができません。もうドロドロの展開。第1部の爽やかさはどこへ行ってしまったのでしょう・・・。

 男と女の関係から兄妹の関係にもどるために結婚を決意したはる菜。はる菜の結婚式の夜、和也がはる菜を抱きしめ「はる菜、さよなら」というシーンがありましたが、和也はおの瞬間にケジメをつけたのだと思いますが、はる菜にはまだ心が残ってしまっているようです。

 そんなはる菜も和也に言います。「あたしお兄ちゃんに生まれてきてくれてありがと。さよなら」。はる菜もようやくケジメをつけたのでしょうか・・・。残すところ、あと3回、どういう展開になるのでしょうか。

 さて、昨日の日記で栄次郎の娘が、和也とはる菜の祖母ではないかという予想を書きましたが、公式HPによると栄次郎の子どもは息子のようですね。見事にはずれてしまいました。

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ぼくの夏休み(第41話)

2012-08-27 20:34:31 | ぼくの夏休み

 はる菜と佐々倉医師(天野浩成)が結婚しました。これまで、良い役柄だった佐々倉医師。今日は嫉妬心爆発。やはり昼ドラの展開ですね。嫁姑関係もよくなさそうですし・・・。もっとも、あと4回ですから、佐々倉家のことはこれ以上、描かれないでしょう。

 一方、栄次郎と結婚した知佳の間には、赤ちゃんが・・・。新しい生命の誕生を喜ぶ仲間たちですが、そこに栄次郎が事故で病院に運び込まれたという連絡が入ります。

 「青春編」になってから、ひとつひとつの挿話が中途半端で終わっていた「ぼくの夏休み」ですが、あと4回でこの展開とは・・・。ほとんどの場合、奇数回の最後で意味深な余韻を残し、偶数回で問題解決、というパターンなので、おそらく明日の放送で栄次郎は亡くなるのでしょう(予告編もそんな感じですし)。

 さて、栄次郎と知佳が授かった赤ちゃん。名前は「ふみこ」になるのでは?と予想しています。実は、和也とはる菜の母・詩緒里と、上条旅館の若女将で栄次郎の母親・佐代が一人二役(高岡早紀)だということが、ずっと引っかかっていたのです。少女時代のはる菜が母親の面影を重ねる演出のためだけではないだろうと。

 佐代と和也・はる菜は血が繋がっていると思ってみてきたのですが、佐代の娘「未来」は、空襲で亡くなったとされています。

 これまでは、あの空襲の日、耕作と栄次郎が佐代を病院に運ぶとき、佐代は未来をちえ子に託したと考えていました。ちえ子は「空襲があったら椎名一郎君のところへ。あそこは大丈夫です」という和也の言葉を思い出し、椎名家に未来を預ける。未来という名を知らない椎名家は「ふみこ」と名づけて育て、一郎とふみこが結婚して詩緒里が生まれる・・・という展開です。

 ところが、もう一人、佐代の血を引く人物がいたのですね。栄次郎です。栄次郎の娘なら、その娘の娘(詩緒里)が佐代と瓜二つでも説明がつきます。しかも未来が生きていたというよりも自然な流れだし、物語的にも面白いかも。

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ぼくの夏休み(第40話)

2012-08-24 18:42:41 | ぼくの夏休み

 はる菜が妹であることを割り切れない和也は、はる菜に男と女として生きて行こうと迫りますが、心の整理をつけ始めていたはる菜は、和也の思いに応えるべきなのか葛藤します。そんな2人の前に現われたのが医師の佐々倉。はる菜に「結婚しよう」と突然のプロポーズ。

 佐々倉ははる菜と結婚する権利がある。しかし実の兄の自分にはその資格すらない・・・「はる菜」を名乗っていた知佳の苦しみを、こんどはもっと切実な形で和也が背負うことになります。「何のために生きてきたんだろう」と自嘲する和也。栄次郎は、そんな和也の姿を見ていられません。少年時代、和也を見下していた栄次郎。その栄次郎が、毎日を真剣に生きている和也が、どうしてあんな思いをしなければいけないのかと、知佳の前で涙をみせます。

 そして和也は、はる菜との思い出の「イチゴのポシェット」を燃やそうとします。「妹なんか探さなければよかった」という和也は、知佳にも「ずっと妹のふりをしていればよかったんだ」と八つ当たりします。そんな和也を諭す栄次郎ですが、和也は聞き入れません。

 殴り合いをする2人の前に現われたはる菜は、佐々倉医師と結婚すると和也に伝えます。はる菜にとって精一杯のケジメのつけ方だったのでしょう。そして和也も、親しい仲間を前に、はる菜が7年間探してきた妹だったこと、そして、はる菜が結婚することを告げます。はる菜の結婚を祝って「ひとつだけの花」を弾く和也。和也もケジメをつけなければならない時がきたことを知ったのでしょう。

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ぼくの夏休み(第39話)

2012-08-23 21:30:02 | ぼくの夏休み

 兄と妹として再会した和也とはる菜。しかし、兄妹の再会は、必ずしも幸せな再会ではありませんでした。

 はる菜は和也が必死で探しているのに本当のことを言えなかったことを謝ります。そして和也も、「お前が気づいていなければ、黙っていたかもしれない」と。2人は、お互いに兄妹としてではなく男と女として惹かれあっていることを確認することになってしまいます。

 「生まれて初めて好きになった人」が実の兄と知り、その運命を必死で受け入れようとするはる菜。一方の和也は、その運命を受け入れることができません。2人のことを誰も知らない世界にいけば、男と女として一緒になれる。妹思いの和也が、自分勝手なただの男になってしまいました。予想はしていましたが、ちょっと残念な展開です。

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ぼくの夏休み(第38話)

2012-08-22 19:54:43 | ぼくの夏休み

 和也を振りほどいて店を出て行くはる菜。とうとう妹だと言うことができませんでした。そして和也は、ちえ子の病室で、はる菜と医師の話を盗み聞きしてしまいます。

  「恋人じゃないけど、あたしの好きだった人です」
  「好きになっちゃいけない人だから」
  「何があっても絶対結ばれることなんてないんだから」

 はる菜の言葉を聞いた和也も、「リサ」に何か秘密があると感じはじめます。

 そんなとき和也は「あの子はだめ。好きになっちゃだめ」という知佳の言葉を思い出します。知佳を質す和也・・・。しかし和也を傷つけたくないと思う知佳は、本当のことを語りません。

 しかし和也は、「リサ」の姉のちえ子が、幼いときに仲が良かった五十嵐ちえ子だということ、むつみが「リサ」をどうして「はる姉」と呼ぶのかを知ってしまいます。

 そして、和也とはる菜は、それぞれ気持ちにけじめをつけ始めます。和也は「ひとつだけの花」を弾きながら、はる菜は線香花火をしながら・・・。

 和也の回想は、「リサ」との思い出から、少年時代の思い出にと変わっていきます。一方、はる菜の回想は、少女時代の思い出から和也と再会してからの思い出に変わっていきます。兄妹の再会のもつ意味が、和也とはる菜それぞれにとって異なる意味をもつことを示唆するような演出・・・と思うのは考えすぎ?

 予告編では、明日には兄妹の感動の再会が描かれるようです。それにしても、あと7回、どんな展開が待ち受けているのでしょうか。

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ぼくの夏休み(第37話)

2012-08-21 21:06:18 | ぼくの夏休み

 「俺とはる菜しか知らない曲のコンサートを開く」という和也に、恋人の京子(仲間リサ)は裏社会を牛耳る父親を説得するために、和也に結婚を迫ります。これまで嫉妬を表に出そうとしなかった京子が、今週はずいぶんと積極的です。そして京子の父・宗一郎(須永慶)にも、「娘を利用していないというんだったら娘と結婚しろ」と迫られる和也。しかし和也は京子との結婚に踏み切れません。和也の心の中でも、はる菜がだんだんと大きくなっているようです。

 さて、京子との結婚に悩む和也のもとに、「はる菜」を名乗っていた知佳があらわれます。妹でないことを告白してからも、和也や栄次郎の面倒を見ているようです。健気ですねぇ。栄次郎から和也が結婚のことで悩んでいると聞いた知佳は、はる菜との結婚で悩んでいると思い、「あの子(はる菜)は絶対にだめ」と。はる菜が和也の実の妹だと知っている知佳は、そう言うしかありません。女としての嫉妬ではなく、2人を気遣うことから出た言葉ですが、和也には伝わりません。しかし、そんなことを知らない和也は、知佳に辛くあたります。そのやりとりを見ていた栄次郎は何かに気づいた様子です。

 一方、ちえ子を頼って東京にきた五十嵐(山崎銀之丞)も、和也をみてはる菜の兄の和也だと気づきます。

 そんなとき、ちえ子が入水自殺をはかります。病院に運び込まれたちえ子が握り締めていたのは、特攻隊員として戦死した省吾( 北条隆博)の写真でした。省吾の墓の前で、愛する人を守るために戦死した省吾の気持ちを大切にしよう。どんなことがあっても生きて抜いていこうと、ちえ子を諭すはる菜。そんなはる菜に、ちえ子は心を開き、和也とのことを謝罪します。そして、はる菜は、ちえ子に言います。一生懸命自分を探している和也を見ていると辛い、妹だと知らずに優しい笑顔を向けられるのも辛い・・・。「なんでお兄ちゃんのことなんか好きになっちゃったんだろう。神様は何考えてるんだろうね」。はる菜は、和也に妹であること告白する決心をしたのでした。

 そして「妹だ」と告白するためにジャズ・バーに足を運んだはる菜は・・・。そこで、はる菜は和也に告白されます。妹を探すために京子との結婚を迫られていること、妹を探す大チャンスなのに結婚する気になれないこと、そして・・・はる菜のことが好きだと。「お前をとって妹を捨てたら、はる菜は怒るかな」・・・。和也の胸に抱かれ、はる菜は何も言えませんでした。

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ぼくの夏休み(第36話)

2012-08-20 20:07:44 | ぼくの夏休み

 昭和19年にタイムスリップした平成の兄妹の成長物語も第8週。8月6日に始まった第2部は、予想を超えたドロドロの展開になってきました。

 先週の放送の最後で、はる菜は和也が実の兄だと確信しました。はる菜と一緒に女郎部屋から逃げ出した菊江も、和也がはる菜の兄だと知ります。ちえ子の謀略に「実の兄妹をくっつけようなんて、あんまりだ」と怒る菊江。「青春編」のちえ子さん、目の演技だけでも怖さ爆発ですね。

 さて、これまで「はる菜」だと和也を騙してきた知佳も、2人が兄妹かもしれないということを和也とはる菜に言うことができません。惹かれあっている2人に兄妹だと告げることが、いまの2人にとって正しい選択なのか迷っているようです。 

 「本当の兄以上に大切な人だったのに、その大切な人を傷つけてしまった」と後悔する知佳。惹かれあっている2人に兄妹であることを告げることで、再び和也を傷つけるのではないか。妹であるがゆえに、それより先に進めない苦しみを知っているのは、ほかならぬ知佳本人です。2人に本当のことを言うことで、はる菜も傷つけてしまうのではないか・・・。そんな葛藤があるのではないでしょうか。これまでは、ちょっと嫌な役回りだった彼女ですが、今週からは良い役回りになっていきそうです。

 そして、はる菜も、和也に妹だと告白することができずにいます。あれだけ会いたいと思っていたのに・・・。そんなはる菜の前に、子どものころの2人を知るもう一人の人物が現れます。五十嵐病院の院長です。「五十嵐先生・・・」、思わず名を呼ぶはる菜・・・。娘・ちえ子の消息を探してあらわれたのだと思いますが・・・。今後のキーマンになるのか?。

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